ほっぺた落ちる「鶏そぼろ」で温玉うどん♡ 2021.10.6(水)

コクハク編集部
更新日:2021-10-06 06:00
投稿日:2021-10-06 06:00

ほっぺたが落ちるって?

 デジタル大辞泉によると、

【ほっぺたが落ちる】たいへんおいしいことを表す言葉。ほおが落ちる。

 そうなんです。決して大袈裟ではなく、先日、たいへんおいしい鶏そぼろの作り方を教わりました。ダンツマ (男子が喜ぶおつまみレシピ)でご紹介した「鶏そぼろ豆腐」の豆腐の上に乗っけた“それ”です。

 予約の取れない人気店「鳥田中」さんで教えていただいた一品。以下、簡単に鶏そぼろの材料&作り方をおさらいしてみます。

《材料》

・鶏ひき肉 200グラム
・鰹だし(顆粒だしで代用可) 100㏄
・チキンスープ(顆粒だしで代用可) 100㏄
・濃い口醤油 25㏄
・日本酒 25㏄
・上白糖 15グラム
・ショウガ(みじん切り) 15グラム
・ショウガの皮(よく洗う)

《作り方》

(1)鶏そぼろを作る。鍋にショウガの皮以外の材料を入れる。点火する前に菜箸4本を使ってかき混ぜ、鶏ひき肉を完全にほぐす。ショウガの皮を入れ、弱~中火で加熱する
(2)アクを取りながら、時折かき混ぜ、煮汁を詰め、火を止める
(3)鍋のまま冷まし、粗熱が取れたら容器に移して冷蔵庫で保存する

ワンランク上の仕上がりになるコツは2つ

 9月中旬の取材以降、すでに5回は作っていますでしょうか(笑)。鶏ひき肉以外は、おうちに常備してある調味料などで作れるお手軽さ(濃い口醤油は取材後にスーパーに寄り、買い足しました)。

 おいしく作るコツは2つ。

・菜箸4本(←目からウロコだったプロのテク!)を使って完全にほぐす
・丁寧にアク取りをする

 新橋にあった「京味」という比類なき日本料理店で研鑽を積んだ店主に教わったレシピですが、本当に簡単に作ることができます。ショウガの風味がしっかりときいていて、“ジンジャーマニア”の方には特におすすめ! ちなみに、加えたショウガの皮は取り除く必要はなく、そのまま食べられます。鶏のエキスを纏ってそれはもう美味♡

食べ方、アレンジ方法は無限!

 冷蔵保存できる鶏そぼろがあると日々の食事に幅が広がり、とても豊かになるんです。なかでもお気に入りは、温玉うどんのトッピング。ショウガのきいた甘辛い味付けと卵黄が“合体”したら……あとはもうご想像にお任せいたします。

 ちなみにこの日のうどんは、三野製麺所の讃岐うどんです。その昔、うーんと昔に、女性誌のグルメ記事を担当した際、筆者自身が直接お話しを伺ったわけではないのですが、同企画内である識者の方がオススメされていた商品です。太麺だと茹で時間25分(!)を要するのですが、コシと味わいは別格で時折、購入しております。

 ほっぺたが落ちる「鶏そぼろ」は、炊き立てのご飯や食パンの上にトッピングしても。ぜひ一度、作ってみてください。でもって、お好みの方法で召し上がってください。

 ザ・食欲の秋!

(編集O)

・三野製麺所のHPはこちら。通販でも購入可能です。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

フード 新着一覧


「糸ウリと焼きナスのひたし」2種類のダシで生まれる味わい
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は新潟・新発田の寿司の名店「登喜和鮨」の中小林宏輔...
「じゃがいものガレット」ビストロの定番をおうちで作る
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・六本木の「オステリア ナカムラ」の中村直行...
ホクホクをほおばる「アボカドのタネに見立てたコロッケ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・外苑前のイタリアン「La coccola」...
2020-11-24 06:00 フード
「アンコウの酒盗干し」天日で半日干せば極上おつまみ完成!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座の老舗和食店「はち巻岡田」の岡田幸造さ...
真っ白な「ポテトサラダ」じゃがいも=こってりの概念を覆す
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は北海道・札幌の和食店「酒と肴 類」の菊岡正輝さん...
おうちで簡単に作れる!かぼちゃとベーコンの絶品キッシュ
 急に冷え込む日が続くようになって、一気に季節が冬に移り変わろうとしていますね。冬は、クリスマスやお正月などイベントごと...
ぐっち夫婦 2020-12-21 01:21 フード
「南蛮エビなめろう」これぞ酒泥棒!目が覚めるコクとうま味
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は新潟・新発田の寿司の名店「登喜和鮨」の中小林宏輔...
削ってレンチン!赤ワインには「パリパリ・パルミジャーノ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・六本木の「オステリア ナカムラ」の中村直行...
「葉蒜豆鼓炒海瓜子(葉ニンニクとアサリの豆鼓炒め)」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・千歳烏山の台湾料理店「天天厨房」の謝天傑さ...
万能ソースが活躍「マッシュルームとフォアグラのリゾット」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は大阪・北新地のフレンチ「カラーズ」の加藤吾郎さん...
「ムール貝とカブのワイン蒸し」塩辛と生米で2度おいしい!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座のフレンチ「銀座エスコフィエ」の東正俊...
裏技テクでじっくり2時間 磯の風味を凝縮した「蒸しアワビ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は新潟・新発田の寿司の名店「登喜和鮨」の中小林宏輔...
「ブロッコリーのアーリオ・オーリオ」は冷めてもおいしい
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・六本木の「オステリア ナカムラ」の中村直行...
イタリアンな「魚介のサラダ」時短&失敗ナシなのに主役級!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・外苑前のイタリアン「La coccola」...
「ニンジンのサラダ クミン風味」カレー風味の“なます”です
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・押上のスパイス料理専門店「スパイス・カフェ...
和食の基本と潔さ 手間をかけただけおいしくなる「煮ガキ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は新潟・新発田の寿司の名店「登喜和鮨」の中小林宏輔...