テストステロンvsエストロゲン 男女の仁義なきホルモン戦争

しめサバ子 マルチポテンシャライトライター
更新日:2019-08-28 14:39
投稿日:2019-08-28 06:00

喧嘩の時のすれ違いもホルモンのせい!?

 さて、喧嘩が起こると女性の中ではエストロゲンが大活躍します。エストロゲンは、原始の時代から女性が子育てを円滑に行うことができるよう、周囲との協調性を保ったり、平和的に物事を進めるのを助ける作用をしてきたホルモン。したがって、エストロゲンは、相手への共感力を感じ、相手にも共感力を求めます。

 一方で、男性側のテストステロンは、問題を解決して、自分の立場を守ろうという意識に作用するため、相手を論破していこうとします。狩猟生活の中で分泌されてきたホルモンであるため、共感よりも情報共有と解決を優先します。

 そうなると結果は、共感が欲しい女性と、議論をする男性という中で起こる、おなじみの男女間のすれ違いに。

ホルモンは喧嘩後の仲直りで気持ちを再燃焼

 やっかいな喧嘩の原因にもなるホルモンですが、仲直りする時には「好き」という気持ちを再び高めてくれたりもします。特に仲直りエッチでは、先ほど紹介したすべてのホルモンが改めて大活躍。

 喧嘩は恋愛のスパイスとよく言われるように、喧嘩が多いカップルほどラブラブ期間が長くなるのはこういうホルモンの作用だったりもするのです。

まとめ

 このように男女の恋愛で大活躍のホルモンたちですが、こうしたホルモンが活発に分泌されるのは付き合い始めて3年間くらいという説も。3年くらい一緒にいるとその環境に脳が慣れてくるので、ホルモンはだんだんと分泌されなくなってくるのだそうです。

 そうなると重要になってくるのが、脳の理性をつかさどる部分。3年以上の関係を続けていくためには、こうしたホルモンに頼らず、お互い理性的に話し合って協力関係を作っていかないといけないのは、そういう理由だったりもするのです。

 ホルモンは基本的に無責任なので、恋愛関係にさせたくせに最後まで付き合ってはくれません。安定した長期的な関係には、やはり感情以外の部分でのつながりが必要になりますね。

しめサバ子
記事一覧
マルチポテンシャライトライター
主に恋愛・性に絡むネタを執筆。ライター業以外にも法務や税務、イベント企画、プログラミング、起業、ひいては寿司を握るなど、興味を持ったことに手当たり次第に挑む。休日はシメサバ作りをこよなく愛する。
X

ラブ 新着一覧


浮気する女性の特徴と彼女たちが“浮気をやめられない”理由
 最近、あらためて思うのは、女性の方が恋に積極的であるということ。女性は多くのことを同時に考えることができます。実際、私...
東城ゆず 2019-09-14 05:57 ラブ
キスやお泊りはその気あり? 男性の“謎アピール”の心理とは
 夏もすぐそこ。恋の季節がやってきますね。飲み歩きに適した夏はふとした出会いも増える季節です。すでに「ちょっと気になる人...
ミクニシオリ 2019-06-12 06:00 ラブ
浮気をしない男性と出会うには? 女性が注意すべきこと3つ
 山本早織の「結婚につながる恋コラム」第7回は、多くの女性の悩みでもある“浮気をしない男性”と出会うにはどうしたら良いか...
山本早織 2019-06-12 06:00 ラブ
彼女がいる男友達を好きになったら告白する? 3つの選択肢
 彼女がいる男友達のことを好きになってしまう……恋愛あるあるですよね。でも、友達関係がギクシャクしないように気を張り詰め...
孔井嘉乃 2019-06-11 06:00 ラブ
悲劇を繰り返す? バツあり元鬼嫁の“不屈すぎる”ハント精神
 “鬼嫁”のレッテルを貼られていた女性には、離婚をした直後から、次なる夫探しに余念が無い人もいるようです。周りから見れば...
並木まき 2019-06-11 06:00 ラブ
出資話の裏で…敏腕投資家の夢は美女を集めたエンジェル牧場
 IT起業家――。西麻布、六本木、恵比寿、銀座など華やかな繁華街でシャンパンを嗜み、有名女優らと浮名を流して世間を騒がせ...
しめサバ子 2019-06-10 06:19 ラブ
マッチングアプリでの良縁GETに有効な「メス力」5カ条とは
 電子書籍も含めて、発売たちまち6万部突破のベストセラー『魔法の「メス力」』(KADOKAWA)の著者で恋愛コラム...
神崎メリ 2020-05-20 11:21 ラブ
電撃スピード婚がしたい!成功する女性の“5つの特徴”とは?
 山里亮太さんと蒼井優さんの電撃スピード婚ニュースに、世間が沸いていますね。付き合って2カ月でのゴールイン!「結婚できな...
孔井嘉乃 2019-06-08 07:07 ラブ
#2 「我慢してあげている」という優位の感覚と被害者意識
 私自身は、若い頃から《したくない側》でした。  性的な好奇心も性欲もあるものの、セックス行為は常にストレスとプレ...
うかみ綾乃 2019-08-26 12:18 ラブ
離婚は怖くない? 幸せな再婚を果たした女性に“3つの特徴”
 今や3人に1人が離婚をするといわれる時代。  離婚は誰もが避けられない可能性のある人生の出来事になってきたのでは...
しめサバ子 2019-06-07 06:00 ラブ
夫や彼のDVからサヨナラを! 逃げない女性が多いのはなぜ?
 配偶者や恋人からのDVに悩む人は少なくありません。内閣府がまとめた平成29年度の1年間のDVの相談件数は全国で約10....
内藤みか 2019-06-06 06:00 ラブ
デートで眠気が…睡眠不足を乗り切るための5つの対処法
 好きな人とのデートの前日、「明日は何を着よう?」「何を話そう?」と、ついつい夜更かしをした経験がある方は多いでしょう。...
恋を遠のかせる…男性に聞いた女子からの「ウザいLINE」4選
 恋のはじめの一歩は、LINEから。  忙しい現代の私たちにとっては、会えない時間のコミュニケーションもとっても大...
ミクニシオリ 2019-06-05 18:19 ラブ
全然スマートじゃない!キャッシュレス男子との残念なデート
 今やカードとスマホさえ持っていれば、一日お出かけしてもどうにかなるというキャッシュレス社会になりつつありますね。合コン...
田中絵音 2019-06-04 06:00 ラブ
本気で出会いを求めるなら…男性率が高い世界に行こう
「周囲に全然いい男がいない……」そう嘆いている女性はとても多いものです。けれど、そういう人に限って、職場と家の往復以外、...
内藤みか 2019-06-03 06:00 ラブ
あなたの友達はDVやモラハラの被害者かも…意外なSOSサイン
 夫からDVやモラハラの被害に遭っている女性ほど、周囲に出しがちなサインもあります。  しかし一見すると、そうとは気づ...
並木まき 2019-06-03 06:00 ラブ