気になる肌の黒ずみは今年こそ解消♡ 原因&対策方法7選!

コクハク編集部
更新日:2020-08-25 06:00
投稿日:2020-08-25 06:00
 どんなにおしゃれな服を着ても、ちらっと見える肘や膝が黒ずんでいたら台無しですよね……。しかし、一度できた肌の黒ずみは頑固でなかなか消えないため、お悩みの方も多いでしょう。そこで今回コクハク編集部では、肌の黒ずみの原因や予防・対策方法についてご紹介します! 黒ずみのメカニズムを知って、最短で効果を出していきましょう♡

肌の黒ずみ対策は敵を知ってから! 黒ずみが起こる3つの原因

 敵を倒すには、敵を知ることが一番! まずは、肌の黒ずみの原因をしっかり確認していきましょう。心当たりがある人は、その行動を避けることが黒ずみ対策の第一ステップですよ。さっそく、見ていきましょう。

1. 刺激や乾燥による色素沈着

 そもそも、「黒ずみ」とは「色素沈着」のことを言います。メラニン色素は紫外線や摩擦などの外的刺激から肌を守るために生成されますが、それが体外に排出されずに肌に沈着することで、肌の黒ずみが発生するんです。紫外線のほか、下着の擦れ、頻繁に肘・膝をつく、乾燥、間違ったスキンケアなども黒ずみの原因となるため、注意が必要です。

2. ホルモンバランスによるもの

 ホルモンバランスが崩れることでメラノサイトが刺激され、原因となるメラニン色素が生成されるのも、黒ずみの原因のひとつ。ホルモンバランスが乱れる原因は、食生活や睡眠不足、ストレスなどさまざまですが、生活習慣を整えることがホルモンバランスを整える大きなポイントになるため、見直してみることも大切です。

3. ターンオーバーの乱れによるもの

 通常であれば、生成されたメラニン色素は肌のターンオーバー(新陳代謝)で、垢として剥がれ落ちていきます。しかし、ホルモンバランスや生活習慣の乱れなどでこのターンオーバーの周期が乱れてしまうと、メラニンは剥がれ落ちることなく蓄積することに……。その結果、部分的に色素の沈着が起こり、黒ずみが発生してしまいます。

【セルフケア】体の黒ずみの対策方法5選!

 体の黒ずみはケアをしたからといって、すぐに消えるというものではありません。でも、効果的なケアを着実に行うことで、本来の肌色を取り戻すことができるんですよ♡ そこでまずは、セルフケアでできる黒ずみ対策をチェックしていきましょう。

1. 黒ずみ専用クリームでケアを行う

 黒ずみケアで一番大切なのは、なんといっても「保湿」でしょう! 肌のターンオーバーを整えることもできますし、摩擦などを軽減させる効果も期待できます。

 一般的な保湿クリームでも良いですが、より効率よく解消を望むのであれば、黒ずみ専用クリームでケアを行うのがおすすめ。黒ずみ専用クリームには、白い肌に導く成分や肌を健やかに保つ高い保湿力を持った成分が配合されており、黒ずみにピンポイントでアプローチしてくれます。

 また、脇、肘、膝など、黒ずみができやすい部位は、それぞれ皮膚の薄さや特徴が違います。肌の負担を避けるためにも、できれば「デリケートゾーン用」「脇用」など、部位別に特化したものを選ぶと良いでしょう。

2. 姿勢や歩き方、生活習慣など行動を見直す

 黒ずみは姿勢や歩き方など、普段の生活習慣によって発生することが多いです。せっかく現在ある黒ずみが解消されても、同じ行動を取っていれば、再度黒ずみが発生するリスクが高くなってしまうでしょう。

 特に注意が必要なのが、膝や肘をつくことで起こる肌への「圧迫」、体をゴシゴシ洗うなどの「摩擦」です。これらは何気なく行ってしまう癖であることが多いため、行動を見直してみることも必要です。

3. 服や下着などの衣類を見直す

 デリケートゾーンや背中、乳首の黒ずみは、服や下着などの摩擦によって起こる場合が多いです。引き締めの強いズボンや、締め付けの強い下着はどうしても肌に摩擦が起こりやすくなるため、控えた方が良いでしょう。

 また、肌に着ける衣類の素材やタイプにもこだわりましょう。通気性が良く低刺激なのは、シルクやコットンなどの素材。黒ずみの原因となりやすいショーツ&ブラジャーは、縫い目のないシームレスタイプがおすすめです。

 さらに、ローライズタイプやビキニタイプなど、いろいろな形状の下着を使うと肌にかかる負荷を分散させることができます。意識して選んでみると良いでしょう。

4. 黒ずみ改善に効果的な栄養素を摂る

 肌の黒ずみを改善するには、肌の外側からのケアにプラスして、内側からのケアを同時に行うことも大切。栄養バランスの取れた食事は、肌のターンオーバーやホルモンバランスのサイクルを整えるサポートをしてくれるため、外せないケアです。

 黒ずみ改善に効果的な栄養素としては、肌の細胞を作る「タンパク質」、肌のターンオーバーを促す&免疫を高める「ビタミンB群」、強い抗酸化作用を持つ「ビタミンC」など。積極的に摂取したいですね。 もしも、毎日の食事で十分量が摂れない方は、サプリなどで補充するのもおすすめです。

5. ムダ毛の自己処理を見直す

 ムダ毛処理を行う際、カミソリや毛抜きなどを使ってケアを行う方は多いですが、これも黒ずみの大きな原因! 処理時の負担だけではなく、傷ついた肌から細菌が入って炎症を起こしてしまうリスクも高いため、自己処理には十分な注意が必要です。

 セルフケアであれば、肌に優しい電気シェーバーを使うのが◎。自己処理後にはしっかり保湿ケアを行い、肌を守りましょう。

【エステサロンやクリニックでのケア】体の黒ずみの対策方法2選!

 セルフケアでコツコツ消すなんて無理……と思う方は、エステサロンやクリニックなどの力を借りてみても良いかもしれません。プロが行う黒ずみ対策には、どのようなものがあるのでしょうか?

1. エステサロンやクリニックでの黒ずみ除去

 エステサロンやクリニックの黒ずみ除去の方法としては、レーザーを使った施術が一般的。すでに色素沈着が起こっている部位に医師が選んだレーザーを当て、メラニン色素を少しずつ破壊させることで、黒ずみを改善させていきます。また、それと同時に、肌を白くする効果を持つ外用薬を処方されることもあるようです。

 肌の黒ずみ除去についてはエステサロンやクリニックによっても費用が異なるため、事前にリサーチをしておきましょう。

 また、中には無料カウンセリングを受けることができるサロンなどもあるようです。何回ほどの施術でどれくらい黒ずみが改善されるのか? 費用はどれくらいなのか?など、詳しく聞くこともできるため、お試し気分で一度検討してみるのも良いかもしれません。

2. 脱毛サロンで相乗効果を狙う

 サロンで脱毛をすることで、黒ずみが解消されたという声も多くあるようです。しかし、脱毛はあくまでムダ毛をなくすためのもの。黒ずみ改善ができる施術ではないため、注意が必要です。

 ただ、「医療脱毛を行う=肌の黒ずみの原因となる自己処理を行う必要はなくなる」ということ。サロンのアドバイスを受けて保湿などのケアを続けることで、肌のターンオーバーが整っていくはずですので、だんだんと肌の状態を改善させていくことはできるでしょう。相乗効果を狙うことはできますね。

ターンオーバーUP!肌の黒ずみ対策でツルツルの白肌に♡

 黒ずみ対策の最短コースは、「予防を行いながら、肌のターンオーバーを促してメラニン色素を排出していくこと」に尽きます! 黒ずみの原因は日常生活の中にもたくさんあるため、まずは、摩擦や圧迫などを減らして、十分な保湿ケアを行うことから始めてみましょう。

「セルフケアではどうにもならない……」という場合には、エステサロンやクリニックなどに相談することも選択肢に入れてみると良いと思います。ぜひ、効率良く黒ずみ対策を行って、ツルツルの白肌を目指してくださいね♡

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


ダイエット中の空腹感を制する!我慢するデメリット&対処法
 今までに、ダイエット経験がある女性は多いでしょう。ダイエットと言えば空腹との戦いですが、今までのダイエットでは食欲を我...
おうちで簡単セルフカラー!キレイに仕上がる方法をご紹介♡
 セルフカラーは「髪が傷んだり、上手く染まらなそう」と思い込んでいましたが、今回、20年ぶりくらいに市販の髪染めを買って...
コスメの寿命はどれくらい?アイテム別寿命&劣化を防ぐ方法
 あなたがお使いのコスメは、使い始めてからどのくらい経っていますか? 中には、お気に入りのアイテムを長年愛用し続けている...
濃いめと薄めが大事!オンラインメイクで「映える」ポイント
 少しずつ日常生活を取り戻している人も多いものの、ビフォアコロナ時代とは異なる生活様式が求められている昨今。少し前と比べ...
体型コントロールに“低GI食材”はいかが?簡単レシピを紹介!
 だんだんと夏らしい気候になってきましたね。おうち時間が増えている今は、運動不足や食べ過ぎなどでピンチ……という人もいら...
顔がパンパン…! むくみの7つの原因&簡単にできる改善方法
 朝起きて鏡を見た時、「顔がパンパン……!」と、自分の顔のむくみにびっくりした経験はありませんか? 「このままじゃ外出で...
“うっかり日焼け”のアフターケア4選&効果的な紫外線対策!
 女性の大敵である「紫外線」。どんなに日頃から日焼け対策に気を使っていても、うっかり日焼けをしてしまう時があるものです。...
ネイリスト直伝♪“ホホバオイル”を使ったハンドマッサージ法
 環境の変化などから、なにかとストレスが溜まりやすい現在。「心も体も疲れている……」という人も多いのではないでしょうか?...
チークとハイライトでメイク力アップ♡役割&効果的な使い方
 メイクにはさまざまなアイテムがあり、それをどう使いこなすかによって仕上がりが変わってきます。今回のテーマである「チーク...
脱マンネリ!旬のバンダナを使った夏のヘア×メイクコーデ術
 夏は軽装のため、なんとなくマンネリなコーディネートになってしまいませんか? そんなあなたにオススメなのが、バンダナを使...
リバウンド予防の5つのコツ!健康的なスタイルを保つには?
「せっかくダイエットしたのにリバウンドしちゃった……」そんな経験はありませんか?ダイエットは、ただがむしゃらに運動をした...
ベビーパウダーはファンデ代わりになる? メイク時の注意点
 近頃、「ベビーパウダー」を使って、ファンデ崩れ対策をするメイク方法が流行っているようです。なんでも、時間が経ってもサラ...
簡単!前髪の時短アレンジテク♡梅雨のうねり・ぺたんこ解消
 梅雨は湿気が多いため、前髪を巻いても、すぐにぺたんこになるとお悩みではありませんか? また、汗ばんだりすることで、前髪...
1日3分で若返り♡顔のたるみを解消する簡単エクササイズ3選
 第一印象を作るパーツの代表「顔」。年齢が10歳違って見えるというデータもあるくらい、顔にたるみがある人とない人では、見...
ファンデドロドロを阻止! 肌のテカりの原因&抑える方法6選
 どんなに綺麗にメイクをしても、時間が経つと起こる「肌のテカり」。なんとかならないかな……? と、日々悩んでいる人は多い...
太った・むくんだ顔をメイクで解消!スッキリ見せのポイント
 ステイホームが長く続き、ZOOM飲みではいつもより飲みすぎた……。または、家にいる時間が長くなってしまい、ついつい間食...