無印でも展開!コオロギのお菓子ってどうよ2021.12.23(木)

コクハク編集部
更新日:2021-12-23 06:00
投稿日:2021-12-23 06:00
 12月15日、無印良品を展開する良品企画が「コオロギチョコ」を販売しました。全国の無印良品限定221店舗、および公式ネットストアで購入可とのこと。コオロギって、あのコオロギ? あの、コロコロ鳴く秋の虫? それがチョコってどういうこと? はてなマークが頭を駆けめぐったので、買ってみることにしました。

「コオロギチョコ」をご購入

 はい、というわけでこちら「コオロギチョコ」(税込190円)です。

 無印良品らしい、シンプルなパッケージですね。上のほうにチラっとコオロギがいます。

 開けてみてもこの通り。うん、普通のチョコバーやん。って当たり前ですね。成分表記を確認すると、「食用コオロギパウダー」となっていました。

 そっか、パウダーになってるのね。まあ、そりゃそうか。触覚やら足やら出てたらちょっと怖いかも。

いただきます

 甘さ控えめなのがうれしいですね。そして、歯ごたえがすごい。かなり固めです。

 全然コオロギの味はしません。っていうか、コオロギ食べたことないけども。

「未来コオロギスナック」も買ってみた

「コオロギチョコ」で気を良くしたので、今度は「未来コオロギスナック」(株式会社MNH・税込213円)を近所のスーパーで購入してみました。

 こちらのパッケージはコオロギのイラストがかなり大きめに描かれています。無印と比較するとコオロギアピール感がありますな。

「コオロギは地球を救う」ってえらいデカいこと言うてますやん。どういうことよ?

「コオロギが地球を救う」ワケ

 現在、地球の人口は増え続けており、2050年には世界人口が97億人に到達。今の2倍の食糧生産が必要になるそうです。人類に不可欠なタンパク質の源である鶏や牛、豚などの家畜を育てるためには、多くの飼料や水が必要ですが、地球の資源には限りが……。

 早ければ2030年頃には世界的なタンパク質不足が起こるという説もあります。そこで最近、注目されているのが「昆虫食」。中でもコオロギは高タンパクな上、育てやすい。さらにおいしいということもあって人気なのだそう。

 まじか。コオロギすごい。地球救ってくれてるやん。ありがとうコオロギ。

あっという間に完食

 さてさて、気になるお味はというと、これがおいしいんですよ。ほんのりとエビやカニなどの出汁の風味を感じました。優しい塩気がお酒にもピッタリかと。サクサクと軽い食感も◎。ペロっと食べてしまいました。

「近未来ラーメン味」とのことですが、豚骨や鶏ガラに代わって、コオロギの出汁でラーメンのスープを作ることが当たり前になるかも?

 地球に優しい「昆虫食」。興味がある方はぜひお試しくださいませ。

(編集K)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

フード 新着一覧


ヨーグルトと酒粕で優しい味に「イワシの味噌粕漬け焼き」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・学芸大学の居酒屋「件」の川辺輝明さんに、味...
塩気とコクで日本酒が止まらない「空豆のアンチョビー和え」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座の老舗和食店「はち巻岡田」の岡田幸造さ...
酸味と香りを楽しむ「ナスと豚しゃぶの梅干しカレー」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・千駄ヶ谷のカレーバー「ヘンドリクス 」の...
揚げ焼きで野菜の食感を残す「シュリンプ・ラタトゥイユ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は横浜・野毛のビストロ「ジィーロ 」の市川路朗さん...
白子の美味しさを最大限に味わえる「タチ入りキンチャク」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は北海道・旭川の老舗居酒屋「独酌・三四郎 」の西岡...
インスタ映え「油揚げサンド」 少しずつ温めパリパリ食感に
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・末広町の和食店「神田明神下みやび本店 」の...
「シチリア風肉団子」刻んだアーモンドが程よいアクセントに
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・渋谷の隠れ家イタリアン「ピノサリーチェ」の...
味付けはあなた次第!どのお酒とも相性抜群 「挽き肉豆腐」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は横浜・阪東橋の広東料理店「壱龍釜」の唐子庭さんに...
「サバ味噌缶のチーズ焼き」フライパンいらずの簡単おつまみ
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・歌舞伎町で25年営業の老舗「ぱいんつりー」...
「とうもろこしとクリームチーズのかき揚げ」アツアツが美味
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は熊本市の創作居酒屋「旬家はちどり」の喰田信治さん...
種だと思ったら…「驚きのアボカド」は健康・美容にも効果的
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・月島のそばの名店「のぶ庵」の三宅泰子さんに...
美味しい糖質オフ「厚揚げのカリカリ焼きネギじゃこソース」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・新橋のドイツ料理が楽しめるワインバー「ワイ...
ピリッと「シイタケのオーブン焼きブラックペッパー風味」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・押上のスパイス料理専門店「スパイス・カフェ...
「saba-can」定番のサバ缶を野菜とスパイスでインド風に
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・経堂のインド料理店「ガラムマサラ」のハサン...
中目黒で大人デート 「グルドボワ」最先端フレンチの魅惑
 世界で最も多くの星を持つ魅惑の美食都市「東京」。飲食トレンドリサーチャーの山口えりこが、10,000円以下で最高の料理...
山口えりこ 2019-05-22 06:01 フード
「のどぐろ煮付け」たった10分でおつまみにもおかずにもなる
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・中目黒で新鮮な牡蠣とのどぐろを楽しめる専門...