「マッシュルームのラクレット焼き」きのこ×チーズ、最強!

コクハク編集部
更新日:2022-05-09 06:00
投稿日:2022-05-09 06:00
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・神宮前のマッシュルーム専門店「マッシュルームトーキョー」の鈴木淑之さんに、のんべえ女子にはたまらない「ラクレット焼き」のレシピを教えていただきました。

ジューシーなうま味が口いっぱいに

 ラクレットチーズはスイス原産のハードタイプのチーズです。

 本場では、ジャガイモなどにかけて食べる料理も人気なのだとか。今回のメニューは、これをマッシュルームに応用。上品で嫌みのないマッシュルームに、トロッと溶けたラクレットチーズのまろやかなコクが加われば、おいしいに決まってます! 熱々を頬張れば、口いっぱいにうま味が広がりますよ。マッシュルームの食感も楽しい♡

「これはワインを飲まれる方にオススメします。簡単にできて、おいしいですよ」

 マッシュルームは一般的なサイズでもOK。炒める時は、フライパンの中で汗をかくまで待つのがポイント。塩は軽く振るだけで十分です。

 オーブンを使う場合は200度で2~3分ぐらい。チーズが溶ければ完成です。

 ラクレットチーズは、火を通すと一層おいしくなります。コショウとの相性もバッチリ。お酒好きには病みつきになるおつまみです。

【材料】

・ジャンボマッシュルーム 2分の1
・ラクレットチーズ 15グラム
・塩 少々
・黒コショウ 少々

【レシピ】

(1)フライパンでマッシュルームを炒め、表面に汗をかいてきたら塩を振る。

(2)1を耐熱皿に入れラクレットチーズをのせてからトースターで焼く。チーズが溶けたら黒コショウを振って完成。

本日のダンツマ達人…鈴木淑之さん

▽鈴木淑之(すずき・としゆき)
 子供のころ、11歳上の兄に連れられて訪れた東京・田端のレストランで食べたポークカツに感動、料理人を志す。芝パークホテルで30年、フレンチレストランで料理長などを経験。「MUSHROOM TOKYO」のオープンから料理長を務めている。

▽マッシュルームトーキョー
 マッシュルーム料理の専門店として2014年4月2日にオープン。生産者の味を壊さないシンプルな味付けで、マッシュルーム愛好家を増やしている。昨年6月、兵庫県姫路市に2号店の「MUSHROOM TOKYO HIMEJI」もオープンした。

東京都渋谷区神宮前6-2-4

(日刊ゲンダイ2020年3月26日付記事を再編集)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

フード 新着一覧


「なめたけアボカドわさび」自家製なめたけは意外と簡単!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・月島の立ち飲みの割烹料理店「さかづき」の坂...
「長芋バター醤油焼き」皮ごと愛して…ひと手間でプロの味!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座の和食とワインのお店「時喰み」の佐々木...
「腐乳鶏ミョウガ添え」手羽を使えばジューシーに仕上がる
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・幡ケ谷にある「餃子の店 您好」の野坂由郎さ...
こんにゃくと鷹の爪の煮物風 食感楽しむ「ピリ辛焼きそば」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座のフレンチ「銀座エスコフィエ」の東正俊...
「豚バラとナスの柚子胡椒酢みそかけ」はメインのおかずにも
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・渋谷にある「IZAKAYA P/ma」の丸...
卵を抱いた「甘エビの醤油漬け」おちょこが止まらない…!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・月島の立ち飲みの割烹料理店「さかづき」の坂...
「戻りガツオの薬味和え」旬の魚と和えてサラダ感覚で食べる
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座の和食とワインのお店「時喰み」の佐々木...
「刺し身クラゲ」玄米黒酢を混ぜたタレがおいしさの決め手
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・幡ケ谷にある「餃子の店 您好」の野坂由郎さ...
魚介マリネの「セビーチェ」はポップコーンと合わせて南米風
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座のフレンチ「銀座エスコフィエ」の東正俊...
ネギをガリにチェンジ!「ガリ間の串焼き」はビールのアテに
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・渋谷にある「IZAKAYA P/ma」の丸...
「タコのクリームチーズサテトム和え」はコクのある味わい
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は兵庫・芦屋のビストロ「Isshiki」の一色幸作...
日本酒に合う「利平栗の渋皮揚げ」皮ごと揚げてホクホク甘い
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・月島の立ち飲みの割烹料理店「さかづき」の坂...
しっとりと軟らかい「鶏むね肉の唐揚げ」のコツは揚げ時間
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座の和食とワインのお店「時喰み」の佐々木...
市販の皮で作る「焼き餃子」誰でも簡単にカリッと焼ける方法
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・幡ケ谷にある「餃子の店 您好」の野坂由郎さ...
秋の定番といえば!「柿とかぶの生ハムマリネ」ワインとね☆
 実りの秋――。この時期になったら必ず作って食べるレシピがあるんです。素材の味を活かしたシンプルな一品。簡単に作ることが...
ぐっち夫婦 2020-10-11 14:51 フード
ソースに漬け込んで電子レンジで10分のお手軽「スペアリブ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座のフレンチ「銀座エスコフィエ」の東正俊...