スープも絶品「3種の貝のビール蒸し」いろんな銘柄でお試しあれ

コクハク編集部
更新日:2024-04-09 06:00
投稿日:2024-04-09 06:00
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・茅場町の「ギョバー茅場町店」の菊地博さんと金内友弥さんに、ビール好きにはたまらない「3種の貝のビール蒸し」のレシピを教えていただきました。

ビールで蒸す新発想!

 アサリ、ハマグリ、ムール貝を白ワインではなく、ビールで蒸した一品です。

「お店では白ビールを使っていますが、手に入りやすいビールで大丈夫ですよ」と金内さん。

 ギネスビールなどの黒ビールを使うと、味にグッと重厚感が出るし、ドライ系のビールならキレのある味になるとのこと。うーん、あれこれ試したくなっちゃう。

「調理で使うのは100mlほど。余ったビールは、作りながら飲んじゃってください」とはうれしい話♡

 スープもまた絶品。

 貝のエキスがたっぷりでパンにつけても、パスタに絡めても美味。リゾットもオススメですよ。

 貝は二枚貝ならなんでもOK。冷凍ムール貝を使う場合は、硬くなりすぎるのを防ぐため、出来上がりの直前に加えてくださいね。

【材料】

・アサリ 10個
・ハマグリ 5個
・ムール貝 5個
・ニンニク 1かけ
・ビール  100ミリリットル
・鷹の爪 1個
・オリーブオイル 大さじ1
・イタリアンパセリ 適量

【レシピ】

(1)ニンニクはみじん切りに。アサリ、ハマグリは塩水で砂抜きしておく。ムール貝はよく洗い汚れを落として、ひげを抜く。

(2)フライパンにオリーブオイルを加えニンニクと鷹の爪を加えて弱火にかける。ニンニクの香りが立ってきたら貝を加えて炒める。

(3)全体的に油がなじんだら、ビールを入れて蓋をし、強火で数分間煮る。

(4)「貝が開いたら、火を止めてください」(金内さん)

(5)器に盛り、刻んだイタリアンパセリを散らす。

本日のダンツマ達人…菊地博さん&金内友弥さん

▼菊地博さん&金内友弥さん
 ドリンク担当の菊地さんと調理担当の金内さん。タッグを組んで2年足らずだが、絶妙なコンビネーションで店を切り盛りしている。イケメン2人のアットホームな接客目当てに通うOLも多い。

▼ギョバー茅場町店
 茅場町の路地裏で17年続く立ち飲みバル。鮮度抜群の生ビールと、ビストロのような高クオリティーのフードメニューで近隣のサラリーマンから絶大な支持を得ている。赤いひさしが目印。

東京都中央区日本橋茅場町2-14-4 サンムーンNo.3ビル1階

(日刊ゲンダイ2020年10月1日付記事を再編集)

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