不倫相手と肉食ディナー クロス下で悶絶リモートプレイ!#5

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2022-05-06 06:00
投稿日:2022-05-06 06:00
 ダンディな上司と不倫中のU子さん(32歳広告代理店/独身)。自らを「肉食女子」「不倫体質」と豪語する彼女はセックスでも満たされ、心身共に潤う日々が続いていた。そんな矢先、コロナ禍で彼と逢う機会がめっきり減ることに。寂しい夜、U子さんは彼・Z部長(51歳広告代理店/妻子アリ)を思いながらローターで自慰をし、寂しさと欲求不満を紛らわせていた。
 そのことを彼に告げると、彼は驚きと共に興奮をあらわにし、「オンライン会議は、ノーパンで参加し、ローターでの自慰をするよう」命じてきた。
 素直に受け入れたU子さんは、恥じ入りながらも会議中に画面に映る彼を見ながらエクスタシーを迎えることとなる。その一件に味を占めたのか、久しぶりのリアルデートで、U子さんは彼から新たなピンクローターを贈られる。待ち合わせの喫茶店の化粧室で、ローターをヴァギナに入れるよう指示され、席に戻りリモコンは部長の手に。
 ドキドキしながらも、体はすっかり潤っていた。そして、オーダーしたコーヒーを飲んだ瞬間、いきなり、膣内のローターがヴィヴィーンと振動したのだ。
 前回までの話はコチラ→第1話第2話第3話第4話

リアルデートでのリモート調教がスタート

ーーリアルデートでのリモート調教的なシチュエーションにドキドキしています。続きをお聞かせください。

「はい……膣内に挿入したローターがいつ振動するかドキドキ……そして半分ワクワクだったのですが、まさかコーヒーに口をつけたとたん、スイッチが入るとは思いませんでした。

 私は『あっ』と体をビクつかせましたが、コーヒーをこぼさぬよう、カップをしっかりつかんで……Z部長を見ると、ニヤリとしていましたね。心の中で『もう、意地悪……エッチなんだから』と呟きながらも、体は徐々に肌熱をあげていきました。

 幸い、周囲のお客さまには気づかれなかったみたい。

 ……で、部長ったら、リモコンを操作して、リズムや振動レベルを微妙に変えてくるんです。そのたび、私は『あん……ン』と、尻をもじつかせました。太ももをよじり合わせて、呼吸がさらに乱れていって……オンライン会議でもそうでしたが、周囲に気づかれちゃダメだという禁止事項があると、よけい興奮しちゃうみたい。肉食女子って皆、そうなのかしら(笑)」

路上でもお構いなし! 言葉責めまで…

ーー続けてください。

「喫茶店を出て、目的のイタリアンレストランがあるホテルに歩いていく時も、彼はリモコン操作をしていましたね。その日の服装はボディにフィットした赤いワンピースとハイヒールでしたから……衝撃があるたび、足がふらついてしまって。思わずしゃがみこんでしまった時には、彼ったら私の耳元で『U子、前からくる男にパンティ見せてるのか? 困った女だな』とこれ見よがしに言われて……。

 でも、そんな言葉責めさえも、この後で彼に抱かれる前戯なのだと思うと、勝手に体が反応していって……やっとレストランについた時は、汗だくでした。

 レストランはモノトーンを基調としたシックな内装で、私たちは窓側の席に案内されました。テーブルで向かい合い、窓からは夕暮れ時の空がパープルに染まりとてもロマンティック。

 ワインやコース料理のセレクトは彼に任せましたが、制服を着た若い男性ウェイターがオーダーを取りに来ると、『U子から彼にお伝えして』と言われて……。ウェイターが私の方に歩み寄ってきたんです。長身で甘いマスクのウェイターでした。

オーダー中にも振動を続けるローター

 そのあとは、想像がつくでしょう?(笑)

 私がワインや料理をオーダーしようとすると、膣内のローターがヴィヴィーン! と激しく振動したんです。私、「うっ」と言いながら、とっさにお腹を押さえて……。

 ウェイターが『お客さま、いかがされました?』と訊いてきたのですが、もちろん、本当のことなど言えません。

『いえ……大丈夫です……ワ、ワインは○○を……そして肉料理は……』などと、つっかえながら言いましたね。

 振動はやや弱めでしたが、モーター音がバレないかとヒヤヒヤで……加えて、イケメンのウェイターでしたから、よけい緊張しちゃいました」

蒼井凜花
記事一覧
官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
オフィシャルサイトYouTube

エロコク 新着一覧


周囲も違和感に気づき始め…知人を交えた飲み会の夜の出来事
 1960年代生まれのGの憧れのキャラクターは、『ベルサイユのばら』のロザリーでした。皆から愛され、大切にされる存在。特...
格安でふたりきりになれる…ネットカフェの鍵付き個室って?
 最近、ネットカフェデートがかなり進化しています。今までのペアシート(カップルシート)に比べると、防音もあり、部屋にカギ...
内藤みか 2021-08-17 23:27 エロコク
プ二プ二で全身を優しく愛撫…あとは奥までスルッと入れて
「だれにでもオススメできるラブグッズ」って、ありそうでないものです。でも、今回紹介する「iroha RIN+」はそれにか...
桃子 2019-12-10 05:28 エロコク
挿入の快感を疑似体験…新人アシスタントに衝撃の「洗礼」
 短大卒業後、縫製会社から成人向けスカパー!アダルトバラエティ専門チャンネル『パラダイステレビ』に転職した吉永あずきさん...
フリーSEXの崩壊…最後の最後で無視できない人間の欲って?
 わたしとひろしの48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものなのか。ホットな...
ベッドで精気なし…マグロな彼にヤル気を出させる3つの秘策
 最近は元気というより精気が少ない男性が増えています。その原因はストレスだとかコンビニを中心とした食品添加物だとかいろい...
内藤みか 2019-12-05 06:00 エロコク
ビギナーのカップルも安心…突き刺さらず奥まで届くバイブ
 バイブレーターにまだ慣れていないビギナー女子は、購入の際に“太さ”を気にすることが多いと思います。それに加えて、できれ...
桃子 2019-12-01 22:12 エロコク
あなたのシガラミは…? SEX依存と恋愛依存は表裏一体です
 わたしとひろしの48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものなのか。ホットな...
女が部屋で見せてきたもの…私の心はもう限界を超えていた
G「イブだから、デパ地下が混んでて、すっごく並んじゃったの。でもこのパーティセットと、日本酒は頑張って買ってきたの」 ...
女流官能作家がオススメ! Xmasにしたい“こんなセックス”
「女は奥ゆかしさが大切」と日本ならではの美学を植え付けられてきた女性も、近年はセックスに対して大らかになってきています。...
蒼井凜花 2019-11-27 06:00 エロコク
女性がサブスクで「アダルト動画見放題」を楽しむコツとは?
 様々なサブスク(月額課金制)の動画配信サイトがありますが、アダルト動画にももちろんサブスクがあります。こちら、女性でも...
内藤みか 2019-11-25 06:08 エロコク
先端が乳首にフィット 焦らしプレーにどこまで耐えられる?
 初めてバイブレーターを使うという女性には、基本、細身のものをお勧めしています。サイズが大きくなると、それに比例して心の...
桃子 2019-11-24 06:00 エロコク
セックス依存が語る愛 ジョブズとジョーカーからのエリカ様
 わたしとひろしの48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものなのか。ホットな...
自分を責めていたら…クリスマスイブに「5分だけいい?」
 このシリーズも連載10回目になります。ここまで続くとは、書き始めた頃は思いもしませんでした。でも、興味を持って読んでく...
どう誘惑する? 女性からのHの誘い方&男性が喜ぶ誘われ方
 いまどき、女性からセックスを誘うのははしたない!と表立って言う人は少ないとは思いますが、それでもやはりいざとなるとなか...
話題のクリ吸引系に新タイプ! 35分間限定の使い切りグッズ
 2016年ごろからクリトリス刺激に特化した“吸引系”がラブグッズ界を席巻していますが、ブームもここまで来たか!と思わさ...
桃子 2019-11-29 12:41 エロコク