「地獄に堕ちてもいい」45歳主婦が不倫をする覚悟。義弟と決めた“愛し合うため”の3つのルール #3

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2025-05-09 06:00
投稿日:2025-05-09 06:00

これまでのあらすじ

 直美さん(45歳主婦/子供ナシ)は、水商売から保険会社を経て、34歳のときに資産家の勝久さん(55歳)と結婚。しかし、結婚生活は幸せとは言いがたかった。義両親は優しかったが、勝久さんは資産を守るため、直美さんには「月に4万円」しか小遣いを渡さないケチ男のうえ、家事は任せっぱなし。

 やがて、同居する両親の介護も始まり、ますます自由がない日々に。そんな中、いつも優しく接してくれる夫の実弟・浩介さん(50歳水道修理業/バツイチ独身・子供アリ)と男女の関係になってしまった。ある日、2人がキッチンテーブルで仲睦まじく晩酌をしていたところ、義父に見つかってしまいーー。

 気になる最終話の前に、第1話はコチラ、第2話はコチラからお読みいただけます。

起きてきた義父から異臭が

 直美さんは語る。

「今思い出しても、心臓が縮む思いです。浩介さんとキッチンテーブルで晩酌をしながら、『一泊でもいいから、直美さんと旅行がしたい』と誘われて手を触れ合いそうになった時、いきなり背後から『お前ら、何してるんだ!』と怒声が響いて…とうとう義父に見つかってしまったと、頭が真っ白になりました」

 しかし、事態は意外な方向へと向かった。

「言葉を失っていると、異臭が漂ってきたんです。明らかに大便の匂い。義父は認知症でまだらボケも進んでおり、その時はオムツもしてなくて…。

 案の定、垂れ流していました。結局、浩介さんと協力して風呂場に連れて行き、汚れたパジャマを脱がせて、シャワーを浴びさせて…」

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蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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