メイクのプロに聞いた!結婚を近づける“婚活メイク”徹底解説

田中絵音 日本合コン協会会長
更新日:2021-03-02 06:26
投稿日:2021-03-02 06:00
 結婚したいと思ったら、まずは出会いの場へ行きますよね。そこで大切なのが、第一印象です。最近はコロナ禍により、婚活アプリや結婚相談所に登録する人も増加傾向にありますが、いずれも最初に写真が目に飛び込んできますから、ますます見た目が重要になってきます。そこで今回は、婚活メイク専門家のおやちあきさんに、結婚に近づける婚活メイクのコツを伺いました。

婚活メイクをするメリット

———ズバリ、婚活メイクがオススメの理由を教えてください。

「第一印象が変わります。これは婚活する上でとても重要なこと。男性は女性をパッと見た時に『アリかナシか』を判断しますが、その時にナシと思われたら、もう一生ご縁は巡ってこないと思っていいでしょう。それくらい第一印象が大切なのです。

 そのためには、まずは万人ウケをするメイクであること。自身の個性を出していくのは、選ばれてからです。ピンポイントで個性を出して狙っていっても、出会える確率が下がるだけですからね」

 なるほど! それでは早速、婚活メイクの実践テクニックを具体的に教えていただきましょう!

部位別・婚活メイクの実践テクニック

 すっぴんの状態から婚活メイクを完成させるまでの手順を、おやちあき先生に解説していただきました。ぜひ、自分でも鏡を見ながら、婚活メイクの実践テクニックを熟読してくださいね!

ベースメイク

 とにかくナチュラルに見えるベースメイクを心がけましょう。メイクには流行がありますが、肌感に関してはいつの時代もキレイ一択です。「肌荒れが流行る」なんてことはありませんから、素肌がキレイそうなナチュラルベースメイクを作っていきましょう。

 リキッドファンデーションを塗り、その上からパウダーでおさえて、ふんわりしたお肌にしましょう。固形ファンデーションにすると強い印象になるので、婚活メイクには不向きです。逆に、営業の仕事などには向いていますね。

アイメイク

 アイメイクはトレンドの移り変わりが早いので、どんどんアップデートしましょう。ひと昔前のアイメイクをしていると、顔も古い印象になってしまいます。

 最近は、全体的に薄いアイメイクが流行っています。

 アイシャドーはー色塗りにし、アイラインは茶色のペンシルで。リキッドアイライナーは濃すぎるのでオススメしません。下のアイラインは引かずに、涙ぶくろの部分に肌なじみの良いゴールドのラメを塗りましょう。涙ぶくろにシルバー系の色を乗せると、昔のギャルっぽくなる可能性もあるので要注意。

 マスカラは1〜2回ささっと塗る程度で、くれぐれもひじきのようにゴテゴテに塗らないこと。まつ毛に関しては、日々のまつ育を頑張って自まつ毛を伸ばすことが大切です。婚活用の写真を撮るときは、付けまつ毛をして目力をUPさせるのも良いですが、実際に会うときは自まつ毛にマスカラを塗って、ナチュラルにするのがオススメです。

眉毛

 眉毛が少ない人は、生やしましょう。ナチュラルな眉にするために“生えてる感”がとても大事です。

 眉毛の色味は、髪の毛と目の色の間がベスト! 一般的には茶色寄りの色味が合いやすいです。逆にグレー系の眉毛の色が合っている人はなかなか見ないので、オススメしません。眉毛が濃いめの人は、眉マスカラで軽さを出しましょう。

チーク

 ピンク色のチークを、頬の上に丸く円を描くように入れましょう。王道ですが、ピンク色のチークは男性ウケがバッチリです。

 たまに目の真下にチークを入れたり、鼻を通過して左右のチークをつなげている人がいますが、婚活メイクとしては少々個性が強すぎます。

 チークを入れたら、ハイライトも入れましょう。額から鼻筋までのTゾーンと、こめかみ部分のC ゾーン、目の下の3箇所にハイライトを入れることで、顔に立体感が出ます。

 自分でメイクをしている時は、正面からしか見ませんが、デートの時は横並びになることもあるでしょう。そんな時に立体感があると、グッと魅力が引き立つのでハイライトは大切な一手間です。

 メイクに熱中していると“濃い薄い”の感覚がわからなくなってくるので、大きなミラーと小さな手鏡を両方見ながらメイクをすると、全体を確認しながらメイクができるのでオススメです。

リップ

 リップもピンク系の色をチョイスして、可愛いらしさを演出しましょう。ちょっとピンク過ぎるのは気恥ずかしいという大人女子は、コーラルピンクがオススメです。

 今はマスク必須なので、リップを塗った後はティッシュで軽く押さえるとマスクにつきにくいです。
 
 真っ赤な赤色のパワーリップなんかをつけると、少々おばけ感が出てしまうので、柔らかい色味で。また最近のトレンドでは、リップグロスはしない傾向にあるので付けなくて良いでしょう。

髪型

 一番のオススメはハーフアップです。髪の毛は長めが万人ウケします。毛先は巻いたほうが華やかになりますが、巻くのが苦手な方は、ストレースアイロンで毛先を内巻きにするだけでも効果的です。

 ワックスは柔らかいものを選びましょう。固まるタイプだと出先で髪型が崩れた時に修正できなくなってしまうので、調整しやすい柔らかいワックスが良いです。

 また、左右に変化がある髪型の方が相手にさまざまな印象を与えられるので、横分けにしたり、前髪を流すなどすると良いでしょう。

 金髪やインナーカラーは、婚活的には不向きです。彼が「自分の親に会わせたい」と思う雰囲気を意識してください。

 また、お泊まりデートをした時などの起きたては髪がボサボサになってしまうので、お団子にしてまとめるのがオススメです。

田中絵音
記事一覧
日本合コン協会会長
一般社団法人日本合コン協会会長、恋愛アドバイザー。2000回以上の合コンイベントに携わり、男女の恋愛心理に精通する。また一児の母であり、ママ向けイベントを行う「東京ママパーティー」の主宰も務める。著書に「こじらせ男子の取扱説明書(トリセツ)」
(双葉社)など。
ブログXInstagram

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


プチプラなのに優秀! 夏にお勧めな「毛穴ケア」アイテム3選
 鏡を見ては「ハァ…」とため息が出てしまったことはありませんか? 毛穴の開きがどうしても気になる季節。毛穴のないキメの細...
脱毛も色々だけど…自己処理とサヨナラしたいなら医療脱毛を
 プチ整形、アンチエイジング……気になるけれど、敷居が高くてよくわからない、そんなお悩みを抱えている方も多いのでは? コ...
166センチで体重40キロ台を20年以上キープ! その裏ワザ4つ
 夏になって肌を露出する機会が増えました。女性にとって、体のラインが出る薄着の季節は悩みどころの一つ。そこで、「身長16...
恋愛ホルモンで綺麗に! “つもりダイエット”で痩せる方法
「恋をすると痩せて綺麗になる」――。昔から耳にする言葉ですよね。でも、実はこれ、ジンクスでもなんでもなく、科学的にも証明...
注目サプリ類の本当のところは…? 美容家目線のレビュー3つ
 世間に星の数ほどあるサプリメントは、試してみたくても「実際のところ、どうなの?」が気になって、二の足を踏んでしまう人も...
毛穴悩みには自宅ピーリングを♪美肌を作るポイントや注意点
 毛穴悩み・ニキビ跡などの悩みを改善させると人気の「ピーリング」。でも、「肌に刺激が強そう」と、使用をためらっている方も...
公開ダイエット1週目…どれだけ痩せた? 体の変化も解説!
 多くの恋愛コラムを執筆していると、ふと「こんな私が恋愛コラムを書いていいの?」と思う時があります。多くの恋愛経験を積ん...
美肌は清潔が大事…ダイソー100均グッズがズボラ女子を救う
 100円均一をうまく活用して、メイクツールを清潔に保ちましょう。汚れたスポンジやブラシを使い続けていると、雑菌が肌荒れ...
色黒さんが色白になるには? 透明肌を目指すスキンケアのコツ
 透き通るような「色白」の女性って憧れてしまいますよね。でも、中には「もともと色黒だし、美白なんて無理……」なんて、諦め...
夏冷え警戒! 身体を温めるおすすめビューティードリンク3選
 夏の暑い日はアイスコーヒーや炭酸飲料など、冷たいドリンクを飲みたくなりますよね。でも内臓が冷えてしまう冷たいドリンクの...
香水をつけると恋が動く!男性が好きな香り&上手なつけ方♡
 男性からふわりと香水の良い香りがした時、ちょっといいな♪って思ったことがある女性は多いはず。実は、男性も同じ。良い香り...
体重を全公開! 忙しい主婦はダイエットに成功できるのか?
 私は現在25歳で、2人の年子兄弟がいます。女性の皆さん、女って本当に忙しいですよね? 一度太ってしまうと、なかなか痩せ...
ニトリ美容家電は全部500円以下! ネイルはお家で超キレイ
 長年セルフネイル派ですが、正直仕上がりはイマイチでした。せっかく塗ったネイルに指紋がついたり、グチャっとさせて塗り直し...
新説!「毛穴パック」で毛穴は広がらない? 正しいやり方♪
 毛穴の黒ずみをごっそり取り除く「毛穴パック」。でも、近年では「毛穴が広がる」とか「肌を傷める」なんて、悪い噂が広まって...
女性がデートで気合いを入れるポイントと男の視点の違いとは
 夏はファッションの露出が増え、気温や湿度によるメイク崩れも気になりがちなシーズン。意中の男性とのデートに向け「幻滅だけ...
猫背に肩こり…バストを垂れさせる本当の原因はこれだった
「バストが垂れるのは、年齢のせいで仕方ない……」そう思っていませんか? 実は、そのお悩み、年齢のせいではないかもしれませ...