「週1で妻を抱く運用が苦痛」仮面夫婦を終わらせたい男のわがままな作戦

並木まき ライター・エディター
更新日:2023-04-22 06:00
投稿日:2023-04-22 06:00

ストレスの中で見つけた楽しみ

 夫婦ともに離婚を視野に入れているにもかかわらず、実際には離婚へと進まないギリギリの状態に対して「ストレスはあるけれど、これも結婚の代償。仕方ないよね」と話すジュンイチさん。

 先が見えない日常生活ですが、些細な楽しみを見つけてやり過ごしていると話します。

まずは出会い探しから

「最近ね、マッチングアプリを始めたんですよ。今のままじゃ出会いがないから、まずは出会い探しからやらないと現状を打破できないなって思って。

 アプリで独身って嘘をつくのは気がひけるので、妻と離婚協議中って書いています。いい出会いがあれば、すぐに離婚できるわけだから、嘘ではないでしょう?

 僕としてはもう、アプリでの出会いに賭けるしかないですね。まだ妻には話していませんが、仮に話したとしても、僕にいい出会いがあれば離婚できるんだから、妻も応援してくれそうな気がしませんか?(笑)」

 ◇  ◇  ◇

 恋人同士であれ、夫婦であれ、100%同じ価値観を有する男女は稀です。ましてや交際前の男女となれば、なおのことです。少しのすれ違いが、大きな溝に発展することも少なくないのが異性間における現実でしょう。

 まさにこれこそが、男女関係における醍醐味にもなれば致命傷にもなる“冷酷と激情”のはざまなのかもしれません。

並木まき
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ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
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日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

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