彼以外にハマれるものがない…恋愛依存から抜け出すには?

七海 ライター
更新日:2020-01-30 06:17
投稿日:2019-08-30 06:00

 さて、恋人がいない期間はあなたの人生でどれくらいありましたか?

 数年いなくても平気な人もいれば、1日もあけずにずっと彼氏か好きな人がいる、という恋愛体質な人もいることでしょう。

「彼が趣味みたいなもの。だから四六時中べったり一緒にいたいのに、彼に『たまにはひとりにさせてくれ』と苦言を呈されてしまった。私にはあなたしかいないのに!」

「恋をしていると楽しいけど、彼が浮気してるんじゃないかとか、嫌われたんじゃないかとか、何も起こっていないのに勝手に心配になって勝手にメンヘラになってしまって、精神的に落ち着かない」

 恋愛に依存しがちだと、彼にあきれられたり小さなことで気を揉んだり、いつも気分に波が起こりませんか?

 恋愛依存から抜け出すには、どうしたらいいのでしょうか。

そもそもどうして恋愛依存になってしまうのか? 

「私は平日だろうがなんだろうが彼といたいのに、『たまには一人にさせてよ』と突き放された。私に興味ないの!?」

「彼のツイッターもインスタグラムもこっそりネットストーカーしてる。自分でもおかしいと思うけど、いいね欄やフォロー欄に他の女の影がないかチェックしてないと不安になってしまう」

 趣味は恋愛。いつも誰かを目で追っているし、自分のことを好きな人がこの世にいないと寂しくて眠れない。毎日彼とつながりたいから鬼電話もするし、既読がつかなくなったら浮気の心配があるからスタンプで爆撃してしまう……。そして気がついたら「痛いメンヘラ」だと彼にあきれられたりはたまた振られてしまったりした苦い過去はありませんか。

「彼は私ほどには私のことを好きじゃないの?」

「なんで好きすぎるとメンヘラになっちゃうんだろう」

 程度のすぎる束縛、心配、不安……それはどこから生まれているのか。

 あなたが暇なせいです。

 え? と思うかもしれませんが、メンヘラは「暇」が全ての根源です。

恋愛依存の怖さは「恋愛自体が目的」になってしまうこと

 もし一週間彼と連絡を取れない状態で過ごすとしたら、何をしますか?

 女子と買い物、ひとりカフェ、ジム、はたまた帰省……もしかしたら、平日だとしてもなんだか彼がいないと間が持たなくて、夜寂しくて気が狂いそうになる、という人もいるかもしれませんね。

 確かに恋愛は楽しいですが、恋愛にしか興味がなかったり、趣味が「恋愛」になってしまったりだと、それを失ったときの反動はとても大きい。

 本当であれば、「好きな人がいるから恋愛する」であるべきなのに、恋愛することが自己目的化した結果「恋愛したいから好きな人をつくる」に成り代わってしまうこともあります。

 そのせいで「ビッチ」「男好き」と陰口を叩かれてしまった、あるいはその自覚がある、という女性もいるのでは?

 そこから抜け出すには、恋愛以外にも世界がある、ということに目を向ける必要があります。

七海
記事一覧
ライター
95年、雪国生まれ。元バニーガール広報兼ライター。大学3年の時にブログを始める。婚活と読書がルーティン。卒論は綿矢りさ。好きなタイプは高学歴童貞。13のマッチングアプリを駆使し、1年半で会った男性は100人を超える。

ラブ 新着一覧


本気で出会いを求めるなら…男性率が高い世界に行こう
「周囲に全然いい男がいない……」そう嘆いている女性はとても多いものです。けれど、そういう人に限って、職場と家の往復以外、...
内藤みか 2019-06-03 06:00 ラブ
あなたの友達はDVやモラハラの被害者かも…意外なSOSサイン
 夫からDVやモラハラの被害に遭っている女性ほど、周囲に出しがちなサインもあります。  しかし一見すると、そうとは気づ...
並木まき 2019-06-03 06:00 ラブ
ハリーウィンストンを結婚指輪にする人は離婚しやすい法則
 さて、最近知り合いの結婚式がありまして、ホテルはリッツカールトン、指輪はハリーウィンストン、招待客は600人と豪華絢爛...
しめサバ子 2019-06-02 06:00 ラブ
別れたくないけど別れた方がいいの?的な彼氏への対応策
 電子書籍も含めて、発売たちまち6万部突破のベストセラー『魔法の「メス力」』の著者で恋愛コラムニストの神崎メリさん...
神崎メリ 2019-06-02 06:00 ラブ
失恋して眠れない…そんな夜に試したい悲しみの乗り越え方
「失恋をした日の夜、心が痛すぎて眠れずに朝を迎えてしまった。」そんな経験を持つ女性は多いでしょう。失恋したショックは大き...
孔井嘉乃 2019-06-01 06:00 ラブ
#1 「したい側」がひとりで悩んで余計に傷つかないためにも
 セックスレスについての悩みを伺うたびに思うのは、原因も解決策もカップルの数だけあるということ。  日本性科学会の...
うかみ綾乃 2019-08-26 12:19 ラブ
結婚詐欺男に騙されないために…彼のSNSアカウント特定方法
 マッチングアプリなど、ネット経由で「知らない人」と出会うことが、ここ数年カジュアルになりました。しかし、そうした出会い...
ミクニシオリ 2019-05-30 06:00 ラブ
【原宿編】結婚できるか不安になり…占いコンにすがってみた
 もたもたしてる間に、幼なじみは結婚して子育てするなど教科書のような人生を歩み始めた――。アラサーに突入して焦燥感が高ま...
高輪らいあん 2019-06-14 18:13 ラブ
男性は耳からも恋をするんです…彼が喜ぶ効果的なセリフ3選
 結婚につながる恋コラム第6回は、意中の男性から「好きだ」と言ってもらうため、決してぶりっ子には見えず、でもしっかり女性...
山本早織 2019-05-28 06:00 ラブ
女性だって告白したい! 成功率を上げるタイミングと心構え
「好きな気持ちが苦しく、どうしても告白したい!」そんな思いに駆られている女性は多いでしょう。思い余って告白をするのも良い...
孔井嘉乃 2019-05-28 16:55 ラブ
DV夫と別れた女性が密かに傷ついている 周囲の心ない言葉3選
 DV夫との離婚が成立し、前向きな気持ちで新しい人生を歩みだしている女性に、悪気がなくとも、傷つく言葉をかけてしまう人も...
並木まき 2019-05-27 06:00 ラブ
愛人は不幸じゃない 非モテ女子は彼女たちにスキルを学んで
 昔から、なぜ「愛人=不幸そう」と思われるのでしょう?そもそも「愛人」という単語がなんとなく後ろめたい感じだったり、淫美...
リタ・トーコ 2019-05-27 06:06 ラブ
ホテル代は割り勘?おごられる? 意外だった“男女別の違い”
 ひと昔前は、デートの代金は男性がおごるもの、というのが当たり前だった時代がありました。  今は全てを男性におごっても...
深志美由紀 2019-05-26 06:00 ラブ
交際歴2年…彼氏にプロポーズさせるにはどうしたらいいの
 電子書籍も含めて、発売たちまち6万部突破のベストセラー『魔法の「メス力」』の著者で恋愛コラムニストの神崎メリさん...
神崎メリ 2019-05-27 14:25 ラブ
男性はやっぱり若い女性が好き?大人女性が持つべき魅力とは
 今や、15〜20歳離れた「年の差婚」は珍しくありません。もちろん女性が年上だというケースもありますが、どちらかといえば...
孔井嘉乃 2019-05-25 06:00 ラブ
「恋人」「同棲」に見せかけた支配の檻 美沙さんのケース#5
 二人分の生活費をまかなうため、仕方なく風俗店でバイトしていた美沙さん。健斗には隠していたのに、ある夜突然、源氏名で呼ば...
神田つばき 2020-01-11 07:06 ラブ