アボカドも一緒に揚げる「エビとアボカドのマヨネーズ和え」

コクハク編集部
更新日:2021-11-23 06:00
投稿日:2021-11-23 06:00
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、北海道・札幌の「台湾小籠湯包 ファンズ・マルヤマ」のファン・ジー・シェンさんに、女性客に大人気の一品「エビとアボカドのマヨネーズ和え」のレシピを教えていただきました。

エビマヨの新境地!

 ファンズが店を構える札幌市の円山は、洒落たカフェやバルなどが点在し、北海道の新たな観光スポットとして注目されるエリア。木を基調としたシックな内装の同店にも、女性のリピーターが多いといいます。

 看板メニューは小籠湯包。

 手作りの皮をひと口噛めば、丁寧に処理した鶏の足からとった上質なスープがあふれ出し。フーフーハフハフしながら、冷たいビールをグイッ。本格台湾料理を提供するファンさんの実力にうなっていると、「白ワインに合わせるなら……」とすすめられたのが、今回のダンツマです。

 揚げたエビにマヨネーズソースを絡ませた「エビマヨ」。今や中華料理の定番として市民権を得た一品ですが、台湾出身のファンさんは、これにアボカドを合わせます。

 ポイントはアボカドも揚げること。そうすることで、より口溶けが柔らかくなり、ソースのマヨネーズとも絡まりやすくなるそうです。

「こちらも、特に女性のお客さまに人気です」

 そう言う、オーナーの言葉に納得!

材料

・エビ(生) 5匹
・アボカド 4分の1個
・卵 2分の1個
・片栗粉 20グラム
・マヨネーズ 適量

レシピ

(1)卵と片栗粉を合わせた衣に、エビとアボカドを絡ませる
(2)150度から160度に熱した油(分量外)で揚げる。色づかない程度に揚げるのがポイント
(3)マヨネーズで和えて完成

本日のダンツマ達人…ファン・ジー・シェンさん

▽ファン・ジー・シェン
 1961年、台北出身。小学校卒業後に料理の道に入り、台湾高雄の高級店から夜市(屋台)、日本の西麻布の本格中華店まで、この道45年以上のベテラン料理人。店休日の息抜きはもっぱらパチンコ。「日本語も大体、大丈夫です。気軽に声をかけてください」

▽ふぁんず・まるやま
 東日本社会人リーグで活躍した元ラガーマンのオーナーが、百貨店勤務時代に台湾で知り合ったファンさんの料理に惚れ込み、強力スクラムを組んで2019年1月にオープン。すべて皮から手作りする小籠湯包など本格点心を看板メニューとする店は、地元北海道の旬の食材を使った料理も大人気。感度の高い札幌の女性客を中心に、連日盛況の人気店。北海道札幌市中央区南1条西22―2―21 Palazzo裏参道1F。

(日刊ゲンダイ2021年11月11日付記事を再編集)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

フード 新着一覧


「よだれナス」ナスを蒸すことで食感と風味が格段にアップ!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、神奈川・鎌倉の創作中華料理店「かかん」の小出幸...
「ピータンウニ豆腐」2ステップで定番メニューが豪華に変身
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、神奈川・鎌倉の創作中華料理店「かかん」の小出幸...
「白酒のウオッシュチーズ」白酒をはけで塗って3週間熟成!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、神奈川・鎌倉の創作中華料理店「かかん」の小出幸...
「そうめんの熱々サラダ油かけ」ニンニクの香りが引き立つ
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・池袋の中国西北家庭料理店「沙漠之月」の英...
「豚肉とキャベツ、春雨炒め」モチモチ食感の春雨が主役!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・池袋の中国西北家庭料理店「沙漠之月」の英...
「ナス、トマト、ピーマンの黒酢炒め」底のスープも有効活用
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・池袋の中国西北家庭料理店「沙漠之月」の英...
今年の枝豆は“昆布塩水漬け”も仲間入り♡ 2021.6.23(水)
 わーい、わーい。夏のおつまみに欠かせないやつ、今年も枝豆の季節がやってまいりました! 昨夏は取材先のjiubar(東京...
新たな無限おつまみ「エノキと千切りキュウリのラー油あえ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・池袋の中国西北家庭料理店「沙漠之月」の英...
「小ネギと豆腐のゴマ塩あえ」切った材料をあえるだけで完成
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・池袋の中国西北家庭料理店「沙漠之月」の英...
「アーリオ・ラー油・ペペロンチーノ」自家製ラー油に挑戦!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・銀座の居酒屋「炭火屋るぷりん」の海老沢淳...
神戸出身記者オススメ!鉄板スイーツ3選 2021.6.19(土)
 長引くコロナ禍で、地元・神戸に帰省出来ない日々が続いています。18歳で上京して以来、こんなに帰らなかったことはありませ...
「半熟卵 豆板醤とレモンたれ」コクと深みがすごい万能ダレ
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・銀座の居酒屋「炭火屋るぷりん」の海老沢淳...
「おしゃれすぎるフードコート」居心地は?2021.6.18(金)
 日本橋界隈での打ち合わせで「COMMISSARY(カミサリー)」(東京・中央区)に行ってまいりました。
粋なおつまみ「アメリカンチェリーとブルーチーズのマリネ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・銀座の居酒屋「炭火屋るぷりん」の海老沢淳...
クセになる「エシャレットのアンチョビーソースのせ冷や奴」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・銀座の居酒屋「炭火屋るぷりん」の海老沢淳...
「スナップえんどうの梅干しトマト和え」三位一体の美味しさ
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・銀座の居酒屋「炭火屋るぷりん」の海老沢淳...