あげまん学入門 #1 感情のコントロールで「キレない」女子に

しめサバ子 マルチポテンシャライトライター
更新日:2019-03-30 06:00
投稿日:2019-03-30 06:00
 せっかくお付き合いに発展しても、男性にとって「この女、ないわ」と思われてしまうのは避けたいところ。どうせなら、付き合った男性をやる気にさせて、上げて上げて上げまくる。そんな「あげまん女性」になりたいところですよね。こちらの連載では、そんな「あげまん女性」を目指す方のために、本当に使える考え方やテクニックをお伝えさせいただければと思います。

キレる女性は本当に無理という男性が多数

 まず、あげまんの対極にある存在、それが「キレる」女性です。

 仕事が終わって家に帰った時には、できれば心休まる存在を男性は求めていますが、それに反してとにかく不機嫌かつ、遠慮のないキレっぷりを発揮するタイプの女性、いますよね。

 こうした女性の多くは、「怒り」の感情をコントロールできないことに原因があるのです。

「自分の感情をそのままぶつけることこそ、相手と真剣に向き合うってこと!」という価値観が強いため、なかなか変えられないんですよね。

 また、自分にとって不快なことや不安なことが起こると、脳の扁桃体が脅威を感じ、アドレナリンを分泌させます。すると、心拍数が上昇して血圧や呼吸速度の上昇が起こります。

 そして、呼吸や循環、分泌などの活動を調節する自律神経系が非常事態になってしまうと、再び扁桃体がそれを感知し、さらにアドレナリンを分泌させるため、どんどん怒りの感情が増していってしまうのです。

 しかしながら、そんなとにかく感情的で怒りっぽい女性であっても、怒りをコントロールしやすくするための方法があるのです。

まずは自分の感情と問題を分離しよう

 もしあなたにとって不安だったり、不快に思ったことがあったとしても、それはあなたの主観です。

 相手の男性ばかりに非があるとは限らず、「自分が怒りを感じている=相手が悪い」という思考から、いったん頭を切り離して考えてみましょう。

 コツは、なぜ自分は怒っているのかを言葉にしてみることです。

 なぜなら、なんで自分が怒っているかわからない時が、一番怒りの感情が活性化するためです。

 こうして言語化をして行くと、「自分が怒っているという状態」と「怒りの原因」とが脳内で区別できるようになってきます。

怒りは相手ではなく問題に対して向ける

 このように言語化した怒りを伝える方法として最もNGなのは、「あなたのこういうところが悪い」という形で責め立てることです。この場合、相手も責められたという感情から、お互いにどんどんヒートアップしていってしまいますよね。

 怒りは相手に向けるのではなく「問題」に対して向けるのが正しい怒りの伝え方です。

 例えば、相手の態度や行動に対して不快に思ったとしても、「あなたがこういうことをした時に、私は嫌な気持ちになってしまったの」という風に伝えると、彼は自分に対してのみ攻撃が向けられている、とは感じません。

 そのため、問題を一緒に解決してくれるパートナーとなって向き合ってくれる可能性が出てくるわけです。

わかってくれないという前に、理解はお互い様よ

「彼が全然私の気持ちをわかってくれない」

 よく言う女性、いますよね。

 でもね、一方的にわかることなんてないんですよ。お互いが「わかり合ってる」からこそ、互いのことがわかるんです。

 なので、わかってくれないという前に、まずは相手のことをわかろうとする努力、これ大事です。

怒りを鎮めるお守りをポケットに

 といっても、怒りっぽい人の場合、こういうことを考えるより前に爆発してしまうって方いますよね。そういう方は、気休めでもいいから“おまじない”をしておくのがよいでしょう。

 例えば、腕に「怒らない」という気持ちを込めてリングを巻いておくとか、イラっときた時はトイレに行くようにするルーティーンを作るとか。要は、怒りを抑えることを何かの行動とセットにして習慣化するのです。

 人間は、頭だけで考えたことってなかなか実践できないのですが、行動に紐づけておくと、多少は気休めになるはずです。

まとめ

 感情的でどうしても怒りっぽいという方はいると思います。そんな方も、自分はそういう性格だから、と諦めないで。訓練次第で怒りはコントロールできるようになるものです。

 あげまんの第一歩は、自分の怒りと向き合うこと。まずは、キレキャラを卒業して、理想のあげまんを目指してくださいね。

しめサバ子
記事一覧
マルチポテンシャライトライター
主に恋愛・性に絡むネタを執筆。ライター業以外にも法務や税務、イベント企画、プログラミング、起業、ひいては寿司を握るなど、興味を持ったことに手当たり次第に挑む。休日はシメサバ作りをこよなく愛する。
X

ラブ 新着一覧


#東大女子お断りサークルが物議…高学歴女子が感じる差別
 先月、「東大女子」を議題にある話題が世間を騒がせました。東京大学のサークルの中で、東大女子はサークル入部ができない「#...
ミクニシオリ 2020-02-28 06:00 ラブ
恋愛したいのにできないのはなぜ?スタートさせる4つのコツ
 女性なら誰もが「素敵な恋愛をしたい」と、願っているでしょう。しかし、実際には仕事やプライベートが忙しく、恋愛に消極的に...
恋バナ調査隊 2020-02-28 06:00 ラブ
男性と付き合う前に体を許していい?悪い?論争を考えてみる
 マッチアップ編集長伊藤です!  女性からの恋愛相談や恋バナでよく話題に上がるのが「付き合う前に彼に体を求められた...
伊藤早紀 2020-02-27 06:00 ラブ
彼氏と気まずくなったらどうすれば良い? 4つの原因&対処法
 彼氏とのデートは、本来楽しいもの。しかし、何らかの原因で気まずい空気になってしまうこともあります。そんな時、どう対応し...
恋バナ調査隊 2020-02-26 06:00 ラブ
一生許さない! 出産時に夫がしでかしたありえない行動4選
 公園や街中で、パパとママが子どもを連れている光景は、微笑ましいですよね。そのファミリーが放つ幸せオーラに、ついつい目尻...
田中絵音 2020-02-26 06:00 ラブ
試行錯誤の末に…鬼嫁に“鬼の仮面”を外させた夫の秘策3選
 妻の鬼嫁っぷりに頭を抱える夫の中には「なんとかして、鬼になるのを、やめてもらえないだろうか……」と試行錯誤する人もいる...
並木まき 2020-02-26 06:00 ラブ
モラハラ男の特徴と対処法!上手に恋愛する4つの秘訣とは?
「モラハラ」は精神的な暴力とも言われ、長い間モラハラを受け続けると心に深い傷ができてしまいます。一人で我慢しすぎると「強...
恋バナ調査隊 2020-02-25 06:00 ラブ
彼氏へのマッサージで愛が深まる!メリットや疲れないコツ♡
 お付き合いをする上で「癒し」ってとても大切なものでしょう。でも、あなたがもしも彼氏に「癒しを与えてあげられるかな?」と...
孔井嘉乃 2020-02-25 06:00 ラブ
女性からデートに誘うのはダメ?男性心理や成功率UPの誘い方
 気になる男性との仲を深めたいなら、手っ取り早く2人きりでデートするのが◎。とはいえ、女性から男性をデートに誘うって、な...
リタ・トーコ 2020-02-24 15:01 ラブ
「セカンドしてました…」本命になれなかった貴女への金言
 私は3年半、彼女がいる方と付き合っていました。  同じ職場の人で、彼女も同じ会社でした。3年半のうち約1年は一緒...
神崎メリ 2020-02-23 11:30 ラブ
“別れたい”と思うのはどんな時? 男女別の「5つの理由」とは
 どんなに理想的な相手と出会い、交際できたとしても、別れるという結果を迎えてしまうことがあります。付き合ってみなければ分...
恋バナ調査隊 2020-02-23 06:00 ラブ
胸キュン…? 鬼嫁が「かわいく見えた」夫の怪エピソード3選
 鬼嫁と呼ばれる女性でも、ふとした瞬間に「かわいげ」が、垣間見えることもあるみたいです。  魑魅魍魎(ちみもうりょう)...
並木まき 2020-02-23 06:00 ラブ
夫が帰宅拒否…本気で離婚を決意した男性に見られる行動3つ
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。昨年11月に離婚が報じられたタレントのSHELLYさん(35)が、バラエティ...
山崎世美子 2020-02-22 06:00 ラブ
誰に嘘をつきたくない? 不倫をして痛い目に逢わないために
 不倫はなるべくなら避けたいもの。  でも、好きな男性ができ、男性も自分に想いを寄せているのであれば、燃え上がる恋...
うかみ綾乃 2020-02-21 06:00 ラブ
結婚相談所の出会いもアリ?メリット&デメリットを紹介!
 結婚相談所というと、「モテない人のいくところ」と思っている人もいるでしょう。そんなイメージから、興味があっても利用でき...
恋バナ調査隊 2020-02-21 06:00 ラブ
花粉がつらい時期 屋内でも春を感じられるデートスポット3選
「ハックシュン! ズビズビ、ぶしゅ!」  2月の頭ごろから眠気や日差しとともにやってくる悩みのタネ……それは「花粉症」...
七海 2020-02-21 06:00 ラブ