相模原市「たまご街道」でおいしいもの巡り 2021.11.1(月)

コクハク編集部
更新日:2021-11-01 06:00
投稿日:2021-11-01 06:00
 手頃な価格でありながら、栄養たっぷりのたまごは私たちの生活には欠かせないもの。筆者も一日一個は必ず食べるようにしています。そんなたまごの直売所が集まる、その名も「たまご街道」なる場所が神奈川県相模原市にあるんです。

「Sweet Eggs」で極上エッグベネディクトを食す

 小田急線相模大野駅北口からバスで20分ほど。麻溝台で下車すると、まず目に飛び込んでくるのが、小川フェニックスさんが運営する「Sweet Eggs」。

 こちら「Sweet Eggs」では、新鮮なたまごを使った料理が食べられます。

 駅から離れた住宅街にもかかわらず、平日の午前中でもにぎわっていました。

 なにはともあれ、まずは腹ごしらえ。

 筆者が選んだのは「エッグベネディクトA」(1188円=税込み・以下同)ぷりっぷりの半熟たまごが、マフィンの上に鎮座しています。

 そっとナイフで半熟たまごに切れ目を入れた途端……。

 とろとろの黄身がこんにちは。鮮やかな黄色がまぶしいです。たまらず一口パクリ。

 ベーコンにも負けない、濃厚なお味が口いっぱい広がります。ちょっと待って、たまごってこんなにおいしかったっけ?

「よい卵を作るには、健康な鶏を育てることから」という思いから、環境とエサにとことんこだわっているのだそう。お水も地下水を古代樹(樹木の化石)の層を通したものを与えているそうです。なにそれ、すごくおいしそう。

「昔の味たまご直売所」でお買い物

 サービスのゆでたまごもぺろりと平らげ、お腹がいっぱいになったところで、周囲をぶらぶらしてみましょう。

 ほんのりと鶏舎の匂いと、ニワトリの可愛い鳴き声が聞こえます。

 せっかく「たまご街道」に来たのだから、たまごを買って帰ろうと立ち寄ったのが、こちらの「昔の味たまご直売所」。たまごSサイズ21個入り(400円)と、「昔の味たまごプリン」(220円)を買ったところ、またしてもサービスでゆでたまごをいただきました。

 こちらの「昔の味たまご直売所」では、火曜日と木曜日限定で「YOLO BURGER」というハンバーガーを販売しています。農場でたまごを生み終えたニワトリのお肉を使用しているとのこと。たまごも、ニワトリも命をいただくことだもんね、としみじみ。

 一般価格は600円のところ、子供と学生には「出世払い価格」が適応されて350円なのだそう。

 子供たち、若者たちが社会人になった時、もしその時までこのハンバーガー屋が続いていたら、今度は定価で食べて欲しい。そしてその時代の子供たち、若者たちに、このハンバーガーを「出世払い価格」で食べさせてあげて欲しい。それが私たちが思う「恩のリレー」です。

 なんて素敵なんだ……!学生時代に知りたかったよ。なんてね、もういい大人だしね。今度はぜひ「YOLO BURGER」を食べてみようと思います!

たまご祭り開催です!

 さてさて、お土産も買ったところで帰宅。さっそくいただいてみましょう。

プリンのお味は…

 まずはプリンから。

「昔の味たまごプリン」というだけあり、しっとりと吸いついてくるような食感です。

 生クリームを使っていないのに濃厚な味わい。ああ、幸せ……。

 別添えのカラメルソースをかけてちょっと味変。ほろ苦さと甘さのバランスがバッチリ。

 ちょっと小ぶりなサイズなのも◎。物足りないかな? くらいのボリュームがまたいいんですよねー。いつか、このプリンを丼いっぱいに食べたい。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

フード 新着一覧


日本酒に合う「利平栗の渋皮揚げ」皮ごと揚げてホクホク甘い
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・月島の立ち飲みの割烹料理店「さかづき」の坂...
しっとりと軟らかい「鶏むね肉の唐揚げ」のコツは揚げ時間
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座の和食とワインのお店「時喰み」の佐々木...
市販の皮で作る「焼き餃子」誰でも簡単にカリッと焼ける方法
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・幡ケ谷にある「餃子の店 您好」の野坂由郎さ...
秋の定番といえば!「柿とかぶの生ハムマリネ」ワインとね☆
 実りの秋――。この時期になったら必ず作って食べるレシピがあるんです。素材の味を活かしたシンプルな一品。簡単に作ることが...
ぐっち夫婦 2020-10-11 14:51 フード
ソースに漬け込んで電子レンジで10分のお手軽「スペアリブ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座のフレンチ「銀座エスコフィエ」の東正俊...
3分レシピ「いちじくカプレーゼ」 もうひと手間なら生ハムを
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・渋谷にある「IZAKAYA P/ma」の丸...
「豚肉とキュウリのニンニクソース」お肉も野菜もご飯も 
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は沖縄・那覇のビストロ「Refuge」の大城忍さん...
「たっぷり秋野菜のそば味噌」ひと口食べたらリースリングを
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・新橋のドイツ料理が楽しめるワインバー「ワイ...
飲み過ぎ注意!「手羽中の豆鼓蒸し」個性の強い酒とぴったり
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は沖縄・那覇のビストロ「Refuge」の大城忍さん...
「柿と胡桃の白和え」フレッシュチーズと和えるだけで完成!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座のダイニングバー「麦酒屋るぷりん」の海...
いつもの味が大変身!あの名店の「揚げナス」レシピをご紹介
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・四谷三丁目の中華料理店「南方中華料理 南三...
「アボガドとアサリのぬた」森のバターを酢味噌が引き立てる
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・渋谷の居酒屋「純米酒 三品」の稲原春香さん...
「いぶりがっこの白和え」ミネラル感のあるロゼにぴったり♪
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・新橋のドイツ料理が楽しめるワインバー「ワイ...
「小松菜マスタード炒め」干しエビとマスタードって合うんだ
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・押上のスパイス料理専門店「スパイス・カフェ...
ココナツとスパイス香る「ほうれん草炒め」はビールと一緒に
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・経堂のインド料理店「ガラムマサラ」のハサン...
「中華風冷ややっこ」みじん切りにしたニラとミントをのせて
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・四谷三丁目の中華料理店「南方中華料理 南三...