レズビアンオナニーLINEの相手は“ネカマ”美青年だった!#4

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2023-03-04 12:26
投稿日:2023-02-24 06:00

谷間の写真を送信、ついにLINE電話で会話を

 これをきっかけに、互いの顔写真を交換し、さらには、A子さんはEカップの乳房の谷間の写真も送る流れとなる。

 そして、ついにはLINE電話でのオナニーが始まった。

――リク、ユイです。やっと話せたね。LINE電話をOKしてくれて、ありがとう。

 A子さんはスマホを左手に持ち替え、右手でアソコを掻きこすった。

 通話口からは、ハアハア……と言う息遣いも聞こえてきて、

――リク、リクよね?

 A子さんはリクさんの声を聴こうと思って、神経を集中させる。

――ユ……イ……ユイ……ハアァッ!

まさか、男性だったなんて!

 囁くような、かすれ声が聞こえてきた。ハスキーな低音だ。

――リク、聞こえる?

――ハア……聞カセテ……ユイ……アソコノ音……ハアアァッ!

 リクさんは、かなり興奮しているようだ。

――ワタシ……ユイヲ思ッテ、指ヲ……アアッ!

――リク、私もよ……リクを思いながらオナニーしてるの。

 A子さんはスマホをアソコに近づけた。右手の中指と薬指を抜き差しすると、ニチャッ、ヌチャッ……と淫らな音が響いてくる。

――リク、聞こえる? 私、すごく濡れてるよ。

 A子さんはスマホを女陰に接近させて、さらに膣肉を掻きこすった。いくどもいくどもGスポットを指腹で刺激し、粘着音を響かせ、リクさんの名を叫びながら、アクメに達した。

 しかし、リクさんからの応答はない。数分が経過してからだろうか。

――ユイ、イッたよ。いっぱい出たよ。

 その声に、A子さんは恐怖に凍りつく。先ほどまでの囁き声から一転、相手は紛れもなく男性だったのだ。

 驚愕の展開に、A子さんは――。

 前回までの話はコチラ→第1話第2話第3話

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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