大きすぎた火遊びの代償…夫に離婚を決断させた1枚のはがき

山崎世美子 男女問題研究家
更新日:2021-10-30 06:00
投稿日:2021-10-30 06:00

思わぬところで身バレする

 マッチングアプリで相手を探して、性欲を発散していた主婦A子さん。2年半ほど遊んでしばらく家庭に専念しようとしていた矢先に、夫が硬い表情で帰宅しました。

 子供たちも寝静まったある夜の出来事です。ダイニングテーブルに一枚のはがきを置き「これ、お前に来てた」とポツリと言いました。

 見ると、そのはがきにはA子さんの全裸の写真がプリントされていました。

 あて名は苗字のみ。郵便局の消印はなく、直接ご主人さんの工務店のポストに投函されたのです。「それ、お前だろ」と冷たく言い放った夫は冷静に話し出しました。

日常会話から個人情報が読み取れる

 言い逃れができない浮気の証拠——。身体を震わせ下を向いていたA子さんに、旦那さんが冷たく言い放ちました。

「俺はお前に対して怒る気もないし、愛情もない。だから離婚しようと思うけど、子供がまだ小さいから家政婦としてならいてもいい。でも子供たちが高校を卒業すれば家から出て行ってほしい。そのかわり、自分の化粧品や服や美容室などのお金は一切出さない。住む・適度に食う。それのみなら許可する。俺には必要意外話しかけるな」

 普段より遅かった夫の帰宅は、この裏切りのはがきを見て長らく考えたからでしょう。その場から夫がいなくなると、床に座り込み号泣したA子さん。脳裏に特定の遊び相手だった男の顔が浮かびました。

 A子さんは彼に苗字のみ教えていましたが、コトが終わった後に無言なわけもなく、ぽつぽつとした会話の中で駅前で工務店を営んでいる話をしたのを思い出しました。

 旦那さんの会社名は苗字が社名になっており、路面にある会社の看板には◯◯工務店と大きく書いているのでした。

リベンジポルノは犯罪です

 今回はポストに全裸の写真を投函されたケースですが、プライベートな性的画像を無断でネット上に公開するのは犯罪です。2014年には「私事性的画像記録の提供等による被害の防止に関する法律」、いわゆる“リベンジポルノ法”が施行されています。被害にあわれた方は必ず警察に相談してくださいね!

 それより何より、スマホには写真や動画を気軽に撮影できる機能がついています。その時は仲良しでも先々どうなるかわかりません。くれぐれも自分のそんな写真を撮らせない・撮られないことも大切です。

山崎世美子
記事一覧
男女問題研究家
「平成の駆け込み寺」として、人間関係、男と女をテーマとし、さまざまな悩みを抱える相談者に的確なアドバイスを送り、心のケア・親身なカウンセリングで一躍人気者となる。TV、ラジオ、雑誌、さらに講演会などからも依頼が多数。いま最も注目されている専門家である。YouTube「せみこの恋愛大学」毎週水曜配信中。
公式HPブログInstagramTikTok

関連キーワード

ラブ 新着一覧


いいと思っていたのにガッカリ 好きな人に急に冷める瞬間5選
「彼のガッカリする一面を見てしまい、その後フェードアウトしてしまった」  男女問わず、ふとしたことをきっかけに好きな人...
七海 2020-01-04 06:00 ラブ
寂しいデートの別れ際どうしてる?絆を深めるバイバイの方法
 楽しいデートであればあるほど、寂しくなるのが別れ際。でも、このデートの別れ際は男性に感謝や好きな気持ちを伝える大切な時...
孔井嘉乃 2020-01-03 06:00 ラブ
妻はウンザリ!夫の“サイレントにトゲトゲしい”モラ発言3選
 世の中には、褒めているように聞こえて、実は相手を辛らつに批判している会話も存在します。そんな暴言を妻に吐く夫は、ジワジ...
並木まき 2020-01-02 06:00 ラブ
情で彼氏と別れられない 後悔を防ぐ3つのこと&綺麗な別れ方
 長年同じ恋人や夫と過ごしていると、「とっくに潮時だけど、この人がいない生活を想像できない」「人としては嫌いではないから...
孔井嘉乃 2020-01-02 22:47 ラブ
女性は追う恋より追われる恋が幸せ?追われる恋のデメリット
 巷で囁かれる恋愛論では、「女性は追う恋より追われる恋の方が幸せになれる」というのが鉄則です。でも、これって本当でしょう...
リタ・トーコ 2020-01-01 06:06 ラブ
彼氏の「パパ適正」をチェック! 旦那選びに役立つ豆知識5つ
 付き合っているときは何も不満のない完璧な彼だったとしても、結婚して子どもが生まれると次第に「あれれ、こんなはずじゃなか...
田中絵音 2019-12-31 06:00 ラブ
女好きなだけじゃない…浮気男にありがちな“困った悪癖”3選
 彼女や妻がいながら、別の女性を口説く浮気性な男には、女好きであると同時に、困ったクセがある場合も少なくありません。魑魅...
並木まき 2019-12-31 06:00 ラブ
俺がルールだ!ドン引きしたモラハラ夫の狂気言動ワースト3
 こんにちは、モラハラ夫と10年間の交際期間に加え、約10年間もの地獄の結婚生活してしまった犬田です。前回は結婚してしま...
犬田さちこ 2019-12-30 06:34 ラブ
ワンナイトラブで男を見る目を磨ける? 意外な5つのメリット
 一晩の恋とも呼ばれる「ワンナイトラブ」。人によっては、「そんな不誠実な恋愛は絶対に嫌!」と思われるかもしれませんが、実...
東城ゆず 2019-12-30 06:00 ラブ
目を背けて結婚…20年間で悟ったモラハラ夫の前兆と地獄実例
 モラハラ夫と約10年間、付き合っていた期間も含めると約20年間も過ごしてしまった経験アリ、犬田さちこと申します。 ...
犬田さちこ 2019-12-30 07:08 ラブ
自ら鬼嫁を生み出している…“鬼嫁メーカー”な夫の性格3選
「ウチの嫁、鬼なんです!」と語る男性たちの中には、気づかないうちに鬼嫁メーカーになっていそうなタイプも散見されます。魑魅...
並木まき 2019-12-29 06:00 ラブ
ダメを近づけているのは自分? 男をダメにする女性の3タイプ
 好きな男性のタイプは「頼りになる男性」とか「仕事ができる男性」と挙げるのにも関わらず、気がつけばいつも彼氏がダメ男……...
東城ゆず 2019-12-28 06:00 ラブ
クリスマスや誕生日の前後…記念日の浮気をチェックする方法
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。皆さん、クリスマスは楽しめましたでしょうか。恋人たちにとってのビッグイベント...
山崎世美子 2019-12-28 06:00 ラブ
正当化にもほどがある…鬼嫁たちが夫に放つ“驚愕の持論”3選
 夫婦関係は、持ちつ持たれつ。……であるはずが、相手が鬼嫁となると、そうはいかない現実も散見されます。魑魅魍魎(ちみもう...
並木まき 2019-12-27 06:00 ラブ
バツイチの出会いはどこに? 本当にあった3つのエピソード
「バツイチ」という言葉もすっかり市民権を得たようで、今では「バツイチです!」と言っても偏見にあうことが滅多になくなりまし...
東城ゆず 2019-12-27 06:00 ラブ
どうして? DVも性犯罪も…女性の「加害者」が増えている
 DVというと多くの人が「夫から妻への暴行」を想像すると思いますが、実態は変化しつつあります。男性からの被害相談がどんど...
内藤みか 2019-12-26 06:00 ラブ