エビとニンニクの香りが食欲をそそります。
エビは180~200度の香ばしさが出る高めの温度でカリッと揚げます。頭から、ガリガリ食べられて、ビールにピッタリのつまみですよ。
「手でつまんで、指もなめながら。豪快に食べてほしいですね」(大森シェフ)
スパイスはペペロンチーノをつくる要領でニンニクを弱火でじっくり火にかけるのがコツ。だんだん、色づいてきて香りが立ってきたら、あらつぶしにしたこしょうを加えるベストタイミングとのこと。
アクセントに「ちょっと、タイム」を加えるのもお忘れなく。
材料(2人前)
・車エビ(芝エビ、白エビでも代用可) 
 30グラムを7~8匹 
・ニンニク 1片 
・こしょう白黒 20×20粒 
・塩 少々 
・タイム 適量 
・レモン 2分の1個 
作り方
1. 白黒こしょうを混ぜてあらつぶしにする。 
2. みじんぎりのニンニクを多めの油で弱火にかける。 
3. 2が茶色く色づいたら、1を入れて、すぐに火を止めて、ボウルに移す。 
4. 車エビはしっかり水気を切って、素揚げに 
する。 
5. 3のボウルの中に4を入れ、塩とタイムを加えて味を調える。 
6. 5にレモンかライムを添えて完成。 
本日のダンツマ達人…大森雄哉さん
▽おおもり・ゆうや 
 2004年辻調理技術専門学校卒業後、ハウステンボスホテルズ入社。アラン・シャペル氏の弟子の上柿元勝氏に師事。その後、大阪のフランス料理店「エプバンタイユ」、熊本の「洋食の店 橋本」に勤務し、10年3月渡仏。「Restaurant TOYO」で中山豊光氏の下で修業。帰国後の15年にTOYOプロジェクト参画。17年3月に再び渡仏し、中山氏に師事する。現在、「Restaurant TOYO Tokyo」のシェフを務める。 
▼「Restaurant TOYO Tokyo」 
 2009年に中山豊光オーナーシェフがパリにオープンした「Restaurant TOYO」の日本初の店舗。中山氏は1994年に渡仏し、フレンチレストランで料理人として働き、その後、パリの日本料理店を経て、世界的デザイナー高田賢三氏の専属料理人として従事。その後独立し、同店をオープン。和食の要素を取り入れた唯一無二のフレンチをカウンタースタイルで提供する。今年で10周年を迎えた、パリで予約の取れない店としても有名。 
東京都千代田区有楽町1―1―2 東京ミッドタウン日比谷3階 
℡03・6273・3340(10~22時) 
(日刊ゲンダイ2019年1月18日付記事を再編集)
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