「おしゃれすぎるフードコート」居心地は?2021.6.18(金)

コクハク編集部
更新日:2021-06-18 13:20
投稿日:2021-06-18 06:00
 日本橋界隈での打ち合わせで「COMMISSARY(カミサリー)」(東京・中央区)に行ってまいりました。

噂のカミサリーは目指して訪れる場所にある

 2020年9月にオープンして以降、おしゃれすぎるフードコートとしてメディアやSNSなどで紹介されることが多いこちら。ただ若干ヘンピなところにあるんですよね。

 最寄りのJR新日本橋駅や東京メトロ小伝馬町駅からは徒歩5分ちょっとの立地とはいえ、いわゆる日本橋の中心部にある高島屋や三越、コレド群からは離れたエリア。わざわざ目指して訪れるお店ですが、平日午後でなかなかの賑わいです。

エモいの宝庫!居心地もバツグン!

 10代20代の女の子たちがあちこちでエモい(もしや死語?)写真や動画を撮っておりました。打ち合わせが終わり、ひとりぼっちのアラフォー。PCと睨めっこするその姿は浮いてしまうのではないか……と一瞬ビビッてみたものの、杞憂に終わりました(苦笑)。

 確かにお客さんの大半は若い女性ですが、見渡せば、ショーパン姿のロマンスグレーな男性(おそらく近所在住)が新聞を広げていたり、オフィスワーカーの男性がiPadの画面を“指ワイパー”していたり。老若男女問わず、思い思いに過ごしている様子……はい、居心地Goodです。

 そんな居心地の良さを生み出す大きな要因は“非日常な空間”にあるかと。大きな窓を設えた路面店で席間隔も比較的ゆったりと取られています。

 インテリアのコンセプトは米ブルックリンの工場。英語で書かれた看板が店ごとに掲げられ、カフェ、ベーカリー、ピザ、タコス、クラフトビールといった5つの異なる飲食店がずら~り。そこかしこにあるおなじみのチェーンとは一線を画す、オンリーワンな場所です。

 特に「チガヤ」(神奈川・辻堂に本店を構える人気のパン屋さん)のコーナーはおいしそうなドーナツやパンが並んでおり、撮影せずにはいられない!(笑)

気になるお味は?

 カフェとして利用したこの日は、チガヤのプレーンドーナツ(270円・税込み=以下同)と、「マインドスパ」の淹れ立てアメリカーナ(486円)をチョイス。ドーナツはチガヤの看板商品のひとつというだけあって、期待は高まります。

 まーるい穴の空いたスタンダードタイプ。砂糖をたっぷりとまとい、ぷっくりとした見た目からして「おいしいやつでしょ? ええ、間違いなくおいしいやつですよ」といった雰囲気を醸し出しています。

 パクッ。決して甘すぎず、くどくもなく、それでいてボリュームはたっぷり。生地のおいしさが際立ち、多くのドーナツラバーを虜にするのがよくわかります。

レモンドーナツも♡

 実は迷いに迷って、レモンドーナツ(313円)をテークアウトしました。キュートな店員さんから、レンジで20秒ほど温め直して食べるとよりおいしいですよとのアドバイスを受け、チンして食べたのですが、これがまた絶妙。小さなダイス状にカットされたドライレモンが生地の中に練り込まれていて、食感も風味付けとしても心地いいアクセントになっていました。

「使える場所」としてぜひブックマークを!

 COMMISSARYは午前中から夜まで通し営業(詳細は各店舗のSNS等で確認ください)。ランチ、オヤツ、ノマド、夕方飲み、夜飲み、デート、友だちとワイワイ……日本橋界隈で知っているといろいろなシーンで味方になってくれそう。ブックマークをオススメします!

 でもって、筆者は早くも「アワー クラフト」のビールで喉を潤しつつ、「北出タコス」と「ピザスライス カミサリー」の“オトナのハシゴ使い”を妄想しております。

adress:東京都中央区日本橋本町3-11-5 マルサンビル1F

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

フード 新着一覧


材料は2つだけ!「セロリゆかり漬け」セロリ漬けの新定番に
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・門前仲町の居酒屋「酒亭 二ぶん半」の武井...
手軽で簡単! お味噌汁のついでに作れる「アサリ醤油漬け」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・門前仲町の居酒屋「酒亭 二ぶん半」の武井...
「〆サバ天婦羅 甘酢あんかけ」つゆも塩も不要でおいしい!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・門前仲町の居酒屋「酒亭 二ぶん半」の武井...
甘いおつまみ「紹興酒漬けレーズンとバニラアイス山椒かけ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、神奈川・鎌倉の創作中華料理店「かかん」の小出幸...
「茹で鳥のネギソース」ゴマ油が香る“万能ダレ”で夏バテ予防
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、神奈川・鎌倉の創作中華料理店「かかん」の小出幸...
梅シロップでスペシャルドリンクを作ってみた 2021.7.2(金)
 地元の食材シリーズ第4弾は「青梅」。「梅仕事」に憧れつつも、毎年スルーしてしまっていたけれど、今年は一念発起! 梅シロ...
「よだれナス」ナスを蒸すことで食感と風味が格段にアップ!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、神奈川・鎌倉の創作中華料理店「かかん」の小出幸...
「ピータンウニ豆腐」2ステップで定番メニューが豪華に変身
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、神奈川・鎌倉の創作中華料理店「かかん」の小出幸...
「白酒のウオッシュチーズ」白酒をはけで塗って3週間熟成!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、神奈川・鎌倉の創作中華料理店「かかん」の小出幸...
「そうめんの熱々サラダ油かけ」ニンニクの香りが引き立つ
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・池袋の中国西北家庭料理店「沙漠之月」の英...
「豚肉とキャベツ、春雨炒め」モチモチ食感の春雨が主役!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・池袋の中国西北家庭料理店「沙漠之月」の英...
「ナス、トマト、ピーマンの黒酢炒め」底のスープも有効活用
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・池袋の中国西北家庭料理店「沙漠之月」の英...
今年の枝豆は“昆布塩水漬け”も仲間入り♡ 2021.6.23(水)
 わーい、わーい。夏のおつまみに欠かせないやつ、今年も枝豆の季節がやってまいりました! 昨夏は取材先のjiubar(東京...
新たな無限おつまみ「エノキと千切りキュウリのラー油あえ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・池袋の中国西北家庭料理店「沙漠之月」の英...
「小ネギと豆腐のゴマ塩あえ」切った材料をあえるだけで完成
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・池袋の中国西北家庭料理店「沙漠之月」の英...
「アーリオ・ラー油・ペペロンチーノ」自家製ラー油に挑戦!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・銀座の居酒屋「炭火屋るぷりん」の海老沢淳...