シュウマイにビール?いいえ、ロゼワイン♪ 成城石井でGET!

市野瀬瞳 フリーアナウンサー
更新日:2022-10-05 06:00
投稿日:2022-10-05 06:00
 フリーアナウンサーの市野瀬瞳です。ワイン好きが高じて猛勉強の末、ワインエキスパートと世界共通のワインの国際資格である「WSET(level3)」を取得。皆さんにもっと手軽にワインを飲んでいただきたい、ただただその一心で、1000円台で買える“神旨”ワインをガチでご紹介します!

“庶民の味”シュウマイにはロゼワインが合う!

 シュウマイにブーム到来中ってご存知でしたか!? 専門店が次々とオープンしている他、スーパーやコンビニでも、ご家庭で簡単に食べられるクオリティーの高い冷凍シュウマイが多く販売されています。

 そんな巷で大人気の“庶民の味”シュウマイを、ビールや紹興酒ではなく、あえて、ワインとのペアリングで、最大限においしくお洒落に楽しんでいただきたい! 今回は、シュウマイと抜群に合う、買って損はない最高の1本をご紹介します♪

「シュウマイの中身はお肉主体だから赤ワインが一番合うんじゃないの?」

 と思う方もいらっしゃるかもしれませんが……いいえ~違うんです♪(ドヤ顔!笑)

ピンクワインの愛称でも親しまれている

 絶対に裏切らない組み合わせは「ロゼワイン」!(ちなみにロゼとはフランス語のRoseで直訳すると「バラ色」。英語圏の国ではロゼワインを「ピンクワイン」と呼ぶことが増えています)

 なぜかって? シュウマイって旨味が凝縮した食べ物ですよね。噛むと溢れんばかりの肉汁がジュワ~~~と口中に広がります。そこに赤ワインを合わせてしまうとワインのタンニン(渋み)が主張しすぎて、シュウマイ独特の肉汁の旨味が引き立たないんです。

ロゼワインってなに?

 赤ワインに合うようなステーキなどの肉肉しさがないシュウマイには、白ワインでも赤ワインでもない“中間的存在”の性質をもつロゼワインがベストな組み合わせなんですね。

 ロゼワインは基本的に、赤ワインの原料である黒ブドウを使って白ワインと似た醸造方法で造ります。その結果、出来上がるワインは両方のイイトコドリ。だから味わいはどことなく白ワインのようだけれど白ワインほどの軽さはなく、でも黒ブドウの果皮からくるスパイシーさは感じられます。

 この程よいスパイシーさがアクセントになってよりシュウマイの旨味が増す上、シュウマイを食べる際につける「カラシ」の上品な辛味ともドンピシャに合うんです!

市野瀬瞳
記事一覧
フリーアナウンサー
1984年12月25日新潟県生まれ。横浜国立大学在学中、女子大生リポーターとしてテレビデビュー。大学卒業後、NST新潟総合テレビの局アナになり、2012年に中京テレビに移籍。2020年にフリーアナウンサーになる。ラジオのレギュラー出演をはじめ、2021年には日本テレビ「踊る!さんま御殿!」に出演し話題となった。

2021年10月にJ.S.A.認定ワインエキスパートの資格を取得。2022年7月にはワイン国際資格であるWSET(Wine & Spirit Education Trust)Level 3に合格。2021年11月、日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会認定の「唎酒師」、2022年10月、ドイツワインケナー、日本酒と焼酎の知識に特化した「J.S.A.認定SAKE DIPLOMA」、2023年1月に「NAPA VALLEY WINE EXPERT」、2023年2月「J.S.A.ワイン検定認定講師」、2023年4月「日本ワインアドバイザー」を取得。

現在、東海ラジオ「Saturday Flavor」、MBSラジオ「クリス松村のザ・ヒットスタジオ」のレギュラー、テレビCM「みどり法務事務所」に出演中。

XInstagramYouTubeオフィシャルブログ事務所HP

関連キーワード

フード 新着一覧


蔵前の出来立てほやほや名物! 2021.4.19(月)
「東京のブルックリン」などといわれる街、蔵前(台東区)。数年前からそう呼ばれることが多くなり、雑誌の街歩きやオシャレスポ...
「ホタルイカのふきのとう味噌」旬の素材爆発の究極のツマミ
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、大阪・福島の割烹「お酒とさかな かけはし」の梯...
スーパーの安価なマグロが早変わり!「ねっとり漬けマグロ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、大阪・福島の割烹「お酒とさかな かけはし」の梯...
「空豆のからすみはさみ揚げ」一品で2つの風味が味わえる!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、大阪・福島の割烹「お酒とさかな かけはし」の梯...
「春かつおの梅しそ酒盗和え」季節感あるさっぱりした味わい
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、大阪・福島の割烹「お酒とさかな かけはし」の梯...
「レンコンの醤油焼き」味と香りとサクサク食感を楽しめる!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、大阪・福島の割烹「お酒とさかな かけはし」の梯...
「ペヤング獄激辛カレー」を食べてみた 2021.4.10(土)
 今年の1月にまるか食品から“獄激辛シリーズ第2弾”として発売されて以来、SNSやYouTubeを賑わせている激辛のペヤ...
「フレッシュマッシュルームのサラダ」薄く切るほど美味しい
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・四谷三丁目の「Beer, etc.」の鵜...
「ほうれん草と卵のナムル」計量スプーンで手軽にタレ作り!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・四谷三丁目の「Beer, etc.」の鵜...
市販のサラチキで簡単おつまみ「鶏むね肉のカチョエペペ風」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・四谷三丁目の「Beer, etc.」の鵜...
「酒呑みのポテトサラダ」燻製たくあんとカレー粉を“後のせ”
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・四谷三丁目の「Beer, etc.」の鵜...
「やみつき白菜」塩昆布&ゴマ油&にんにくの“最強トリオ”で
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・四谷三丁目の「Beer, etc.」の鵜...
スープストックタイリョー 2021.4.4(日)
 一人暮らしです、わびしいです。朝からせっせと食事を作る元気はありません。張り合いもありません。それでも、毎日朝はやって...
甘さと辛さの“無限ループ”に陥る…「ピリ辛ナスの煮びたし」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・築地の「すぽーつ居酒屋おかだ」の岡田晋平...
「ササミとザーサイの和え物」食感と薬味の辛味が小気味いい
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・築地の「すぽーつ居酒屋おかだ」の岡田晋平...
「薬味たっぷりのカツオたたき」大葉とミョウガでさっぱりと
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・築地の「すぽーつ居酒屋おかだ」の岡田晋平...