更新日:2019-10-10 21:54
投稿日:2019-10-10 06:00
美容室でバッキバキのホストに遭遇
キャバ嬢とホストの顔写真入り名刺がびっしり貼られた受付台。言うまでもなく完全に浮きまくってる私は、右隣に金髪ホスト、左隣に黒髪ホストに挟まれて座っています。金髪ホスト(手越祐也似)が美容師のおねーさんに髪を立ててもらいながら「俺、かっこいい?」と聞いている。
初めて見ましたよ。冗談とかじゃなく素で自分のことかっこいいって言ってる人。おねーさんとの会話がEXITの漫才のようでなんて言ったらいいか分からないけれど、まー、イケイケのアゲアゲ。こうゆう喋り方する人たち本当にいるんだ。
美容師のギャルが丁寧に接客してくれる。
「へー! おねーさん、納涼船っすか〜! マジ夏っすね〜! で、今日どうする? アゲてく? サゲてく?」
そうなんです。今日は納涼船で行われる街コンに参加するため、着付けをしてもらいに美容室に来たんです。ギャルのノリにはついていけず「シンプルにお任せします」とだけ伝えたのですが、手際よくチャチャッと仕上げてくれましたよ。その間、隣の金髪ホストはスプレーでずっとシューーーーっと髪を固めていたけれど。
持ち込んだ浴衣の着付けもサクッとしてくれて、おまけに、上手。私の帯を見て、「薔薇の柄が入ってたから、帯で薔薇作っといたよ。ん、行ってらっしゃい♡」とその間、わずか3分ほど。ライアン、手際の良さに不覚にも感動してしまう。仕事早いし、顔かわいいしマジで付き合ってほしい(ちがう)。来世、ホストになったらギャルの美容師と付き合おう――そんな気持ちにしてくれる美容室だった。
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