「下ネタと天気の話しかしない」ハイスぺ男に落胆した婚活女

並木まき ライター・エディター
更新日:2022-08-20 06:00
投稿日:2022-08-20 06:00

デートでは普通なのに、LNEや電話では…

 たった1回のデートでは、仕事の話や友人の話など“それなりの世間話”で盛り上がったものの、それ以上の関係にはならず楽しくおしゃべりして1次会で解散。

 再びLINEと電話でのやりとりが続きましたが、毎回同じような話しかしないマコトさんに対して、英里紗さんはだんだんと疲労感を覚えたと話します。

中身のなさに「時間の無駄」と思うように

「天気の話っていっても、高度な話題ではなく『暑い』だの『寒い』だの言っているだけ。『今日は午後から雨らしいね〜』とか、お前は天気予報か! と突っ込みたくなるくらい毎日同じようなLINEが届きました。

 それで、夕方以降になると今後は下ネタ。それも大人の下ネタではなく中高生が話すような感じで『俺の初キスは、誰とどんな感じだったか当ててみ?』みたいに送ってくるんです。

 スペックが良かったので、とりあえず交際には繋げたいなと思って、無理に返事をしてマコトくんに合わせていたんですが、中身がなさすぎてだんだん時間の無駄だと思うようになりました」

ハイスぺなのに何で? これ以上関係を進めるのは無理

 結局、半年ほどLINEや電話をする仲を続けていたそうですが、最近になって英里紗さんはマコトさんと関係を進めることを諦めたとのこと。パンデミック社会の影響もあり出会いが限られているなか「苦渋の決断でした(笑)」と英里紗さんは言います。

「それにしても、スペック的にあんなに優秀な人が、なんであそこまで中身のない会話ばかりしていたのか……、あれじゃあ私じゃなくても『無理!』ってなるんじゃないですかね?

 条件的には本当にいい感じだったので、あのアホっぽいLINEと電話さえなければもうちょと頑張りたかったのに……。

 本人に聞けるなら、なんであんな話題ばかり送ってきていたのか、教えてもらいたいですね(苦笑)」

  ◇   ◇   ◇

 実はマコトさんは、英里紗さんを紹介した知人に自分の恋愛観を話していました。その話には「天気と下ネタ連発」の秘めたる理由も語っていたのです。では、マコトさんはなぜ内容の薄い話を好んでいたのでしょうか?

 次回に続きます。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ラブ 新着一覧


LINE交換できてもデートできない男…彼のLINEは何が問題?
 魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきのもとに届く「モテない」を自覚する男たちからの悲痛な叫び。...
並木まき 2019-06-17 16:25 ラブ
遊んでいないイケメンはいる!その特徴&彼女になる方法は?
「イケメン=遊び人」というイメージが頭を巡り、「好きになるのはやめておこう」と自制した経験がある女性は多いのでは?でも、...
孔井嘉乃 2019-05-17 13:09 ラブ
もし婚活女子がドラッガーの「マネジメント」を読んだら
 経営の神様ピーター・F・ドラッガー、日本では「もしドラ」が大変有名ですが、この名著「マネジメント」は婚活女子にとってバ...
しめサバ子 2019-05-17 06:00 ラブ
【恵比寿編】年下男に「アラサーとは話したくない」と言われ
 もたもたしてる間に、幼なじみは結婚して子育てするなど教科書のような人生を歩み始めた――。アラサーに突入して焦燥感が高ま...
高輪らいあん 2019-05-16 06:00 ラブ
彼氏や夫が出会い系してるかも? 見分ける3つのポイントとは
 最近はパートナーがいても出会い系で浮気相手を探す人が増えています。パートナーのエッチでは物足りない、とか、最近ご無沙汰...
内藤みか 2019-05-16 06:00 ラブ
罪悪感を持つ女性は浮気してはダメ 絶対にバレない秘訣は?
 あなたは浮気をしたことがありますか?女性の浮気は40%以上とも言われているので、ちょっとだけなら?とつい足を踏み出しそ...
リタ・トーコ 2019-05-15 18:00 ラブ
同情の余地なし…鬼嫁に「自業自得」な制裁がくだった日
 周囲から見て「鬼嫁」と評される女性には、制裁がくだることもあるようです。  魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析...
並木まき 2019-05-15 06:00 ラブ
美人でモテたのに…30~40代の婚活難民が急増中のワケは?
 山本早織の「結婚につながる恋コラム」第5回は、婚活を自分自身で難しくしている30~40代女性の特徴をお伝えさせていただ...
山本早織 2019-05-14 06:00 ラブ
年下の独身男性と年上の人妻との不倫が増えている背景は?
 2018年11月、千葉県で31歳の独身男性が、不倫関係にあった50歳の人妻を殺害するという事件が起きました。別れ話のこ...
内藤みか 2019-05-13 06:00 ラブ
好きな男性の前でも緊張しない とっておきの「4つの方法」
 好きな男性を目の前にすると、どうしても緊張してしまって喋れなくなる、顔に出てしまう、と、お悩みの女性は多いよう。せっか...
孔井嘉乃 2019-05-13 06:00 ラブ
パリピ男子に港区おじさん…令和に振り返る平成のドン引き男
 平成が終わり、令和がスタートして10日余り。年号は変わっても女性をドン引きさせて止まないクズ男は不滅です。というわけで...
しめサバ子 2019-05-12 06:00 ラブ
異性にも同性にもモテる! 飲み会でデキる女がしていること
 お酒を飲むと、普段なら話せないような話で盛り上がったり、その人の本性が垣間見えたり、とにかく「飲み会」って本当にロマン...
孔井嘉乃 2019-05-11 06:00 ラブ
「元妻は鬼嫁」と言い切る離婚夫…反逆する元妻の言い分は?
 離婚した男女の双方から話を聞くと、同じ出来事への認識が大きく異なることも珍しくありません。  魑魅魍魎(ちみもうりょ...
並木まき 2019-10-22 15:46 ラブ
「僕が離婚を決めた原因は…」鬼嫁に愛想を尽かした男の真実
 離婚した男女の双方から話を聞くと、同じ出来事への認識が大きく異なることも珍しくありません。  魑魅魍魎(ちみもうりょ...
並木まき 2019-11-13 18:13 ラブ
高齢の親を呼んでこき使う…夫が呆れた“究極の鬼嫁”の愚行
 世の中には「鬼嫁」であるだけでなく、そこに「親離れできていない」というハタ迷惑な気質を備えた悪妻も存在するようです。 ...
並木まき 2019-05-10 06:00 ラブ
「引き寄せの法則」が理想の結婚につながらない不都合な真実
「引き寄せの法則」――。それは、自分の思考やあり方を変えることによって“望ましい現実”を引き寄せようとするもの。ナポレオ...
しめサバ子 2019-05-10 06:00 ラブ