定番中の定番「モロゾフのカスタードプリン」
まずは定番中の定番。
神戸っ子(「こうべっこ」ではなく「こべっこ」と呼びます)ならみんな大好き「モロゾフのカスタードプリン」。デパートや大きなスーパーなどでお馴染みの「モロゾフ」は、なんと今年創立90周年! おめでとうございます。
卵の力だけで固めたというカスタードプリンは弾力を保ちながらも、口に入れると、とろ~りと溶けていくバランスが絶品。じっくり蒸し焼きにすることで絶妙なやわらかさを生み出しているのだそう。
こだわりのガラス容器
モロゾフのプリンといえば、ガラス容器。1973年にガラス製に変更したそうですが、それから40年近くが経つ現在に至るまで、改良を重ね進化し続けています。2012年には軽量化に成功したとのこと。神戸の家庭にはたいていこのガラス容器があるといっても過言ではありません(笑)。
ガラス容器は花瓶としてもグー!
そんなこだわりが詰まったガラスの容器はちょっとした花瓶代わりにもなりますよ。
テーブルに置いても邪魔にならない大きさなので、オススメです!
お手軽消臭剤にも!
ちなみにわが家では余った保冷剤を入れて消臭ボトルとしても活用しています。
今回はガラス容器の底を青ペンで塗り、さらにビー玉をプラスして夏仕様にしてみました。
小さなお子様やペットがいるご家庭は誤飲誤食を防ぐため、手が届かないところに置いておくほうがベターです。
THE大人のおやつ「ポーム・ダムール」
神戸といえば、チョコレートもしかり。
なんでもバレンタインにチョコレートを贈るという習慣は神戸発祥なのだとか。80年以上前にモロゾフがハート型の容器に入ったチョコレートなどをカタログに掲載し、2月14日にプレゼントする欧米の習慣を伝えたそうです。
「モンノロワール」や「ラヴニュー」といった神戸に数あるチョコレートの名店の中でも、オススメは「神戸一番館」の「ポーム・ダムール」。1971年創業の老舗の人気商品です。
煮込んだリンゴをチョコレートでコーティングした「ポーム・ダムール」は“THE大人のおやつ”。リンゴの甘さとチョコのほろ苦さがピッタリマッチしてるんですよね。
コーヒーはもちろん、濃い目の赤ワインやウイスキーにも合います。神戸に住んでいた頃、両親が「ポーム・ダムール」をツマミに晩酌していました。
オンラインショップのほか、都内では高島屋玉川店や伊勢丹新宿店などで販売しています。
重さもおいしさも横綱級「トミーズのあん食」
神戸はパンも有名です。総務省の家計調査(2人世帯以上)によると神戸市のパンの支出額は、2018~2020年の平均で年間3万8435円と全国トップ。神戸っ子はパンが大好き。それにしたって、よう食うとうなあ。
こちらはパンはパンでも「あん食」。同市内で4店舗展開する「トミーズ」の看板商品です。私も帰省のたびに買って帰るほどのお気に入り。オンラインショップにてお取り寄せ可能、さっそく注文してみました!
粒あんがこれでもかというほどたっぷり入っています。測ってみると931グラム。パンにあるまじき重さです。
自宅用に加えて、在京の神戸っ子に頼まれた分を買って帰ったことがあるのですが、まあ重たかったこと重たかったこと。肩ちぎるかと思ったわ。
カロリーは気にしない!あん食パンのおいしいいただき方
まずは、関西風に分厚くカット。なぜか関西って食パンが分厚いんですよね。不思議。
こんがり焼いたら、バターをON。マーガリンではなくバターをお使いくださいませ。コクが全然違います。
粒あんの甘さにバターの塩気、食パンのサクサク感があいまって、おいしさが大渋滞。カロリー度外視の幸福感に脳がとろけます。ダイエット? かめへんかめへん。今が幸せやったらそれでええねん。
おわりに
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