「チキンステーキのカレーヨーグルトソース」日本人好みの味

コクハク編集部
更新日:2022-10-30 06:00
投稿日:2022-10-30 06:00
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・八丁堀の「串粋」の吉田正則さんに、和テイストな「チキンステーキのカレーヨーグルトソース」のレシピを教えていただきました。

手間いらずで「タンドリーチキン風」

 これもまた見ただけで喉がゴクリと鳴る、食いしん坊にはピッタリの一品です。

「タンドリーチキンをイメージしたのですが、本格的なタンドリーチキンを作ろうとすると、数種類の香辛料が必要だったり、結構、ハードルが高い。そこで店にある調味料を使って、近いものが作れないかと考えました。これなら手間いらずで、めんつゆを入れることで味がまろやかになり、日本人好みの味わいになります。

 醤油でもいいのですが、めんつゆには昆布だしやみりんが入っているので、より和テイストになります。ポイントはヨーグルトをたっぷり使うところです」

 マイルドな味わいながら、あっさりしてスパイスも効いていて、それぞれが絶妙に絡み合っています。子供から大人まで誰もが気に入るテイストに仕上がっていて、ついついビールが進んじゃいますね。

【材料】

・鶏もも肉 200グラム

《ソース》
・ヨーグルト 400グラム
・ガーリックパウダー 2グラム
・カレー粉 7グラム
・クミンシード 1つまみ
・塩 2グラム
・めんつゆ 30㏄

【レシピ】

(1)ソースの具材を混ぜる。

(2)鶏もも肉をフライパンで焼く。

(3)焼いた鶏もも肉の上にソースをかけるだけ。

本日のダンツマ達人…吉田正則さん

▽吉田正則(よしだ・まさのり)
 鶏肉店と焼き鳥店を営む父親の後ろ姿を見て料理人を志す。高校卒業後、18歳で洋食店で料理を学び、その後、和食やとんかつ店など、さまざまなジャンルで修業を重ね、3年前から現在の店で店長兼料理人を務めている。

▽串粋(KUSHISUI)
 1980年に東京・田町で創業。サラリーマン、OL、主婦らに愛され、7年前、現在の場所に移転。ランチは5種類で貴重な白レバーを焼き上げた数量限定の「レバー入り鶏重」(1000円)が1番人気。その他、「鶏重」「そぼろ天玉丼」「せせり鶏込玉丼」「カレー鶏丼」があり、選ぶのに迷うほど。夜は1800円(焼き鳥)、2000円(創作串6本)、3000円(創作串10本)の3つのコースがあり、すべて前菜、食事付き。

 東京都中央区新川2-7-7

(日刊ゲンダイ2020年7月23日付記事を再編集)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

フード 新着一覧


トマトソースを絡めるだけ「ラタトゥイユ ベーコン添え」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・赤坂の「Bistro Q」の山下九さんに、...
めんつゆLOVE「とろ~り豆腐あんかけ」で寒い日はポカポカに
 まだまだ寒い冬におすすめのアツアツ料理をご紹介! 体の中からほっこり温まるとろ~りあんかけをかけた簡単豆腐料理です。味...
ぐっち夫婦 2020-03-02 10:26 フード
「カボチャとベーコンのキッシュ」おひとりさまにいいサイズ
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は兵庫・六甲の生パスタ専門店「BRABONO」の黒...
コンビニで売っているもので作る「コンビーフらっきょう」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・六本木の「オステリア ナカムラ」の中村直行...
「牛モツのトマト煮込みの助六焼き」油揚げを使うアイデア
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・外苑前のイタリアン「La coccola」...
「サトイモとひき肉の煮物」冷凍サトイモを使えば包丁いらず
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・代官山の煮込みダイニング「Choi.S」の...
2020年バレンタインデー 2000円以下の“あげる人別チョコ”4選
 バレンタインをきっかけに美味しいチョコを見つけてみようと、たくさんのチョコレート店が集まるイベント、サロン・デュ・ショ...
canちゃん 2020-02-12 12:58 フード
「山芋のたたきとホタテ大根」困ったときの簡単おつまみ
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・月島の蕎麦居酒屋「のぶ庵」の三宅泰子さんに...
「下仁田ねぎのソテー」焼き色がつくまではじぃ~っと我慢!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・東銀座のフレンチビストロ「イバイア」の深味...
シンプルな「ニンジンとレーズンのサラダ」酸味と甘みが絶妙
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・代官山のイタリアン「ARMONICO」の佐...
「アサリとソーセージのシェリー風味」本格タパスに大変身!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座のシェリー専門のスタンディングバー「バ...
蕎麦屋の楽しみをお家で「蕎麦味噌と季節の野菜スティック」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・浅草のガレット&国産クラフトシードルの専門...
コスパ抜群の「シシャモの煮付け」 ダシを吸わせると激変!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・新宿ゴールデン街にある「ぱいんつりー」の村...
「カッレッティエラ」ショートパスタならおつまみ感アップ
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・吉祥寺のイタリアン「パノラマ キッチン」の...
表面カリッで中はソフト「明太子焼きリゾット」は2度楽しい
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は福岡市・大濠公園近くのフレンチ「TTOAHISU...
フライパンで作る!鍋焼きうどんを食べて心も体もぽっかぽか
 今回は寒い日におうちでゆっくり食べたい鍋焼きうどんをご紹介! みそ味で体が芯から温まります。外へ出かけるのもいいですが...
ぐっち夫婦 2020-02-02 06:00 フード