【男に走る女】母親が子どもを捨てて“恋愛”に溺れる深層心理

内藤みか 作家
更新日:2022-05-26 06:00
投稿日:2022-05-26 06:00
 お子さんがいるにもかかわらず家を飛び出し、他の男性と生きていくことを選ぶ女性が時々います。芸能人や有名人にもそうした女性がいて話題になりますが、彼女たちはなぜこのような行動をとるのでしょうか。

子どもより男が大事?

 一般人でも、子どもがいるのに夫以外の男性に夢中になる女性がいます。なかにはお子さんを自宅や車に残したまま男性に会いに行ってしまうケースもあります。置き去りにされたお子さんが熱中症や飢えで亡くなる悲しい事例が何度もニュースになっています。

 なぜ、彼女たちは、まるで子どもより男のほうが大事であるかのような行動を取り、最悪の場合は子どもが命を落とすような事態にさせてしまうのでしょうか。

 一般的には理解することがとても難しい状況ですが、彼女たちはまるで悲劇のヒロインになったかのように、ただ真っ直ぐに男性のことだけを見つめて突っ走っているようにすら感じます。

恋愛依存の可能性

 ここで「男」を「パチンコ」や「オンラインゲーム」に置き換えてみましょう。

 パチンコに夢中になるあまり、車に残した子どもを熱中症にさせてしまう親のニュースもよく目にします。また「オンラインゲーム」に夢中になり、育児放棄してしまう母親の話も、話題になることがあります。

 こうした女性たちは、パチンコやオンラインゲームに依存している状態ではないでしょうか。依存にもいろいろな度合いがありますが、生活に支障が出るほどになると、専門機関に相談したほうがいいケースも出てくるようです。

 それと同じように、男に走る母親たちも、恋愛に依存しているのかもしれません。だとしたら、根っこはパチンコやオンラインゲームと同じなのではないでしょうか。

「本当の自分じゃない」感覚

 一般の女性でも、子どもを捨てて男に走る母親がいますが、そうした人のなかには「今までの生活は本当の自分ではなかった」と訴える人がいます。

 これが普通の幸せというものなのだろうとなんとなく結婚や出産をしたけれど、何かが違うような気がして、ずっとモヤモヤしていたというのです。

 そういう女性は「自分をここから連れ出してくれる王子様」がどこかにいるのではないかと夢見ることがあります。そのため、マッチングアプリなどを通じて男性と親しくなると、「この人と生きれば、本当の自分になれるのではないだろうか」と思い込むようになってしまうのです。一種の現実逃避のような感覚なのかもしれません。

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

関連キーワード

ラブ 新着一覧


元CA作家が伝授!恋やビジネスに使える“魔法のフレーズ”3選
 コロナ禍においてこれまでの生活が一変し、恋人や夫婦、ビジネスでの人間関係もぎくしゃくしているという声が少なくありません...
蒼井凜花 2021-02-19 06:00 ラブ
不倫には落とし穴がいっぱい! 5つのリスク&卒業する方法
 恋愛をしている人の中には「実は、彼は既婚者」なんていう人もいるでしょう。一昔前までは不倫は秘め事であり、決してバレては...
恋バナ調査隊 2021-02-19 06:00 ラブ
可愛くヤキモチをやく5つの方法&“嫉妬”に変わるNG行動!
 彼氏ができると、「ほかの女性に奪われたくない」という気持ちが強くなり、ヤキモチを焼いてしまう女性も多いでしょう。彼がモ...
恋バナ調査隊 2021-02-18 06:00 ラブ
ヤリモク男の見分け方! 体目的の男性の相手をする暇はない
 人間の時間は有限です。そして、私たち女性の賞味期限は、一生の中でものすごく短いのです。努力次第で見た目の維持も可能です...
若林杏樹 2021-02-17 06:00 ラブ
コロナ禍の今が動き時!? オンライン出会いのメリット6選
 コロナウィルスにより、さまざまな不安を抱えている人は多いでしょう。特に、おうち時間が増えた今、恋人がいない人は寂しさが...
恋バナ調査隊 2021-02-17 06:00 ラブ
"デート初回斬り"は損!53歳初婚男と夫婦になり分かったこと
「何歳からでも夫婦になるのは遅くない」とお伝えする本連載。インタビュアー・内埜(うちの)さくらが、40歳以上で結婚した男...
内埜さくら 2021-02-16 06:14 ラブ
最愛のパートナーを学内で見つけた 東大出身男性の結婚秘話
 人口の0.2%ほどしか存在しないとも言われる東大生(出身者含む)。東京大学とは言わずもがな日本で最高峰の国立大学ですが...
田中絵音 2021-02-16 06:12 ラブ
恋愛が長続きしない女性の5つの特徴&長続きさせるポイント
 彼氏はすぐにできるのに、なぜか一つの恋愛が短命に終わってしまう人がいます。そんな人は、「本当は、長続きする恋愛がしたい...
恋バナ調査隊 2021-02-16 06:08 ラブ
欲求…我慢してない?自分に素直に生きないことのデメリット
 みなさん、欲求に素直に生きていますか? こんな風に言うと、え、欲望のままに生きることって悪いことなんじゃないの? とい...
七味さや 2021-02-15 06:00 ラブ
恋愛に振り回されてる…? 恋愛体質女性の特徴&抜け出し方
 好きな人や彼氏ができれば、何気ないことにでもウキウキとしたり、彼と会っていない時間ですら幸せを感じる人は多いはず。しか...
恋バナ調査隊 2021-02-15 06:03 ラブ
“わざと間違いLINE”はバレる!送ってはいけない内容5選
 気になる彼にわざと間違いLINEを送って、好きな気持ちに気づかせたり、デートの約束につなげようと考えたことはありますか...
恋バナ調査隊 2021-02-14 06:00 ラブ
今では私が彼を追いかけている…好きが“逆転”してしまう理由
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。好きだ愛していると追いかけられて一緒になったはずなのに、ふと気がつけば愛が逆...
山崎世美子 2021-02-13 06:00 ラブ
結婚へと進みたいのに…彼氏の浮気に振り回される女性の苦悩
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2021-02-13 05:46 ラブ
交際6年の彼女がいても…浮気を繰り返してしまう男の言い分
「冷酷と激情のあいだvol.31〜女性編〜」では、浮気を繰り返す彼氏の真意が分からない女性・Aさんの苦悩をご紹介しました...
並木まき 2021-02-13 05:52 ラブ
ずるずるは嫌…不倫の上手なやめ方! やめる準備&注意点
「不倫がいけないこと」というのは、誰もがご存知の通り。しかし、人知れず不倫をはじめる人は、あとを断ちません。とはいえ、気...
リタ・トーコ 2021-02-12 06:00 ラブ
“長すぎた春”って交際歴何年? “長い春”に終止符を打つ方法
 長い間お付き合いしている人がいるものの、先が見えなくて悩んでいる方は多いでしょう。交際期間が長くとも、結婚に至らず破談...
恋バナ調査隊 2021-02-12 06:00 ラブ