最後の死闘「ペヤング獄激辛やきそばFinal」2022.3.17(木)

コクハク編集部
更新日:2023-04-17 20:43
投稿日:2022-03-17 06:00
 3月7日にあの「ペヤング獄激辛シリーズ」の新作が発売されました。その名も「ペヤング獄激辛やきそばFinal」。なんとその辛さ、従来の獄激辛ペヤングの2倍とのこと。これは挑戦するしかないでしょう!

パッケージがもうヤバい

 ご覧ください。なんという禍々しいビジュアルなんでしょう。

 髭のいかついおっさんが、涙を流してNGのジェスチャーをしております。

 顔色悪っ! 真っ青やんけ。そんでガン泣きですよ。おっさん、大丈夫か?

 もうこのパッケージだけで凶悪さがMAXですね。食べたいという気持ちをガンガン削っていきます。そこにあるのは好奇心のみ。

ソースは黒×赤

 ソースのカラーリングも黒×赤。警告感バリバリです。本当に食べ物なのかこれ。

「辛さ2倍」へのぬぐい切れない恐怖心

 今回は久しぶりに麺を茹でる方式でいただくことにします。こうして食べたほうが油っぽくないように感じるんですよね。

 っていうかもうこのまま、ソースなしで食べたい。辛いもの好きの筆者もさすがに「辛さ2倍」に恐れおののいております。だって、今まで十分に辛かったのに2倍て。

 先日、発売した「社員が一番おいしいと思う辛さ」とは、何だったのか。そこに着地したと思ってたのに、何の高みを目指してるねん。ちくしょう、負けてられねえ。

 ソースをかけて、ハイ完成。

 香りはいたって普通ですね。ほのかに甘酸っぱいノーマルペヤングのいい香り。

いざ、実食!

 では、いただきましょうか。あんまり気が進まないけども。いやな予感しかしないけれども。

 一口目で感じるのは、いつものペヤングのお味。慣れ親しんだソース味です。

 でもね、もう筆者は知っています。獄激辛シリーズの巧妙な手口を。彼らは最初は優しいんです。一見、親しみやすい好青年風なんです。騙されちゃダメ!

猛烈な辛さからの激痛に悶絶

 二口、三口と進めていくとね。ほら、来た!! 辛い!! っていうか、痛い!! 知ってたけどさ、きっつ!!

 舌も喉も焼けつくような痛みです。2倍かどうかはよくわかりませんが、とにかく痛い。全身の毛穴が開くような感覚です。花粉症でちょっと粘膜が荒れ気味だったのが災いしたのか、鼻の中も痛いんです。鼻毛を引っこ抜かれた感じ。汗が滝のように流れ落ちます。この世界は残酷だ……。

 大急ぎで、飲むヨーグルトで鎮火を図るも焼け石に水状態。

今回の助っ人は…

 これは無理だわ。さすがFinalだわ……と早々に味変路線に舵を切ります。

 今回はFinalということで、ちょっぴり特別感を出すため、宮崎県産豚ホルモンを投入します。ふるさと納税でゲットしました。これが、うまいのよ。

華麗なる転身なるか

 さらにキャベツも追加。辛さを具材の多さでカバーしようという作戦です。

 ほどよくホルモン&キャベツに火が通ったところで、「ペヤング獄激辛やきそばFinal」を投下!

「ペヤング獄激辛やきそばFinal→ホルモン焼きそば」の転身劇は成功するのでしょうか。カロリーオバーが予測されますが、気にしないことにしましょう。命には代えられません。いや、ほんとに。

ごちそうさまでした

 結果から言うと、これだけ具を投入してもまだ辛かったんです。

 とどめの温泉卵でどうにかこうにか完食することができました。なんてものを作ってくれたんだ、まるか食品さんよ……。


 ◇  ◇  ◇

 それにしても激しいお味でした。結局飲むヨーグルトを一本飲み干しましたよ。

 まさに「Final」にふさわしい激辛ぶりでした。もうこれでおしまいなんですかね? ほっとしたような、寂しいような。いや、ほっとした気持ちの方が強いな(笑)。

 なんにしても、楽しく食べることができました。まるか食品さんの企画力に脱帽っすわ。ありがとうございました。

 余談ですが、うっかり者の筆者は食後すぐに目を擦ってしまったんですよね。指先についていたペヤングのソースが大惨事を招いたのは言うまでもありません。チャレンジしたいという方はくれぐれも気を付けてくださいね!

(編集K)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

フード 新着一覧


「千枚蕪と柿の酢物」シャクシャクとトロッのハーモニー
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は福岡・中央区にある「博多料亭 稚加榮」の平山克浩...
生のカリフラワーを使うのがポイント!「いもフラワー」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・有楽町のフレンチレストラン「Restaur...
彩り野菜と塩がうまさを引き立てる「鯛のカルパッチョ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は大阪・西区のイタリア料理店「トラットリアパッパ」...
ふわっとした食感に仕上がる「白子のバターしょうゆ焼き」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・赤坂の和食店「多に川」の阿部学さんに、軽い...
玉味噌の風味とナスが溶け合う「米ナスの田楽牛肉添え」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は千葉県・流山市の老舗割烹「割烹柳家」の青柳宏幸さ...
「きのこのマリネ 半熟卵添え」一晩寝かせてマイルドな味に
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は大阪・豊中市のフレンチ「ビストロ・リッペ」の中尾...
【パクチーえび餃子】パクラー集合! お好みで追いパクも♡
「仲良しメンバーで年末集まろ~!」「鍋パーティーしよ~!」などとワイワイごはん会の計画を立てている方に朗報です!(笑)今...
ぐっち夫婦 2020-01-15 14:57 フード
外はカリッと中はふわっふわ「ジャガイモとツナのフリコ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・学芸大学のイタリアン「あつあつ リ・カーリ...
砂肝の皮を使った「砂肝ポン酢」 コリコリ食感がやみつきに
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・吉祥寺の焼き鳥店「焼き鳥 しょうちゃん」の...
すし酢を使ってまろやかな味に「トマトとバジルのマリネ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は札幌・すすきのの居酒屋「おばんざい屋 まる」の平...
「シュークルート」寒い夜は煮込み料理で体の芯から温まろう
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・浅草橋のビストロ「ジョンティ」の斎藤光さん...
「数の子の芋サラダ」定番のポテトサラダが“和”のおつまみに
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座の寿司の名店「銀座 すし延」の伊東純司...
おなじみのスナック菓子が大変身!お手軽「ポテサラ明太」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・人形町の和食料理店「いわ瀬」の望月洋介さん...
銀座の名店の味を自宅でも!ヘルシーな「季節野菜のマリネ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座のフレンチ「ルヴァン・エ・ラ・ヴィアン...
肝を加えてコクを出す「サンマとクリームチーズのリエット」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は沖縄・那覇のビストロ「Refuge」の大城忍さん...
ボージョレに合う!はちみつが隠し味のコク旨♡カプレーゼ
 この時期が来ると、デパートやスーパーの食品売り場は(待ってました!? の)“ボージョレムード一色”になりますね♪ ぐっ...
ぐっち夫婦 2020-01-15 14:56 フード