野菜不足を感じたら…さっぱりおいしい「すし屋のサラダ」

コクハク編集部
更新日:2019-10-08 06:00
投稿日:2019-10-08 06:00
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・月島のそばの名店「のぶ庵」の三宅泰子さんに、たくあんの食感がやみつきになる「すし屋のサラダ 」のレシピを教えていただきました。

たくあんと和の野菜で新感覚サラダ

 東京・月島といえば、言わずと知れたもんじゃ焼きの聖地。通称“もんじゃストリート”には80店近くが軒を連ねますが、路地を一本入れば、もんじゃ以外にも食通をうならせる名店もたくさんあるんですよ。

「のぶ庵」はそんな月島で人気のそば店。三宅さんは、ご主人のノブさんと店を切り盛りする名物女将さんです。

「以前、あるお寿司屋さんで『野菜を食べたい』とリクエストしたところ、作ってくれたのがこのサラダでした。材料はどれもお寿司屋さんが扱っているもので、もともと相性が抜群。おいしかったので、自分でも作るようになったんです」

 たくあんはスーパーで売っている千切りパックでも可。レモン汁を多めに加え、カツオ節とゴマを足して、よりさっぱりと食べてもおいしいですよ。

「味にアクセントがあるため、普通のサラダよりも多く食べられて、野菜補給にはピッタリです。大根やレタスなどを入れてもおいしくなるので、冷蔵庫のお掃除もできてオススメですよ」

【材料】

・たくあん 5センチ程度
・万能ネギ 4本
・ミョウガ 1個
・キュウリ 1本
・大葉 5枚
・醤油 小さじ1
・レモン汁 小さじ2
・カツオ節 小口パックの半分程度
・白ゴマ 適量

【作り方】(2人分)

1. たくあん、大葉を千切りにし、万能ネギは4センチの長さにカット。
2. ミョウガはみじん切り、キュウリは斜めに切って千切りにする。
3. 1と2の材料に、醤油、レモン汁、カツオ節を合わせてよく混ぜる。
4. 最後に、白ゴマをふりかけて出来上がり。

本日のダンツマ達人…三宅泰子さん

▽みやけ・やすこ
 神戸出身。1978年、東京・銀座にライブハウス「ヤコス」をオープン。名物ママとして、ジャズシンガーとして知られる傍ら、店で出すおつまみやそばも評判になった。2011年、東日本大震災を機に33年の店の歴史に幕を下ろす。12年、月島にそば店「のぶ庵」をオープン。そばの名店としてメディア掲載多数。

▽のぶ庵
 そば粉にこだわった自慢の打ちたてそばに加え、築地から毎日仕入れる新鮮野菜を使った料理や肴(さかな)が好評。厳選された日本酒や焼酎と、オススメは「鴨すき鍋コース」。いつも混み合っているため電話確認した方がいい。
東京都中央区月島1―17―5
℡03・3533・4545
営業時間18~22時30分(月曜定休)

(日刊ゲンダイ2018年1月23日付記事を再編集)

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