油断禁物!室内でできる日焼け対策&紫外線影響をチェック!

キレイ情報ラボ ライター女子部
更新日:2020-06-29 06:02
投稿日:2020-06-29 06:00
 あなたは、家で過ごす時にも日焼け対策をしていますか? 「室内だから」と、ついつい油断してしまう人も多いでしょう。しかし、その油断が後々大きな後悔になってしまうかもしれませんよ。
 そこで今回は、家の中での日焼け対策&紫外線による肌への影響についてご紹介します。

家にいても紫外線は大敵! 5つの日焼け対策

 外出時には、日焼け止めクリームやスプレーなどを使って紫外線対策をしている人が多いでしょう。対して、室内には屋根がありますし、どんなに暑くて紫外線が強い日でもクーラーなどが設置されているため、快適に過ごせますよね。

 しかし、家で過ごす日にも日焼け対策は必須なんです! 5つの対策を見てみましょう。

1. 日焼け止めクリームや化粧下地によるケア

 メイク時には、日焼け止めやUVカット効果のある化粧下地を使ってからベースメイクを作っていくのがセオリー。でも、外出しない日には、1日中ノーメイクで過ごしている人も多いでしょう。

 しかし、家の中でも窓ガラスを通して紫外線は入ってくるため、日焼け止めクリームや化粧下地によるケアが必要です。家の中で使う日焼け止めは、長時間かけて肌の黒化を引き起こすUV-A(紫外線A波)を防ぐ「PA」の数値が高いものを選びましょう。

2. 肌刺激を抑えたスキンケア

 紫外線は肌にとって大きな刺激となります。肌の状態が悪ければ、ダメージもそれだけ大きくなるでしょう。

 そうならないためには、肌のバリア機能を保つスキンケアが必要です。化粧水をはじめとしたアイテムは、できるだけ肌刺激の少ないものを選んで優しいケアを心がけましょう。

3. UVカットフィルム or UV対策のカーテンに変える

 最近ではUVカット加工がされた、さまざまなアイテムが販売されています。窓やカーテンも日焼けを防いでくれるものを選ぶことで、肌への悪影響を防ぐことができるでしょう。

 窓自体をUVカット加工されたものに取り換えるとなれば、かなりコストがかかることになりますが、UVカットフィルムであれば手軽に取り入れることができるため、おすすめです。

4. 模様替えで家具の配置を変える

 生活をする中で、自然光がどう入ってくるかは重要ポイント。「窓が大きくて、光がたくさん入ってくる部屋」を重視するのは悪いことではないですが、日焼け対策という意味ではデメリットになってしまいます。

 そんな場合には、模様替えで家具の配置を変えることもおすすめ。家具を窓際に配置することで、紫外線をカバーすることができます。

5. 食事で体の中からケアする

 普段、私たちが口にする食事は健康な体を維持するだけでなく、健康な肌を維持するためにも大切なものです。

 バランスの取れた食事は腸内環境を整えるだけでなく、肌の免疫力を高めてくれます。特に、にんじんなどのカラフルな野菜には抗酸化作用を持った成分が含まれているため、積極的に摂取したい食材。紫外線ダメージを、体の内側からサポートしてくれるでしょう。

日焼けはどんな影響があるの? 知っておきたい紫外線のこと

 「日焼けは肌によくない」ということは分かっていても、その理由や肌への影響などを知らない人も多いはず。実は、紫外線には種類があり、肌への影響も変わってきます。紫外線対策するのであれば、知っておいた方がケアもしやすくなるでしょう。

家の中でもダメージを受ける! UV-Aによる肌への影響

 紫外線の中でも、“生活紫外線”といわれているのがUV-A。波長が長く、地上に届く紫外線の9割を占めています。家の中にいる時には、このUV-Aを意識した対策が必要。

 私たちの肌は、肌表面から表皮、真皮、皮下組織の3つから成り立っていますが、UV-Aは真皮の中層部にまで届くと言われています。真皮にまで届いたUV-Aはシミの原因となるメラノサイトを活発にしたり、角化のリズムを乱し、肌荒れやごわつきなどを起こしてしまいます。

外出時に注意したいUV-Bによる肌への影響

 外出時に注意したいのは、“レジャー紫外線”ともいわれるUV-B。UV-Bの特徴は、散乱性が高いため、さまざまな方向から肌刺激を与えます。

 また、UV-Aとは異なり、肌表面の表皮の部分にダメージを与えます。赤く炎症が起こったり、肌が黒化する症状は、このUV-Bが原因であることが多いでしょう。

紫外線の量は季節や天気で変わる!

 夏場になると、日焼け対策をする人が多いですが、寒い時期になると日焼け対策を怠ってしまう人が少なくありません。確かに、夏と比べると冬は紫外線の量は減りますが、決してなくなっている訳ではありません。

 7月から8月の時期は、1年のうちでも一番紫外線量が多い時期。対して、冬場でも紫外線量は半分程度にまでしか下がりません。

 また、天気によっても紫外線量は変わります。晴れている時を100%とすると、晴れて雲が覆っている時には8割から9割程度、曇りは6割程度、雨は3割程度の紫外線量となります。曇りだからといって対策をしないと、うっかり日焼けをしてしまうため注意が必要です。

紫外線を受けるのは、上からだけではない!

 紫外線対策をしようと考えた時、「太陽から降り注ぐ」イメージをする人が多いでしょう。

 しかし、実際には空気中にあるちりやほこりなどに散乱されたり、地面の照り返しなどから肌に届くこともあります。雪国であれば、雪から反射してしまうこともあります。

油断禁物!家の中でも日焼け対策を♪

 外出時には紫外線を意識するものの、屋内となると「大丈夫だろう」と考えてしまう人が多いです。

 しかし、紫外線は屋内でも肌に届いてしまいます。「少しの間だから大丈夫」といった油断の積み重ねが、数年後の後悔につながるかもしれません。そうならないためには、日々の紫外線対策が鍵となるはず! ぜひ、ご紹介した対策方法で、肌を守ってくださいね。

キレイ情報ラボ
記事一覧
ライター女子部
女性のキレイを応援するラボ。メイク、スキンケア、バストケア、ヘアケア……など、役立つ情報をピックアップしてお届けします♡

ビューティー 新着一覧


大人ニキビが繰り返すのはなぜ?厄介な5つの原因&改善方法
 学生の頃からニキビに悩んでいる人は、「大人になったら治る」と思っていた人も多いでしょう。確かに、思春期ニキビは、本来で...
自分に合うシャンプーの種類が知りたい!選び方のポイント♪
 あなたは、今、使っているシャンプーに満足していますか? もしも、髪や頭皮にトラブルを抱えているということであれば、もし...
100円均一のヘアアクセが高見え! 使い勝手が良くて大活躍
 100円均一のヘアアクセの使い勝手が良くて、毎日使っています。ヘアゴムは使い込むとゴムが伸びてしまいますよね。お気に入...
老化で顔が伸びる? 面長化を食い止めたい女性の美容習慣3選
「この女優さん、昔は丸顔だと思ってたのに最近は面長だなあ」  ふとそんなことを思ったことはありませんか? 実は人の顔は...
七海 2020-03-17 06:00 ビューティー
おこもりビューティー5選!休日こそお家でキレイになろう♪
 忙しさにまみれて、平日はなかなかできない自分磨き。そんな人こそ、休日に時間をかけてキレイになりましょう!お店に行かなく...
小顔になれる!? 時短の鎖骨ケアで自信あふれる顔まわりに
 春服が店頭に続々と並びだし、オフィショルダーのトップスが着たくなる季節になりました。鎖骨が出る洋服は華奢に見えますし、...
リピート決定♡透明感アップを目指せるフェイスパック3選!
 コスパが良くて効果が実感できるフェイスパックを見つけたいと、いろいろ試してみました。使い出してから「透明感がアップした...
枝毛や切れ毛は修復できる?原因&美髪を目指す5つの対処法
 きちんとヘアケアをしているつもりでも、気づけば枝毛や切れ毛が発生して髪がパサついてしまう……そんなお悩みをお持ちの方は...
メガネ美人はモテる! 今すぐ真似したい6つの特徴&目指し方
 ファッションアイコンの1つにもなっている「メガネ」。あなたは、上手に使いこなしていますか? メガネは知的でミステリアス...
花粉や黄砂に負けない! 敏感な肌を守る行動とお手入れ3選
 花粉や黄砂、PM2.5など、アレルギーを持つ敏感肌の人には、しんどい季節がきていますよね。目だけでなく肌までかゆくなっ...
ワックスの種類は7つ! 特徴&髪質・髪型に合った選び方
 毎日のヘアスタイリングには欠かせないアイテムの「ワックス」。ヘアワックスにはそれぞれ特徴があって、髪質&髪型によって選...
24時間乾燥知らずの肌になりたい! 実践すべき一日3回の保湿
 乾燥対策には敏感になっている私たちですが、本当に今のスキンケアが合っているのか、今さら聞けないことってありませんか? ...
落としても安心! 100均&“スリコ”の万能プチプライヤリング
 ピアスの穴を開けていないのでイヤリング派です。セレクトショップなどで数千円するイヤリングをすぐ落とした日は悲しくなると...
ヘアオイルでツヤツヤ美髪に♪知っておきたい5つの選び方
 毎日、シャンプーやトリートメントでヘアケアしていると思いますが、中には髪のパサつきや失われたツヤに悩んでいる人もいるは...
すっぴんに自信を! ツヤツヤ肌を目指す6つの方法
 ニキビなどの肌悩みがあると「メイクをしないと外出できない」とストレスを感じてしまう方も多いでしょう。すっぴんにも自信が...
乳液クレンジングが人気♡メリットや正しいやり方のポイント
 今、乳液を使ったクレンジング方法があることをご存知ですか? スキンケアアイテムである乳液は保湿力に優れていることから、...