ブーム到来!「オルソー」の台湾ワンタン♡ 2022.5.24(火)

コクハク編集部
更新日:2022-05-24 06:00
投稿日:2022-05-24 06:00

「台湾フード」ブーム、来てます

 台湾ブーム、本格到来!? 最近巷では、台湾フードの本格的な風が吹いているようです。

 台湾カステラの“元祖大本命”が日本に初上陸したと聞けば、心がざわつき、仕事が手につかず、行列に並ぶのも苦にならない食いしん坊です(30分以上並ぶ行列は、躊躇し出す軟弱なタイプではあります)。

 先だっては、よく行くベルギービールのお店で「Oさんって、ほんとミーハーだよね」と年下女子のSちゃんに鼻で笑われました。そうですよ、おねーさんはね、ミーハーな食いしん坊なのですよ。

 と開き直ったところで、前々から気になっていた東京・白山にある「also(オルソー)」に行ってまいりました。

台湾ワンタン、台湾ワンタン、台湾ワンタン!

 看板メニューは、台湾ワンタン。台湾ワンタン、なんて素敵な響きなのでしょう。何度でも言いたくなります、台湾ワンタン。

 ワンタンといえば、小さな具をお上品に包んで麺と一緒に、あるいはスープにひらひらと浮かんでいるイメージですが、こちらの台湾ワンタンはむっちり。どちらかといえば、水餃子に近いビジュアルで食べ応えがあります。

 まずオーダーしたのが、限定(!)の「エビニラワンタン」(4個680円=税別・以下同)。湯気が立つ、あっつあつが運ばれてきました。

 ふぅふぅーっと冷ましたところで、ひと口でパクッ(小さなお口の方だと、ひと口では難しいかもしれません)。

 うまみたっぷり、それでいて、ジューシー!

 東京メトロ江戸川橋駅近くにある水餃子がウリの“台湾ストリートフード”の店「フジ コミュニケーション」の姉妹店だけあって、飲茶のクオリティーは織り込み済み。ノーマルな「台湾ワンタン 豚肉」(4個550円)もぜひ注文して、食べ比べてみてください。

 なかでも、豚肉×黄ニラの「オリジナル水餃子」(6個790円)は必食したい一皿。水餃子はワンタンより皮が厚め。しょう油など調味料類はつけず、小麦粉の味わいと肉や素材の持ち味を、ああ十二分に味わってほしい……。

スナック感覚の台湾唐揚げ

 台湾ワンタンや水餃子以外の一品メニューも充実。たとえば、「台湾クリスピー唐揚げ」(700円)は台湾ワンタン同様、お店の売りの一つであるクラフトビールが進みます。カリッ、サクッと軽めの唐揚げで、五香粉の香りがまた食欲をそそること。

 この日は女性2人で訪れたのですが、ワンタン2種、水餃子1種、一品料理あれこれと、デザートまで“完走”。適度なポーションなので、いろいろ楽しめます。

 それでも心残りがひとつ。多くのテーブルでオーダーされていた「ビーフン炒め」(880円)は逃してしまい……次回、絶対に注文します!

使い勝手もグー

 客層は女性のひとり客、カップル、上司と中堅と若手らしき仕事帰りの男性グループなど、バラエティーに富んでいました。手頃な価格帯なので、使い勝手もグー。間違いなく、損はないお店です。自宅や会社近くにあると、間違いなく頼もしい……。

「ま、わざわざでも食べに来るんですけどねっ」と、再訪を心に誓い、お店をあとにしたのでした。

台湾ワンタン専門店&クラフトビール「also(オルソー)」
address:東京都文京区白山5-32-13

(編集O)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

フード 新着一覧


3分で作れて激安「貝柱のずんだ和え」 味付けで西洋風にも
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・向島の老舗料亭「櫻茶ヤ」の添野光二さんに、...
「レンコンの紅しょうが焼き」味付けいらずで冷めても美味
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・門前仲町のミシュランにも掲載された割烹「ふ...
ワインに「ブルーチーズとドライフルーツのタルティーヌ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・押上のワインビストロ「CLOUD NINE...
「梅肉とワサビの香り和え」刻んで混ぜるだけでお酒のアテに
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は宮崎市の板前料理店「福重」の福重浩さんに、簡単な...
恵比寿の超人気店「賛否両論」予約が取りやすい時間帯って?
 世界で最も多くの星を持つ美食都市「東京」。恋人と友達と家族と。美味しくて素敵な、記憶に残る時間を過ごしませんか?飲食ト...
山口えりこ 2019-05-28 05:32 フード
甘さと苦味が一体に「レタスの湯引きオイスターソースがけ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・赤羽の名店「Nomka 」の五十嵐祐二さん...
ジューシーで香ばしい「鶏のイタリア風チャーシュー 」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・西麻布のイタリアン「オッジ・ダルマット 」...
「鳥と塩昆布のそうめん」味付けは塩昆布だけでシンプルに
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座の和食店「かこい亭」の栫山賢一さんに、...
「豆腐ステーキのコンビーフのせ」黄身を崩す神聖な高揚感
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・大井町にあるテキーラバー「Gatito」の...
ザク切り簡単「ジャガイモ&ベーコン&キャベツのおやき」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・神田のビストロ「関山米穀店」のオーナーシェ...
パンの端を使いルーをおろしてかける「カレーなるカナッペ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座のバー「ロックフィッシュ」店主・間口一...
ホワイトデーで彼におねだりしたい SNS映え絶品スイーツ5選
 飲食トレンドリサーチャー、スイーツコンシェルジュの山口えりこです。3.14ホワイトデーが近づいてきましたね。あなたの彼...
山口えりこ 2019-03-15 20:02 フード