無印良品で始める“ぬか漬け生活” 2021.4.30(金)

コクハク編集部
更新日:2021-04-30 06:00
投稿日:2021-04-30 06:00
 子どものころは苦手だったけど、大人になると好きになる――。ぬか漬けはその代表的な食べ物ではないでしょうか。友人に勧められて以来、すっかりハマっています。

溺愛アイテム♡無印良品の「発酵ぬかどこ」

 私が使用しているのは、こちらの無印良品の「発酵ぬかどこ」(1キロ 税込み890円)。すでに発酵しているので買ったその日から使えます。

 上部にチャックが付いているので専用の容器に移さずともOK。お手軽にぬか漬け生活を始めることができます。

今日のお新香盛り合わせ

 まずは“ぬか漬け御三家”のキュウリ、ダイコン、ニンジン。この3種はほぼ毎日、ストックを切らすことなく漬かっています。

 ニンジンはぬか漬けが一番好きな調理法です。あ、調理じゃないか。皮を剥いて切って入れるだけなので……。すべてはぬかどこに丸投げです。あとは任せたよ!

便利アイテム「お茶パック」

 “ぬか漬け御三家”に加えて、タケノコ、トマト、そしてノビルも漬けました。

 ノビルはぬかどこの中で迷子にならないよう、100均のお茶パックに入れてから漬けます。ラディッシュやペコロスなどサイズが小さい野菜を漬けるときは、お茶パックが便利ですよ。

無印良品の懇切丁寧ぶり

 無印良品の「発酵ぬかどこ」の裏面には野菜ごとのおススメの切り方と漬け時間の目安が書いてあります。無印のこうやって、さりげなくフォローしてくれる優しさ……好き……。

 ただ私はしっかり浸かっているほうが断然好みなので、表示時間よりも長めに漬けています。無印良品の厚意をあっさりと無にしてすみません。

 いやね、塩っ辛いものが好きなんですよ。飲ん兵衛の悲しいサガですな。高血圧予備軍です。気をつけなければ……。

鶏ムネ肉の下ごしらえにも

 高タンパク&低カロリーな鶏ムネ肉はダイエットの強い味方。積極的に食べたい食材ですが、あのパサパサ感がどうにも苦手なんですよね。

 そんなお悩みも、ぬかどこに任せておけば安心。まずは味が浸透しやすいように表面にフォークで穴を開けます。

 それからガーゼに包んで……。

タンパク質系と野菜系は分けて漬けよう

 ぬかどこで両面をしっかりと覆ってあげます。あとはそのまま冷蔵庫で一晩放置。今回のように、肉やチーズなど動物性たんぱく質の食材を漬けるときは、別のぬかどこを用意することをお勧めします。

 いろんな食材を一つのぬかどこに入れてしまうと、あらゆるにおいがケンカして大変なことに……。で、気が付くと“悪臭”を放っているということになりかねません(夫からの猛クレームにより泣く泣くぬかどこを捨てた経験アリ)。

 食材のすみ分けはキッチリとしましょう。

パサパサ感ゼロ!

 そうすると、あのパサつきはどこへやら。中まで火が通っているのに、しっとりやわらかな食感になります。優しい塩加減もたまりません。ランチ用に作ったけれど無性にビールが飲みたい。

 ◇  ◇  ◇

 米ぬかには肌の調子を整えたり、疲労回復に役立つビタミンB1が多く含まれるといわれています。おまけに植物乳酸菌もたっぷりなので、野菜の食物繊維とのWパワーで腸内環境もバッチリ! 免疫力アップにも欠かせません。

 おうち時間を利用して、ぬか漬け生活をはじめてみませんか?

(編集K)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

フード 新着一覧


特別な日に…ちょっぴり贅沢な白ワイン煮「鰻のマトロート」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・浅草橋のビストロ「ジョンティ」の斎藤光さん...
コンビニ食材でイタリアン「アニョロッティ・ダル・プリン」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・学芸大学のイタリアン「あつあつ リ・カーリ...
軽い苦みがくせになる! 焼酎のおともに「春菊のナムル」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・吉祥寺の焼き鳥店「焼き鳥 しょうちゃん」の...
どこか懐かしい味…「ピリピリこんにゃく」は焼酎と一緒に
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は札幌・すすきのの居酒屋「おばんざい屋 まる」の平...
肉汁を逃がさない! ソースが決め手の「豚肉のロースト」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は青森県・青森市のイタリアン「リンチェ」の滝沢英哲...
「ささっ」と作れて「とっても」おいしいアボカドのおつまみ
 秋になるとお酒をゆっくり飲みたくなる。そんな日も増えてきませんか? そこで簡単に作れる1品をご紹介します!
ぐっち夫婦 2020-11-10 19:05 フード
自分好みの味に…黄金比率で仕込む「自家製サーモンマリネ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・浅草橋のビストロ「ジョンティ」の斎藤光さん...
噛めばジュワッ!名店仕込み「カニと根三つ葉のだし巻き卵」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座の寿司の名店「銀座 すし延」の伊東純司...
普段使いの材料だけで作る「ふわふわ卵の海苔あんかけ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・人形町の和食料理店「いわ瀬」の望月洋介さん...
ひと手間かけた「鮭の竜田揚げ」 濃い味付けにお酒が進む
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・浅草の和食店「おにくのおすし 浅草店」の南...
アサリたっぷり! 具だくさん「魚介のパスタ」はメインにも
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は青森県・青森市のイタリアン「リンチェ」の滝沢英哲...
ビールが進む「鶏ネギの塩焼き」パリッパリの鶏皮が香ばしい
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・浅草の和食店「おにくのおすし 浅草店」の南...
「ワタリガニと壬生菜のとんぶり和え」薄味仕上げの上品小鉢
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座の寿司の名店「銀座 すし延」の伊東純司...
デザートみたいなおつまみ「ナガノパープル白和え」の意外性
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・人形町の和食料理店「いわ瀬」の望月洋介さん...
「マグロと納豆のユッケ」何にでも!万能ユッケだれの作り方
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・浅草の和食店「おにくのおすし 浅草店」の南...
スープも絶品!手羽元と手羽先で作る「鶏肉のトマト煮込み」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は青森県・青森市のイタリアン「リンチェ」の滝沢英哲...