梅シロップでスペシャルドリンクを作ってみた 2021.7.2(金)

コクハク編集部
更新日:2021-07-03 07:42
投稿日:2021-07-02 06:00
 地元の食材シリーズ第4弾は「青梅」。「梅仕事」に憧れつつも、毎年スルーしてしまっていたけれど、今年は一念発起! 梅シロップ作りに挑戦しました。

無人販売所で発見

 無人販売所に500グラム100円で売っていました。

 ちょっと黄色くなっているけど、まあ大丈夫でしょう! 細かいことは気にしない。

瓶がなくても大丈夫!

 コクハクでもお世話になっているぐっち夫婦さんがインスタで紹介していたレシピを参考にさせていただきました。

 瓶ではなくジップロックでできちゃうのがありがたいです。

 なんせ筆者は自他ともに認めるズボラ人間。瓶を煮沸消毒して、完全に乾かして……っていう工程が面倒くさいんです。そもそも瓶を買いに行くところから始めなくちゃいけないし。

よそ見はダメよ!梅の下処理は丁寧に

 よく洗った梅を一つずつ清潔なふきんで拭いたら、ヘタを竹串で取っていきます。

 この作業、テレビを見ながらやってたら手元が狂って、危うく指にぶっ刺すところでした。怖い怖い。

 念には念をということで、ヘタの部分を今度は綿棒でお掃除します。なんかこの工程、おへそのゴマ取りっぽい。

 作業する部屋が梅の甘い香りに包まれてなんとも清々しい気分に。

 香りに誘われるまま、いっそこのまま食べちゃおうかな? と思ったのですが、青梅の実や種子には毒成分が含まれているのだそう。絶対に食べちゃダメですよ!

 小さいお子さんがいるご家庭は特に気をつけてくださいね。

あとは待つだけ

 氷砂糖とリンゴ酢を加えて冷暗所にIN。なんだ、思ったよりも簡単だったな。

 氷砂糖が溶けるまで待ちます。おいしくできるかな。ドキドキ。

自家製梅シロップの出来上がり

 2週間寝かせたのがこちら。いい色になっています。さてさていただいてみようかしら。

 おお、甘酸っぱーい♡ お酢の酸味が利いているので、甘すぎることなくとっても爽やかなお味。

 作ってよかった。っていうかもっと早く作ればよかった。

スペシャルドリンクはいかが?

 梅シロップを使って作りたかったのがこちら! 凍らせたキンミヤ焼酎に梅シロップを少々。そして、炭酸を加えたら梅シロップハイの出来上がり。

 梅酒ソーダじゃ酔っぱらえなくて物足りないんだよなーという飲んだくれアラフォーのためのドリンクです。筆者はキンミヤ焼酎(大さじ3)、梅シロップ(大さじ1)の配合でちょうどよく酔えました。

 キンミヤ焼酎のシャリシャリと、炭酸のシュワシュワが気持ちいい! グイグイ飲めちゃうお味です。

酢の物にもどうぞ

 飲むだけでなく、酢の物の味付けにもおススメですよ。

レシピ

・キュウリ 適量
・小エビ 適量
・ワカメ 適量

・梅シロップ 大さじ1
・酢     大さじ1
・塩 適量

 梅シロップのまろやかな甘みが、いつもの酢の物に高級感をプラスしてくれます。味にも奥行きができてGood!

 ◇  ◇  ◇

 思ったよりも簡単&上手にできてよかったです。ビールに入れて飲むとビアカクテル風もなりますよ。いつものビールがフルーティーに大変身!

 そろそろ青梅の季節も終わり。もうちょっと仕込めばよかったかも。来年に期待だな。

(編集K)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

フード 新着一覧


「干し柿バター」切って“酒マリネ”をして混ぜて待つだけ!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・赤坂の居酒屋「赤坂 まるしげ」の与那覇朝雄...
「千枚蕪と柿の酢物」シャクシャクとトロッのハーモニー
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は福岡・中央区にある「博多料亭 稚加榮」の平山克浩...
生のカリフラワーを使うのがポイント!「いもフラワー」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・有楽町のフレンチレストラン「Restaur...
彩り野菜と塩がうまさを引き立てる「鯛のカルパッチョ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は大阪・西区のイタリア料理店「トラットリアパッパ」...
ふわっとした食感に仕上がる「白子のバターしょうゆ焼き」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・赤坂の和食店「多に川」の阿部学さんに、軽い...
玉味噌の風味とナスが溶け合う「米ナスの田楽牛肉添え」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は千葉県・流山市の老舗割烹「割烹柳家」の青柳宏幸さ...
「きのこのマリネ 半熟卵添え」一晩寝かせてマイルドな味に
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は大阪・豊中市のフレンチ「ビストロ・リッペ」の中尾...
【パクチーえび餃子】パクラー集合! お好みで追いパクも♡
「仲良しメンバーで年末集まろ~!」「鍋パーティーしよ~!」などとワイワイごはん会の計画を立てている方に朗報です!(笑)今...
ぐっち夫婦 2020-01-15 14:57 フード
外はカリッと中はふわっふわ「ジャガイモとツナのフリコ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・学芸大学のイタリアン「あつあつ リ・カーリ...
砂肝の皮を使った「砂肝ポン酢」 コリコリ食感がやみつきに
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・吉祥寺の焼き鳥店「焼き鳥 しょうちゃん」の...
すし酢を使ってまろやかな味に「トマトとバジルのマリネ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は札幌・すすきのの居酒屋「おばんざい屋 まる」の平...
「シュークルート」寒い夜は煮込み料理で体の芯から温まろう
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・浅草橋のビストロ「ジョンティ」の斎藤光さん...
「数の子の芋サラダ」定番のポテトサラダが“和”のおつまみに
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座の寿司の名店「銀座 すし延」の伊東純司...
おなじみのスナック菓子が大変身!お手軽「ポテサラ明太」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・人形町の和食料理店「いわ瀬」の望月洋介さん...
銀座の名店の味を自宅でも!ヘルシーな「季節野菜のマリネ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座のフレンチ「ルヴァン・エ・ラ・ヴィアン...
肝を加えてコクを出す「サンマとクリームチーズのリエット」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は沖縄・那覇のビストロ「Refuge」の大城忍さん...