「ポン酢カボチャ」意外な組み合わせでカボチャの“新境地”

コクハク編集部
更新日:2020-02-21 17:51
投稿日:2020-01-18 06:00
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・月島の蕎麦居酒屋「のぶ庵」の三宅泰子さんに、ピリッとさっぱりおいしい「ポン酢カボチャ」のレシピを教えていただきました。

豆板醤がアクセント

 カボチャを使った料理といえば、煮物や天ぷらが代表格。しかし、たまには気分を変えてみたいもの。今回は、カボチャとポン酢という、ちょっと意外な組み合わせのおつまみを紹介します。

「カボチャを甘辛く煮るだけじゃつまらない、と思って試してみたのが、私の好きなポン酢との組み合わせでした。揚げたカボチャがポン酢を吸って、豆板醤がアクセントになって、ピリッとさっぱりおいしくなったんです。カボチャはカットする前にレンジで1分ほどチンすることで切りやすくなりますし、揚げ時間も短縮できますよ」

 カボチャを揚げるのが面倒な時は、焼いてもおいしく食べられるそうです。

「焼く場合は、レンジで少し長めにチンして、軟らかくしてください。フライパンで表面がカリッと焼けたら、タレを絡ませ、よく染み込ませて完成です」

 カボチャの新境地ですね!

【材料】(2人分)

カボチャ 4分の1
ミョウガ 2個
ポン酢 大さじ2
豆板醤 小さじ1

【レシピ】

1. カボチャを4分の1にカットし、一口大に切る。
2. ミョウガをみじん切りにし、ポン酢と豆板醤を混ぜてタレを作る。
3. カボチャを素揚げにし、熱いうちにタレと絡める。
4. しばらく置いてなじませたら出来上がり。

本日のダンツマ達人…三宅泰子さん

▽みやけ・やすこ
 神戸出身。1978年、東京・銀座にライブハウス「ヤコス」をオープン。名物ママでありながら自身もジャズシンガーとして活躍。店で出すおつまみやそばも評判になった。2011年、東日本大震災を機に33年の店の歴史に幕を下ろす。12年、月島にそば店「のぶ庵」をオープン。そばの名店としてメディア掲載多数。

▽のぶ庵
 そば粉にこだわった自慢の打ちたてそばに加え、築地から毎日仕入れる新鮮野菜を使った料理や肴が人気。厳選された日本酒や焼酎と。オススメは鴨すき鍋コース。いつも混み合っているため電話確認した方がいい。
東京都中央区月島1―17―5
℡03・3533・4545
営業時間18時~22時30分(月曜定休)

(日刊ゲンダイ2018年1月26日付記事を再編集)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

フード 新着一覧


「トマトとナスのラタトゥイユ」作り置きすれば何かと便利
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・西荻窪の創作居酒屋「じんから」の堅谷博さん...
シンプルだからこそ素材にはこだって作りたい「ウフマヨ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・外苑前のワインビストロ「アミニマ」の阿部真...
醤油が効いたキレのよさ…かえしを使った「そば屋の焼き鳥」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・築地の「そば処 築地長生庵」の松本憲明さん...
玉ねぎとチーズの食感が食欲を誘う「セルベル・ド・カニュ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・浅草のフレンチ「ガンゲット・ラ・シェーブル...
ぐっち家のド定番!ブロッコリーとクリチのごまおかか和え
 今回はぐっち夫婦が普段からよく作る「クリームチーズ」を使ったおつまみをご紹介します! クリームチーズというと、なんとな...
ぐっち夫婦 2019-11-17 20:32 フード
ひよこ豆の粉を使った「パジア」 おいしさの決め手は水加減
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・赤坂のアフリカ料理店「SAFARI」のワン...
「蒜泥白肉」豚バラ肉にニンニクをたっぷり絡めてがっつりと
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・三軒茶屋の「香辣里 (シャンラーリー)」の...
酸味と辛味でお酒がすすむ「イカとレタスのチョレギサラダ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は横浜の焼肉店「そうる肉食堂 承」の三原承達さんに...
干し貝柱のうま味がたっぷり「簡単おいしいシューマイ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は北海道・札幌の居酒屋「澤」の西澤一暢さんに、干し...
カリカリ&トローリ…自分好みに作れちゃう「自家製厚揚げ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・新宿の海鮮居酒屋「よしだ海岸」村瀬文吾さん...
定番のお鍋だけじゃもったいない「春菊のナムルとおひたし」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・千駄ヶ谷の和食店「台楽おおた」の今井恵子さ...
「あげ納豆」うま味調味料のちょい足しでお店の味に大変身
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・祐天寺のもつ焼き店「ばん」の小杉潔さんに、...
「白魚の卵とじ」お出汁をたっぷり吸った白魚を卵と一緒に
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座の老舗和食店「はち巻岡田」の岡田幸造さ...
胃袋狙い撃ち!彼に作ってあげたいハンバーグでキーマカレー
「オトコの胃袋をつかんだら勝ち!」とはよく言ったものですが、実際に料理上手の女性は人気が高いですよね。だったら、善は急げ...
ぐっち夫婦 2020-01-15 15:03 フード
「豚のスペアリブのみそ漬け」お肉好きにはたまらない一品
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は横浜・野毛のビストロ「ジィーロ 」の市川路朗さん...
表面のチーズが焦げたら食べ頃「トマトとツナのチーズ焼き」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・末広町の和食店「神田明神下みやび本店 」の...