「ウナギと卵のオープンサンド」ふわとろでボリューム満点!

コクハク編集部
更新日:2020-01-09 18:56
投稿日:2020-01-09 06:00
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・水天宮のワイン酒場「富士屋本店 日本橋浜町」の佐伯英佑さんに、スーパーのお安いウナギがおしゃれに変身「ウナギと卵のオープンサンド」のレシピを教えていただきました。

 ウナギが中央に鎮座するのは、どんぶりに限った話ではありません。かば焼きの相棒はご飯と限った話でもない……。そう実感するダンツマです。

 日本料理のウナ玉から着想を得て洋風にアレンジしたそうですが、本当に手軽でカンタン。唯一のコツは、「顆粒の和風だしはフォークなどで軽くつぶしてから使うと卵液と混ざりやすいと思います」(佐伯シェフ)。

 もちろん、ウナギはリーズナブルなもので十分。週末の昼下がり、白のナチュールをボトルで開けてこのオープンサンドを頬張れば、リッチな気分に浸れること間違いなしです。

【材料】

・食パン(8枚切り)  1枚
・ウナギのかば焼き(市販)
・卵 1個
・和風だし(顆粒) 適量
・とろけるチーズ 適量
・酒 少々

【レシピ】

1. ボウルに卵と顆粒タイプの和風だしを入れて混ぜ合わせ、フライパンでスクランブルエッグを作る。
2. ウナギのかば焼きに酒を少量ふりかけ、ラップをかけてレンジで温めておく。
3. 食パンにとろけるチーズをのせ、トースターで軽く焼き、チーズが溶けたところで一度取り出し、1と2をのせてカリッと焼く。
4. 皿に盛り、ウナギについていた山椒をかけて出来上がり。

本日のダンツマ達人…佐伯英佑さん

▽さえき・えいすけ
 16年3月にオープンした日本橋浜町の総料理長。辻調理師専門学校を卒業後、イタリア料理店やホテルのレストランを経て、富士屋本店の厨房に立って9年目。「料理が出た瞬間、少し驚かせたい」というちゃめっ気をスパイスに、旬の食材を使った、目にも楽しい料理がずら~り。心躍ること間違いなしです!


▽ふじやほんてん にほんばしはまちょう
 渋谷の再開発の波にのまれ、2018年秋に、惜しまれつつ閉店した大衆酒場の名店「富士屋本店」のDNAを受け継ぐワイン酒場。経営母体である酒販店の2代目が渋谷に大衆酒場を始め、孫である4代目の“若”が15年ほど前からワイン業態を展開している。現在は渋谷に2軒、三軒茶屋に姉妹店があるが、料理は店ごとの個性が光るスタイル。
中央区日本橋浜町2―24―2
TEL 03・6231・1203

(日刊ゲンダイ2019年8月10日付記事を再編集)

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