サクッと仕上げる「ブロッコリーの素揚げ サムライソース」

コクハク編集部
更新日:2020-02-20 06:00
投稿日:2020-02-20 06:00
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・赤坂の居酒屋「赤坂 まるしげ」の与那覇朝雄さんに、辛ウマソースで食べる「ブロッコリーの素揚げ サムライソース」のレシピを教えていただきました。

野菜は「素揚げ」がおいしい!

「店の契約農家さんに野菜の食べ方を聞いたら、『素揚げが、めっちゃうまいねん』と。その言葉にうそ偽りはありませんでした(笑い)」(与那覇朝雄さん)

 いまの季節なら、大根、ゴボウ、カブもおすすめとのこと。サムライソースはベルギー発祥で、一説によると、切腹するほど辛ウマいんだとか。タバスコや、かんずりがあれば、唐辛子ペーストの代わりに使用してもOKです。

「赤と緑のコントラストは見栄えもいいし、食欲がそそられませんか? 家庭では少ない油の揚げ焼きで十分。ただし、高温で、短時間で揚げるのがコツです。サクッと仕上がります」(与那覇朝雄さん)

 1株、あっという間に平らげること請け合い。ポテチ派から宗旨変えします……。

【材料】

・ブロッコリー 1株
・サラダ油 150㏄
・塩、コショウ それぞれ、ひとつまみ程度

〈サムライソース〉
・マヨネーズ 30グラム
・ケチャップ 10グラム
・唐辛子ペースト 10グラム
・レモン汁 5㏄

【レシピ】

 

1. ブロッコリーは小房、太い茎は硬い皮をむいて、食べやすい大きさに切る。
2. フライパンに油を注いで200度ぐらいに熱し、1を入れて表面が香ばしく色づくまでさっと揚げる。
3. 油を切った2に塩とコショウを振り、器に盛り、すべての材料を混ぜ合わせたサムライソースを添えて出来上がり。

本日のダンツマ達人…与那覇朝雄さん

▽よなはあさお
 まるしげ歴8年目。オープンキッチンを切り盛りする厨房の司令塔。今回のダンツマレシピを担当。

▽まるしげ 夢葉家
 2000年1月にオープン。オーナー店主で料理人の小久保茂紀さん率いる“まるしげ軍団”が腕を振るう、アイデア満載の料理と、全国各地の酒(日本酒、焼酎、ワイン、ウイスキー……計200種以上)を目当てに、左党が夜な夜な集う人気の居酒屋。
 野菜、魚、肉ともに信頼する契約者から届く食材とにらめっこし、日々のメニューを決めるスタイル。達筆なメニュー表には梅山豚のトンカツや牛すじカレーといったガッツリ系から、ゴボウとコンニャクのきんぴらといった小鉢まで、食いしん坊の心を満たす料理が並ぶ。
東京都港区赤坂2―14―8山口ビル2F 日曜・祝日定休。

(日刊ゲンダイ2019年2月14日付記事を再編集)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

フード 新着一覧


「鯛の竜田揚げ」お酒好きの店主が考案した理想のおつまみ
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・外苑前の「ごはんやパロル」の桜井莞子さんに...
未経験の食感にびっくり!「レーズンバター」をおウチで作る
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・吉祥寺のイタリアン「パノラマ キッチン」の...
手抜きでもおいしい! 食欲そそる「ニンニクの芽の素揚げ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・新宿の海鮮居酒屋「よしだ海岸」村瀬文吾さん...
老若男女に愛される定番の品「マカロニ(マカロニサラダ)」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・祐天寺のもつ焼き店「ばん」の小杉潔さんに、...
「レンコンのマリナーラ風」瓶詰ピザソースならすぐに完成
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・渋谷のイタリアン「Petalo」の酒匂駿佑...
生ハムの“食べるドレッシング”!?女子会向けごちそうサラダ
 おうちで女子会をするとき、「生ハム」をとりあえず買うことってありませんか? そのまま食べることも多いかと思いますが、今...
ぐっち夫婦 2020-03-15 15:31 フード
「温野菜と漬物タルタルソース」ご飯のお供がイタリアンに!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・代官山のイタリアン「ARMONICO」の佐...
フライパンで作る「鶏炭火焼きとひよこ豆のシェリー蒸し」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座のシェリー専門のスタンディングバー「バ...
「あさりのシードル蒸し」りんごの甘みと酸味の相性が抜群!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・浅草のガレット&国産クラフトシードルの専門...
プロ直伝!「レバームースパテ」で朝食も晩酌も幸せな時間に
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は横浜・野毛のビストロ「ジィーロ」の市川路朗さんに...
「肉せんべい」豚ロースを延し棒で薄くしたら低温でパリッと
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・末広町の和食店「神田明神下みやび本店 」の...
「鶏とあさりのブイヨン」フレンチの基本をおウチで作る
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は福岡市・大濠公園近くのフレンチ「TTOAHISU...
山形のだしをアレンジ「マグロだし」ヘルシーなサラダ感覚で
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は大阪・長堀橋「和旬 撫子」の卜部吉恵さんに、山形...
和風ケイジャンスパイスをイメージした「鳥肉の塩麹漬け」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・築地の創作和食店「やまだや」の高山和慶さん...
「鶏皮カラシ和え」安い食材が爽やかなおツマミに大変身!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・赤坂の居酒屋「がっしょ出雲」の野津宏太さん...
「糸島塩豚の明太柚子胡椒」とろーり軟らかなのに煮崩れなし
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は福岡・中央区にある「博多料亭 稚加榮」の平山克浩...