恵比寿の超人気店「賛否両論」予約が取りやすい時間帯って?

山口えりこ 飲食トレンドリサーチャー
更新日:2019-05-28 05:32
投稿日:2019-03-27 06:10
 世界で最も多くの星を持つ美食都市「東京」。恋人と友達と家族と。美味しくて素敵な、記憶に残る時間を過ごしませんか?飲食トレンドリサーチャーの山口えりこが、5,000円から10,000円で最高の料理とおもてなしを体験できる「東京レストラン」を紹介します。

 日本一予約が取れない料理店として有名な恵比寿「賛否両論」。笠原将弘マスターの自然体で流れるような包丁づかいは、他の料理人とは一線を画す美しさです。

 予約はカウンター席がオススメ。会話を邪魔しないスマートなサービスも心地いい。店名には、「99人に嫌われても、1人に熱烈に好かれる方がいい。実際に少数であっても、『ものすごく好きだ』と言ってもらえたらいい」という思いが込められています。

予約は…取れる!

 日本一予約が取れないのは、予約が集中する18時~19時の時間帯。その時間帯を避ければ、比較的予約は取りやすいです。加えて、当日キャンセル等で席が空いていたりもします。

 恵比寿のオトナ女子にリサーチしたところ最も多かった予約パターンは、20時30分~21時で予約するパターンでした。19時までしっかり仕事をして、19時30分に恵比寿駅で待ち合わせ。駅近くのバーでアペリティフしてからお店に向かうという感じです。

 笠原将弘マスターはどんなに忙しくても厨房に入り、お客様に自ら料理を提供することをモットーにしているそうです。

メニューはおまかせコース2種類

 旬の食材で繊細に構成された先付がコース料理のワクワク感を盛り上げます。

 夜は6,800円と8,900円のおまかせコースを用意。土曜のみ営業しているランチでは、夜の6,800円のコースと同じ内容の料理が提供されます。

 マスターが選び抜いた美しい器たちが料理を一層引き立てています。

 旬の食材を使った、しめの土鍋ご飯も絶品です。食べきれない分はおにぎりにしてお土産にしてくれます。

デザート6種類は選び放題!

 コースの最後のデザートは6種類どれも選び放題。6種類全部選んでもOK。これは嬉しい!

 マスター直筆のデザートのお品書き。

全ての和食ラバーズへ

 賛否両論の料理は、産地や素材にこだわりながらも比較的身近で手に入りやすい食材と調味料で作られています。

 真骨頂は、マスターの知識と経験から生み出される創意工夫と、旬の食材を美味しく調理する繊細な技術、そして古典日本料理をより現代風に進化させた革新性です。

 恵比寿の住宅街に佇む落ち着いた大人の隠れ家料理店。デートや接待だけでなく、家族や友人との食事にもおすすめです。思い出に残る時間が過ごせます。

お店情報

▼賛否両論
住所:東京都渋谷区恵比寿2-14-4
定休日:日曜・祝日
電話:03-3440-5572 
予約電話受付時間:平日12:00~、土曜11:00~

【ランチ】
12:00~14:30(土曜のみ) 
おまかせコース6,800円

【ディナー】
18:00~24:00
おまかせコース6,800円/8,900円
※別途サービス料10%

山口えりこ
記事一覧
飲食トレンドリサーチャー
外食企業にて店舗運営や経営企画、広報戦略室長を歴任。飲食店経営の傍らParisと東京を中心に飲食トレンドリサーチャー、スイーツコンシェルジュとして活動中。テレビ東京「TVチャンピオン極ーラーメン王決定戦ー」女性史上初のセミファイナリスト。趣味はラーメン食べ歩きと温泉めぐりとカラオケ。
InstagramXWeibo

フード 新着一覧


暑い日に「なすのスタミナそうめん」ナスと大葉の相性が抜群
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・西荻窪の居酒屋「じんから」の堅谷博さんに、...
万能の黒こしょうソースと「豚三枚肉とズッキーニのソテー」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・外苑前のワインビストロ「アミニマ」の阿部真...
豚バラともやしを重ねて蒸すだけ!食欲そそる夏☆満足おかず
 梅雨も明けて、すっかり夏ですね。暑い日はコンロの前に立つ時間を短くしたいもの。今回は「重ねるだけ」で簡単に作れる猛暑に...
ぐっち夫婦 2020-09-27 11:52 フード
白ワインと一緒に 「夏ヒラメと薬味野菜のカルパッチョ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・新橋のフレンチ「ボワ ヴェール」の川口かず...
「オカヒジキ、ヤリイカ、タラコの和え物」食感がクセになる
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・押上のワインビストロ「CLOUD NINE...
味噌が香ばしい「冷や汁」 真夏にぴったりな宮崎の郷土料理
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は宮崎市の板前料理店「福重」の福重浩さんに、宮崎の...
晩酌が華やぐ「枝豆の醤油煮」と「谷中生姜のもろみ揚げ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・向島の老舗料亭「櫻茶ヤ」の添野光二さんに、...
甘くてまろやか「ニンジンのポタージュをかけた茶碗蒸し」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・新橋のフレンチ「ボワ ヴェール」の川口かず...
組み合わせの妙!ハイボールに合う「酢飯納豆の春巻き揚げ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・門前仲町のミシュランにも掲載された割烹「ふ...
「夏野菜の冷製カレー風味」ちゃちゃっと本格志向の晩酌!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・押上のワインビストロ「CLOUD NINE...
「夏野菜のみぞれ和え」皮ごとおろして大根の辛さを味わう
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は宮崎市の板前料理店「福重」の福重浩さんに、涼を呼...
おうち料理が料亭に!日本酒が進む「アユの大葉酢あんかけ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・向島の老舗料亭「櫻茶ヤ」の添野光二さんに、...
「モツイタリアン」仕上げに日本酒でフランベする理由は?
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・お花茶屋にある居酒屋「東邦酒場」の遠藤泰典...
「鶏のイタリア風チャーシュー」最後のひと手間でプロの味
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・六本木ヒルズにあるイタリアン「オッジ・ダル...
2度美味しい 「鳥と大根スープ煮」からの「冷麺風そうめん」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・門前仲町のミシュランにも掲載された割烹「ふ...
カルパッチョ好き必見!おうちで作る「アジの和風タルタル」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・押上のワインビストロ「CLOUD NINE...