半身浴で美ボディに♡ 正しいやり方&避けるべきタイミング

キレイ情報ラボ ライター女子部
更新日:2021-03-28 06:00
投稿日:2021-03-28 06:00
「半身浴」は、以前から美容に敏感な女性たちに注目されている美容法のひとつ。半身浴を効果的に行うためには、正しいやり方をしっかりマスターすることが大事なポイントになります。そこで今回は、半身浴の正しいやり方や、期待できる4つの効果をご紹介します。正しいやり方で、半身浴の効果を最大限に引き出しましょう!

半身浴の正しいやり方! 6つのポイントをチェック♪

 半身浴というと、湯船に半分お湯をためて、お腹よりも下の部分だけ温めれば良いと思っている人も多いでしょう。でも、半身浴は正しいやり方でやらないと効果が半減してしまうこともあるんですよ。そこでまずは、正しいやり方をチェックしていきましょう。

1. お風呂の温度は38〜40度

 半身浴をする時のお風呂の温度は夏場で38度ほど、冬場で40度ほどが適温だと言われています。一般的な全身浴の場合は42度程度が適温ですが、半身浴は全身浴に比べて湯船に浸かる時間も長いので、やや低めの設定が良いそうです。

 半身浴では時間をかけて少しずつ体を温めることで、体への負担を最小限に抑えて体の芯までしっかり温めることができます。体を温めると全身の血行も良くなり、新陳代謝アップにもつながりますよ。

2. 半身浴の時間は20〜30分

 全身浴に比べて湯船に浸かる時間が長い半身浴ですが、長ければ長いほど効果が上がるわけではありません。個人差はありますが、半身浴を開始してから20分くらいで汗をかき始めると言われているので、20〜30分が理想だと言われています。

 ただし、体の温まり方や汗をかくタイミングには個人差があるので、「辛い」と感じた時は無理をしないようにしてくださいね。短時間で辛さを感じる場合は、無理のない範囲で何度かに分けて入浴してみましょう。

3. しっかり水分補給する

 半身浴をする際には、しっかりと水分補給をすることも忘れないでください。入浴中の脱水症状の予防や発汗促進のためにも、入浴前にしっかり水分補給をしましょう。

 理想的な水分補給は、常温のお水をこまめに飲むこと。冷たいお水を一気に飲んでしまうと、体が冷えたり、胃腸に負担がかかる場合もあるので、注意してくださいね。

4. 下半身にかけ湯してから始める

 かけ湯をせずにいきなり湯船に使ってしまうと、血圧が一気に上がり、体に負担がかかってしまうことも。そのため、半身浴をする際は、下半身にかけ湯をして、お湯の温度に慣れてから始めてくださいね。

 また、最初に肩まで湯船に浸かってしまうと半身浴中に上半身が冷えてしまうので、お湯に浸かるのはみぞおちまでにしましょう。

5. 湯船のふたを上手に活用する

 半身浴は38〜40度と適正温度が低いので、長時間入浴していると徐々に湯船の温度が下がってしまいます。特に、冬場は温度が下がりやすいので、適正温度を保つために何度も追い炊きが必要になることも。

 おすすめは、湯船のふたを上手に活用すること。湯船の温度が下がりにくくなるので、何度も追い炊きする必要がなくなります。ギリギリまでふたを閉めて顔だけ出せば、自宅のお風呂で蒸し風呂気分が味わえますよ。

6. 体の温度管理をする

 半身浴をして上半身に寒さを感じたら、無理をせずにしっかりと保温しましょう。湯船で温めて絞ったフェイスタオルを肩にかけるだけでも、寒さが和らぎます。体がしっかり温まるまで、何度かタオルを温め直しましょう。

 反対に、熱さを感る場合は、のぼせを防止するために湯船の近くに冷たいタオルを用意しておくと良いでしょう。どちらの場合も無理をせずに、体の温度管理をしっかり行ってくださいね。

半身浴をする際の避けるべき4つのタイミング

 続いては、半身浴をする際に避けるべき4つのタイミングを見ていきましょう。体に負担をかけないためにも、半身浴はしっかりとルールを守って行ってくださいね。

1. 体調の悪い日

 半身浴を行うとたくさん汗をかくので、思っている以上に体力を消耗します。体調の悪い日は、悪化してしまう可能性もあるので半身浴はお休みしましょう。

 ちなみに、半身浴を行うと体が温まって血行が良くなり、生理痛が緩和されることもあるそう。ただし、頭痛や腹痛などその他の辛い症状がある場合、負担になってしまうこともあるので無理をしないことが大切です。

2. 食事後

 食べた直後は、食べ物を消化するために血液が胃腸に集まるもの。しかし、食事後すぐに半身浴をしてしまうと、全身に血液が循環してしまうので、消化不良を起こしてしまう可能性があります。食事後は、最低でも1時間くらい空けてから半身浴を行いましょう。

3. お酒を薬を飲んだ後

 お酒を飲んだ後の半身浴は、とても危険なので絶対に避けましょう。自分ではさほど酔っていないと思っても、血液の流れが良くなることで酔いが回ってしまうことも。

 アルコールが体内にある状態で無理に半身浴をすると、肝臓の働きを妨げてしまう可能性もあるので十分に注意しましょう。

4. 寝る直前

 寝る直前の半身浴も、避けたほうが良いタイミングです。人の体は、深部体温が下がると眠くなるしくみになっています。そのため、寝る直前に半身浴をしてしまうと、体の深部温度が上がってしまい、寝つきが悪くなってしまうのです。

 深部温度は下がるまでに1時間くらいかかると言われているので、寝る時間の1〜2時間前には入浴を終わらせておきましょう。

半身浴の正しいやり方をマスターして美ボディを目指そう♡

 効果的に半身浴を行いたいなら、正しいやり方をマスターすることが必須です。また、すぐに効果が実感できるものではないので、根気強く続けることが大事なポイント。

 お気に入りの香りの入浴剤やアロマキャンドルをプラスして、あなただけのバスタイムを楽しんでくださいね♡

キレイ情報ラボ
記事一覧
ライター女子部
女性のキレイを応援するラボ。メイク、スキンケア、バストケア、ヘアケア……など、役立つ情報をピックアップしてお届けします♡

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


気になる肌の黒ずみは今年こそ解消♡ 原因&対策方法7選!
 どんなにおしゃれな服を着ても、ちらっと見える肘や膝が黒ずんでいたら台無しですよね……。しかし、一度できた肌の黒ずみは頑...
キャンメイクもセザンヌも♡ “艶っと女”になる新作コスメ3選
「キャンメイク」「セザンヌ」「ダイアン」と言えば、ドラッグストアを中心に大人気のプチプラコスメブランド。この夏の新作には...
絶対に崩れないメイクの方法&裏技♡ ひと手間で美肌キープ
 せっかく丁寧にメイクを仕上げても、「すぐにメイクが崩れてしまう……」と悩んでいる女性も多いでしょう。でも、そのお悩みは...
すぐに実感!二の腕痩せのトレーニング&マッサージのコツ♪
 露出が多くなる季節になると、特に気になるのが「二の腕」。綺麗に引き締まった二の腕になりたくても、二の腕は部分痩せが難し...
マスクでたるみ&老け顔が加速…3つの撃退方法で対策を!
 コロナ禍の今、マスクをつける機会が増えた私たち。意外にも「しみやシワ、たるみや肌荒れを隠せる♡」と喜んでいる人もいるの...
“地雷メイク”が病みかわいい♡ メイク方法&3つのポイント
 病みかわいいと人気の「地雷メイク」。芸能人でもりゅうちぇるさん、ゆきぽよさん、藤田ニコルさんなどが地雷メイクをして、話...
ロングとショートどっちが似合う顔?判断方法&似合わせるコツ
「たまにはヘアスタイルを変えたい! 」と思っていても、ロングとショート、どちらが似合う顔なのかは切ってみないとわからない...
今すぐ簡単にできるバストアップ方法はどれ?成功ポイント♡
 女性の永遠の悩みとも言える、バスト問題。「ふっくらバストになりたい!」「もっとハリがほしい!」と、日々バストケアに取り...
毛穴レスメイクで陶器肌に♡5つのポイント&スキンケア方法
 毛穴が目立たず、つるっとした陶器のような肌は女性の憧れ。しかし、メイクをしても「毛穴が隠しきれない」と悩んでいる女性は...
童顔メイクで愛されフェイスに♡ 4つのコツと詳しいやり方
 男性ウケ抜群な童顔メイクは、ナチュラルであどけない少女のような顔立ちになれると人気です。でも、「大人っぽく見られがちな...
大人女子必見! ハイヒールの履き方5つのポイント&選び方♪
 子どもの頃、ハイヒールを履いている大人の女性に憧れを感じていたという人は多いでしょう。しかし、いざ大人になってハイヒー...
ベタつきが苦手な人にも♡ 夏の乾燥におすすめ美容オイル3選
「エアコンによる乾燥が気になる」「夏老けしないで、肌と髪を美しく保ちたい!」、そんなお悩みはありませんか?  美意識の...
今さら聞けない “抜け感ファッション”の意味&ポイント♡
 世にあふれる数多くのファッション用語。シーズンや時代によっても変わるトレンドですから、お洒落上級者を目指すなら、常にア...
ヒリヒリつらい…カミソリ負けの症状&ムダ毛処理時の予防法
 ムダ毛の処理方法にはさまざまな方法がありますが、その中でもカミソリを使った処理は手軽な方法のひとつ。カミソリはリーズナ...
夏のメイク直し最強アイテム4選♡ ミスト使いで差をつけよう
 皮脂や汗で、メイクがドロドロに崩れやすい夏。特にマスクをつけた日には、ムレや擦れも起こるため、朝のメイクを保つのは至難...
正しいブラッシングのポイント&意外と知らない5つの注意点
 美しい理想的な髪を目指し、シャンプー選びやトリートメントに気を使っている人も多いでしょう。しかし、美髪にはブラッシング...