タピオカ発祥の地 台湾で本当に人気のタピオカドリンクは?

インリン タレント、表現者
更新日:2019-07-04 06:00
投稿日:2019-07-04 06:00
 日本で爆発的に人気なタピオカ、モチモチした食感がたまらなくて皆大好き。今回はそんなタピオカの発祥の地である台湾から、現地で本当に人気があるタピオカドリンクをご紹介します。

「COCO都可」百香雙響炮〜タピオカ&ナタデココのパッションフルーツティー~

 日本にも支店があり、世界で3000店舗を展開しているCOCOのドリンクスタンドは台湾各地で見かけます。そんなCOCOのドリンクメニューの中に、現地の若者に大人気なドリンクがあります。

 それは、長い間不動の人気ナンバー1の「百香雙響炮〜タピオカ&ナタデココのパッションフルーツティ~」。爽やかなパッションフルーツティーとともに、ツルッと口に入ってくるタピオカとナタデココの絶妙な歯ごたえ。

 一度飲んだら忘れられない、夏にピッタリなドリンクです。

「50嵐」冰淇淋紅茶(加珍珠)〜アイスクリーム紅茶(+タピオカ)~

 台湾に500店舗を展開し、日本にも進出している「50嵐」で、現地の方に人気のドリンクは「冰淇淋紅茶(+珍珠)〜アイスクリーム紅茶(+タピオカ)~」。

 台湾の暑い気候で、バニラアイスが少しずつ溶けていきますが、この溶けかけのバニラアイスと紅茶を混ぜ合わせながら飲むのがとても美味しく人気。早めにアイスを溶かしたい方は「去冰(氷なし))」で注文するといいかもしれません。

 そして、あまり知られていない情報ですが、アイスクリーム紅茶にタピオカをトッピングしてもらうのは無料なんだそうです。

「KEBUKE可不可熟成紅茶」熟成檸果(+白玉珍珠)〜アイスレモンティー(+白タピオカ)~

 2008年台中発のドリンクスタンド店。現在台湾で全土で100店舗以上展開している「KEBUKE」は、中世イギリス風の洗練されたおしゃれな店舗デザインが目を引きます。まさに大人のタピオカドリンク屋さんという感じでしょうか。

「KEBUKE」はお茶にこだわりがあり、熟成紅茶を使用し、さらにタピオカは黒砂糖を加えていない甘さ控えめな白玉珍珠(白いタピオカ)。渋みが少なく、熟成された程よい甘みのある紅茶がお好みの方にはおすすめ。そして実はドリンクスタンドではなかなか見かけないアイスレモンティーのメニューも……。

 ここ「KEBUKE」には1日数量限定販売の「熟成檸果」というアイスレモンティーがあり、さっぱりした味わいでとてもおすすめです。白玉タピオカのトッピングもお忘れなくご注文ください。

インリンがハマっているのは?

 おまけ情報ですが、私自身は「茶湯會」の珍珠紅豆拿鐵(タピオカ小豆ラテ)にハマっています。子供の頃に大好きでよく食べていた小豆ミルクかき氷の味とよく似ていて、とても懐かしいのです。

 いかがでしたか? 王道のタピオカミルクティーはもちろんとても美味しいけど、でも実はオリジナルメニューの方が人気だった台湾のタピオカドリンク事情でした。

 今年の夏の台湾旅行のご予定がある方参考になったかな?

インリン
記事一覧
タレント、表現者
日本育ちの台湾人。過去にエロテロリストとして日本社会を賑わせていた。その後日本人男性と国際結婚し、現在台湾在住。3児の母として奮闘する傍ら、台湾の中華料理資格、美容資格を取得。主にブログで台湾情報、美容情報を発信するほか、2019年よりフォトグラファーとしても表現の場を広げている。(撮影:Куратано)
Instagram

フード 新着一覧


万能の黒こしょうソースと「豚三枚肉とズッキーニのソテー」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・外苑前のワインビストロ「アミニマ」の阿部真...
豚バラともやしを重ねて蒸すだけ!食欲そそる夏☆満足おかず
 梅雨も明けて、すっかり夏ですね。暑い日はコンロの前に立つ時間を短くしたいもの。今回は「重ねるだけ」で簡単に作れる猛暑に...
ぐっち夫婦 2020-09-27 11:52 フード
白ワインと一緒に 「夏ヒラメと薬味野菜のカルパッチョ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・新橋のフレンチ「ボワ ヴェール」の川口かず...
「オカヒジキ、ヤリイカ、タラコの和え物」食感がクセになる
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・押上のワインビストロ「CLOUD NINE...
味噌が香ばしい「冷や汁」 真夏にぴったりな宮崎の郷土料理
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は宮崎市の板前料理店「福重」の福重浩さんに、宮崎の...
晩酌が華やぐ「枝豆の醤油煮」と「谷中生姜のもろみ揚げ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・向島の老舗料亭「櫻茶ヤ」の添野光二さんに、...
甘くてまろやか「ニンジンのポタージュをかけた茶碗蒸し」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・新橋のフレンチ「ボワ ヴェール」の川口かず...
組み合わせの妙!ハイボールに合う「酢飯納豆の春巻き揚げ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・門前仲町のミシュランにも掲載された割烹「ふ...
「夏野菜の冷製カレー風味」ちゃちゃっと本格志向の晩酌!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・押上のワインビストロ「CLOUD NINE...
「夏野菜のみぞれ和え」皮ごとおろして大根の辛さを味わう
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は宮崎市の板前料理店「福重」の福重浩さんに、涼を呼...
おうち料理が料亭に!日本酒が進む「アユの大葉酢あんかけ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・向島の老舗料亭「櫻茶ヤ」の添野光二さんに、...
「モツイタリアン」仕上げに日本酒でフランベする理由は?
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・お花茶屋にある居酒屋「東邦酒場」の遠藤泰典...
「鶏のイタリア風チャーシュー」最後のひと手間でプロの味
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・六本木ヒルズにあるイタリアン「オッジ・ダル...
2度美味しい 「鳥と大根スープ煮」からの「冷麺風そうめん」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・門前仲町のミシュランにも掲載された割烹「ふ...
カルパッチョ好き必見!おうちで作る「アジの和風タルタル」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・押上のワインビストロ「CLOUD NINE...
「イワシのうまみ焼き」味噌を加えてハラワタの苦味を堪能!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は宮崎市の板前料理店「福重」の福重浩さんに、イワシ...