神戸出身記者オススメ!鉄板スイーツ3選 2021.6.19(土)

コクハク編集部
更新日:2021-06-19 06:22
投稿日:2021-06-19 06:00
 長引くコロナ禍で、地元・神戸に帰省出来ない日々が続いています。18歳で上京して以来、こんなに帰らなかったことはありません。神戸が恋しいよ……。みんなー元気しとうー? 寂しさを埋めるべく、神戸の大好きなスイーツを購入してみましたよ。

定番中の定番「モロゾフのカスタードプリン」

 まずは定番中の定番。

 神戸っ子(「こうべっこ」ではなく「こべっこ」と呼びます)ならみんな大好き「モロゾフのカスタードプリン」。デパートや大きなスーパーなどでお馴染みの「モロゾフ」は、なんと今年創立90周年! おめでとうございます。

 卵の力だけで固めたというカスタードプリンは弾力を保ちながらも、口に入れると、とろ~りと溶けていくバランスが絶品。じっくり蒸し焼きにすることで絶妙なやわらかさを生み出しているのだそう。

こだわりのガラス容器

 モロゾフのプリンといえば、ガラス容器。1973年にガラス製に変更したそうですが、それから40年近くが経つ現在に至るまで、改良を重ね進化し続けています。2012年には軽量化に成功したとのこと。神戸の家庭にはたいていこのガラス容器があるといっても過言ではありません(笑)。

ガラス容器は花瓶としてもグー!

 そんなこだわりが詰まったガラスの容器はちょっとした花瓶代わりにもなりますよ。

 テーブルに置いても邪魔にならない大きさなので、オススメです!

お手軽消臭剤にも!

 ちなみにわが家では余った保冷剤を入れて消臭ボトルとしても活用しています。

 今回はガラス容器の底を青ペンで塗り、さらにビー玉をプラスして夏仕様にしてみました。

 小さなお子様やペットがいるご家庭は誤飲誤食を防ぐため、手が届かないところに置いておくほうがベターです。

THE大人のおやつ「ポーム・ダムール」

 神戸といえば、チョコレートもしかり。

 なんでもバレンタインにチョコレートを贈るという習慣は神戸発祥なのだとか。80年以上前にモロゾフがハート型の容器に入ったチョコレートなどをカタログに掲載し、2月14日にプレゼントする欧米の習慣を伝えたそうです。

「モンノロワール」や「ラヴニュー」といった神戸に数あるチョコレートの名店の中でも、オススメは「神戸一番館」の「ポーム・ダムール」。1971年創業の老舗の人気商品です。

 煮込んだリンゴをチョコレートでコーティングした「ポーム・ダムール」は“THE大人のおやつ”。リンゴの甘さとチョコのほろ苦さがピッタリマッチしてるんですよね。

 コーヒーはもちろん、濃い目の赤ワインやウイスキーにも合います。神戸に住んでいた頃、両親が「ポーム・ダムール」をツマミに晩酌していました。

 オンラインショップのほか、都内では高島屋玉川店や伊勢丹新宿店などで販売しています。

重さもおいしさも横綱級「トミーズのあん食」

 神戸はパンも有名です。総務省の家計調査(2人世帯以上)によると神戸市のパンの支出額は、2018~2020年の平均で年間3万8435円と全国トップ。神戸っ子はパンが大好き。それにしたって、よう食うとうなあ。

 こちらはパンはパンでも「あん食」。同市内で4店舗展開する「トミーズ」の看板商品です。私も帰省のたびに買って帰るほどのお気に入り。オンラインショップにてお取り寄せ可能、さっそく注文してみました!

 粒あんがこれでもかというほどたっぷり入っています。測ってみると931グラム。パンにあるまじき重さです。

 自宅用に加えて、在京の神戸っ子に頼まれた分を買って帰ったことがあるのですが、まあ重たかったこと重たかったこと。肩ちぎるかと思ったわ。

カロリーは気にしない!あん食パンのおいしいいただき方

 まずは、関西風に分厚くカット。なぜか関西って食パンが分厚いんですよね。不思議。

 こんがり焼いたら、バターをON。マーガリンではなくバターをお使いくださいませ。コクが全然違います。

 粒あんの甘さにバターの塩気、食パンのサクサク感があいまって、おいしさが大渋滞。カロリー度外視の幸福感に脳がとろけます。ダイエット? かめへんかめへん。今が幸せやったらそれでええねん。

おわりに

 記事を書くにあたって、地元の友人たちに「おススメの神戸名物って何?」と尋ねたところ、揃って「神戸牛」との回答でした(苦笑)。ほんまに、みんな神戸牛食うとん? めっちゃ高いのに? 私全然食べたことないねんけど。

 ◇  ◇  ◇

 ワクチンの接種が本格化し始めたとはいえ、まだまだ安心して帰省できる日は遠そうです。「ふるさとは遠きにありて思ふもの」とはよく言ったもの。ちょっとでも近くに感じていたいですよね。

 地元から離れて暮らす人たちが、早く大切な街に帰ることができますように。

(編集K)

一番館HP

トミーズHP

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

フード 新着一覧


「カレイの昆布和え」「アジのアボカド和え」ひと手間が大事
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は埼玉県・浦和の懐石料理「日に日に新」の木下泰司さ...
「ぶり山椒」ぶりの脂と山椒のピリッに焼酎のロックがすすむ
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・新宿の居酒屋「のぶ太郎」の金漢奎さんに、焼...
3分で完成する「地獄豆腐」 箸が止まらぬ辛さにビールは最高
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・新宿の居酒屋「のぶ太郎」の金漢奎さんに、あ...
口の中でフワッと溶ける「親子丼リゾット」はワインと一緒に
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・新橋のフレンチ「ボワ ヴェール」の川口かず...
「蛤と九条葱のさっと煮」驚くほど軟らかく仕上がるプロの技
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は埼玉県・浦和の懐石料理「日に日に新」の木下泰司さ...
洋風南蛮漬け 味が染み込んだ「ワカサギのエスカベッシュ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は大阪・福島のフランス料理店「ミチノ・ル・トゥール...
ニンニクと唐辛子とオリーブオイルで「サバ缶のアヒージョ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・西荻窪の居酒屋「じんから」の堅谷博さんに、...
フライパンひとつでできる「鶏レバーのレモンクリーム煮」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・外苑前のワインビストロ「アミニマ」の阿部真...
焦がしバターが香る「サバのムニエル ブールノワゼット」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・新橋のフレンチ「ボワ ヴェール」の川口かず...
新提案!旬の野菜でつくる「万願寺トウガラシの肉詰め焼き」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・押上のワインビストロ「CLOUD NINE...
ヘルシーおつまみ「アボカドのディップ」糖質を気にする人に
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は大阪・福島のフランス料理店「ミチノ・ル・トゥール...
暑い日に「なすのスタミナそうめん」ナスと大葉の相性が抜群
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・西荻窪の居酒屋「じんから」の堅谷博さんに、...
万能の黒こしょうソースと「豚三枚肉とズッキーニのソテー」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・外苑前のワインビストロ「アミニマ」の阿部真...
豚バラともやしを重ねて蒸すだけ!食欲そそる夏☆満足おかず
 梅雨も明けて、すっかり夏ですね。暑い日はコンロの前に立つ時間を短くしたいもの。今回は「重ねるだけ」で簡単に作れる猛暑に...
ぐっち夫婦 2020-09-27 11:52 フード
白ワインと一緒に 「夏ヒラメと薬味野菜のカルパッチョ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・新橋のフレンチ「ボワ ヴェール」の川口かず...
「オカヒジキ、ヤリイカ、タラコの和え物」食感がクセになる
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・押上のワインビストロ「CLOUD NINE...