更新日:2020-01-12 05:19
投稿日:2019-08-14 06:01
夫に謝罪されて飛び出した、心の奥底に隠されていた本音
「それまで私は心のどこかで、本当は不倫なんかなかったんだと思いたかったんですね。私が騒がないで、ほんの少しだけイヤな思いを我慢していれば、何もなかったように終わるんだ……と信じたかったんです」
と、志穂さん。しかし、証拠の品と勇太さんの謝罪を前にすると、心の底から嫌悪感が湧いてきて、目の前が真っ暗になりました。
「志穂ちゃんの気持ちを聞かせてくれ。俺は何でもするから」
と言われた瞬間、志穂さんの口から思いもかけなかった言葉が飛び出していました。
「離婚……離婚してほしい!」
初めて離婚という言葉を口にしてみると、夫が不倫をしているかも知れないとわかってからも、離婚を避けるために自分は我慢したり努力したりしてきたんだ、とわかりました。小さなほころびを日々直しながら、黙々と続けてきた編み物が、一気に解けていくような感覚……。
ずっと努力を続けてきても、一度離婚という言葉を口にしてしまうと、もう元には戻れないと感じる人は多く、志穂さんがまさにそうでした。
ラブ 新着一覧
「冷酷と激情のあいだvol.18〜女性編〜」では、ダブル不倫の相手と再婚をしたくて夫に離婚を切り出した女性・Wさんの心情...
あなたは恋人と別れ話をする時に、LINEや電話で話す派ですか? それとも会って話す派ですか?「重要な話ほど、きちんと話...
離婚後、新しい恋愛のチャンスがやってきた!?……と思ったのも束の間、元夫の方が自分に合ってたのかもしれないなぁ。そんな...
今、かつてないほどの出張ホスト人気が起きています。コロナ禍で夜の街に行きづらくなった女性たちが、マンツーマンで相手をし...
好きな人とデートに行った後、「楽しかったね!」とLINEしたのに既読スルーされた……なんて経験はありませんか? 多くの...
則夫の内縁の妻の連れ子が不憫で、養護施設に寄付をしたいと加奈子さんが言ったとき、則夫は最初、そのお金は預かれない、そこ...
「何歳からでも夫婦になるのは遅くない」とお伝えする本連載。インタビュアー・内埜(うちの)さくらが、40歳以上で結婚した男...
失恋した時や彼氏がいない時、「そうだ! 何か習い事をして自分磨きをしよう」という思考になることがあります。それはとても...
彼氏がいるのに好きな人ができてしまうと、本当に辛くて悩みますよね……。彼氏のことも好きだけど、新しい人のことも好きにな...
世間では草食男子の増殖に比例するように、グイグイ攻めることができる肉食女子も増えておりますね。自分から攻めずとも女性か...
あなたの彼は、いつもあなたを大切にしてくれますか? 「大切にされていない!」と感じた人もいるかもしれませんね。でも実は...
メリさんこんにちは。今年30歳になる独身の女です。付き合って1年5カ月、1歳年上の彼氏がいるのですが、私は子どもが大好...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。この人とはもう無理!やっていけない!と離婚が頭をよぎる人って多いはずです。本...
「最近、彼の様子がおかしい」と感じても、浮気かどうかを判断する明確な定義はないので難しいですよね。実際、男女で浮気のボー...