これもモヤシ!?「大鰐温泉もやし」でヘルシー常備菜♡

コクハク編集部
更新日:2022-02-01 06:00
投稿日:2022-02-01 06:00

 もやしが好きです、好きで仕方がありません。お腹もココロも満たされるおつまみの代表格、焼きそば(時に焼うどん)はほんとーによく作るのですが、その際使う野菜といえば、もやし一択! キャベツや人参、玉ねぎ、キノコ類もいいですが、もやしがあれば、十分、というか、むしろ大満足。一口大に切った豚バラ肉を合わせ、最後に目玉焼きを乗っければ、立派なごちそうの完成です。

 この世に「もやし」があってよかった……と、しみじみと思う今日この頃ですが、昨年末から、チョー偏愛しているもやしがあるので、ご紹介させてください。

「大鰐温泉もやし」って読める?

「大鰐温泉もやし」と書いて、「おおわにおんせんもやし」と読む。津軽の奥座敷といわれる大鰐町の特産品で、350年以上前から栽培されていたともいわれる津軽伝統野菜のひとつなんです。

 実は大鰐温泉もやしを目当てに、現地まで食べに行ったことがありまして。東京から東北新幹線に乗り、新青森駅で在来線に乗り継ぎ、40分かけて大鰐温泉駅へ。ええ、それなりに時間がかかりました。

 がしかーし、販売店を数軒回るも「きょうは入荷がないのよ~」と言われ、撃沈……。数年前からテレビ番組などでもちょくちょく取り上げられていて、ここ最近は、人気が急上昇。現地でも希少性の高い、なかなか買えない商品となられておられます。

東京・飯田橋のアンテナショップで買える!

 そんな大鰐温泉もやしですが、東京・飯田橋にあるアンテナショップ「あおもり北彩館 東京店」では定期的に入荷があるというではないですか……!

 店員さんによると、毎週金曜日の15時頃に入荷予定とのこと。1束519円。なかなか、いやかなり、高級なもやしサマとなりますが、堂々たる見た目と力強い風味はまさに「キング・オブ・もやし」!

「大鰐温泉もやし」丸ごとおひたしのレシピ

【材料】
・大鰐温泉もやし…1束
・だし汁…500cc
・薄口醤油…大さじ1.5
・塩…小さじ1

【作り方】

(1)だし汁、薄口醤油、塩を保存容器に合わせておく。

(2)鍋にたっぷりのお湯を沸かし、豆のついたほうを先に入れ、1分ほど加熱。しばらくしてから全体を入れ、さらに1分ほど茹でる。

(3)水に取って冷まし、水気を切って、①の中に浸し、冷蔵庫で一晩、なじませる。

(4)食べやすいよう適当な長さに切り、器にだし汁とともに盛り付けて、出来上がり。

根っこまで愛して

 おひたしにすれば常備菜として日持ちしますし、小出しでチビチビ食べられるので(笑)、至福度&満足度ともにグンと上がります。

 根っこも捨てずに、丸ごと食べるのが“鉄則”。豆もやしともセリとも異なる滋味深さ。気になったかたは、是非一度、お試しください。

 こちらでも紹介記事を書いております。それほど、虜なのです。よろしければ、合わせてご一読ください。

(編集O)

「あおもり北彩館 東京店」
address:東京都千代田区富士見2-3-11

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

フード 新着一覧


クルミの食感が楽しい「アボカドとクルミのマスカルポーネ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・鶯谷の居酒屋「根岸 川木屋」の川木一伸さん...
飲みながらでも作れちゃう「サーモン玉ネギクミン炒め」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・新橋の人気モンゴル・中華料理店「モンゴリア...
「漬けまぐろとアボカドの和え物」まぐろの漬け時間は短めに
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・代官山の日本料理店「代官山 やまびこ」の佐...
てんこ盛りが美味しい「ザワークラウトのチーズトースト」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・新橋のドイツ料理が楽しめるワインバー「ワイ...
コリコリ食感が美味しい「ズッキーニのサラダ ミント風味」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・押上のスパイス料理専門店「スパイス・カフェ...
おウチ女子会は「簡単フィンガーフード」と泡で盛り上がる!
「とりあえず」と言ったらビールですが、女性には「泡」も人気! むしろ、女性にとっての「とりあえず」はスパークリングワイン...
ぐっち夫婦 2020-01-15 14:51 フード
「タンドリーラム」じっくりと漬け込んだスパイスが香る
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・経堂のインド料理店「ガラムマサラ」のハサン...
どんなお酒にも合う万能選手「フライドポテトのチーズ巻き」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・向島の老舗料亭「櫻茶ヤ」の添野光二さんに、...
おつまみ「おこげ」 普通のご飯が“ビールのお供”に大変身
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・門前仲町のミシュランにも掲載された割烹「ふ...
「万願寺トウガラシの肉詰め焼き」ピリッと辛い大人の味わい
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・押上のワインビストロ「CLOUD NINE...
中華好き女子に人気「豆乳ごま担々麵」が簡単に作れちゃう!
 ぐっち夫婦の夫・Tatsuyaさんはよく中華料理を作るそう。今回は女性の友人にも人気という「豆乳ごま担々麺」を紹介して...
ぐっち夫婦 2020-01-15 14:50 フード
濃厚な骨のお出汁とふっくらした身を味わう「魚の酒蒸し」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は宮崎市の板前料理店「福重」の福重浩さんに、魚の自...
和えるだけの簡単レシピ「豚足とピクルスのゴマソース和え」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・赤羽の名店「Nomka 」の五十嵐祐二さん...
定番グラタンをおつまみ風に「クルクルと丸めたグラタン」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・西麻布のイタリアン「オッジ・ダルマット 」...
「水晶鳥の梅ソースがけ」 食感の秘密は“片栗粉”にあり!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座の和食店「かこい亭」の栫山賢一さんに、...
ホムパでも大盛況!みんなで作ろうジューシーなシュウマイ♪
ぐっち夫婦は気の合う仲間となかなかの頻度でホームパーティをしているそう。みんなで食べるごはんは2倍も3倍も美味しいもので...
ぐっち夫婦 2019-09-18 15:20 フード