いつもの冷ややっこが焼き肉のタレで大変身「辛いやっこ」

コクハク編集部
更新日:2019-06-09 00:57
投稿日:2019-05-27 06:00
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は横浜の焼肉店「そうる肉食堂 承」の三原承達さんに、いつもの冷やっこを簡単アレンジした「辛いやっこ」のレシピを教えていただきました。

 手間をかけず、家でも簡単に作れるおつまみといえば、真っ先に挙がるのが冷ややっこですよね。

 しかし、いつも同じ味付けでは飽きてしまうのがネック。たまにゴマ油を垂らしたり、薬味をいろいろ替えても物足りない……。そんなお悩みを解決してくれるのはなんと「焼き肉のタレ」なんです。

「ウチは焼き肉屋なので自前のタレを使っていますが、市販のものでも十分、おいしいですよ」

 と三原さん。

 焼き肉のタレの甘味に、豆腐の優しい味わい。ピリ辛の風味が後を引き、ビールを流し込みたくなります。パリパリの韓国海苔、しゃきしゃきのカイワレも、ただの冷ややっこにはない食感。

「焼き肉のタレだけだと甘いですからね。一般家庭にあるものを考えると……辛さを出すためには粉唐辛子をかけるといいでしょう。ほかにも、いりゴマや、すりおろしたニンニク、風味付けにゴマ油を入れてもいい」

 もちろん、ここで挙げたのは一例です。「そういえば冷蔵庫に豆板醤があった」などと思いついたら、どんどん試してみてください。

【材料】

・絹ごし豆腐 1丁
・焼き肉のタレ 適量
・韓国海苔 3~4枚
・カイワレ 適量

【レシピ】

1. 豆腐の水を切って、好みの大きさに切る。
2. もんでほぐした韓国海苔、カイワレを豆腐にのせ、焼き肉のタレをかける。辛味が欲しければ、一味などをタレに混ぜておくといい。

本日のダンツマ達人…三原承達さん

▽みはら・しょうたつ
 1970年1月生まれ。21歳で横浜の繁華街、福富町に焼き肉店をオープン。「自分のやりたい店の形が見つかった」と、2年前に「そうる肉食堂 承」を開いた。

▼そうるにくしょくどう しょう
 客が焼くのではなく、「料理人が焼いた肉を出す」スタイルの焼き肉店。「生ビールorサワーorホッピー」に、ナムル盛り合わせプラス2品で1000円のセットが人気。牛骨を8時間煮込んだスープを使用する「そうるうどん」も評判。
神奈川県横浜市中区若葉町2―15 若葉町共同ビル
℡045・341・0505
営業時間11~15時、17~22時

(日刊ゲンダイ2018年6月12日付記事を再編集)

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