化粧水はコットンと手のどっちがいい? 肌の水分量UPの方法

コクハク編集部
更新日:2020-01-11 06:44
投稿日:2019-11-26 06:00
 洗顔後に化粧水を付ける時、コットンでつけるか、手でつけるか迷ったことがある方は多いでしょう。実際のところ、どちらが正解なのでしょうか? そこで今回は、それぞれのメリット&デメリットについて確認しながら、化粧水のつけ方をお伝えします。

コットンと手、化粧水が馴染みやすいのはどっち?

 さっそく、結論から見ていきましょう。化粧水をつける時、コットンと手のどちらが良いのでしょうか?

答えは「どちらも正解!」

 リサーチしてみたところ、さまざまな説がありました。コットンの方が良いという意見が優勢のようですが、最終的な答えは「どちらも正解!」のようです。要は好みの問題なんですね。

大切なのはしっかり浸透させる方法を知ること

 コットンを使うにせよ、手でつけるにせよ、どちらにしても大切なのは化粧水をしっかり浸透させる方法を知ること。肌の表面の角質層は、なんと約0.02mmくらいの厚さ。さっと塗ったり、ゴシゴシとつけたら肌に負担がかかってしまうため注意が必要です。

コットンと手、それぞれのメリット&デメリット

 化粧水をつける時、コットンでも手でもどちらでも良いものの、実はそれぞれにメリット&デメリットがあるんです。

コットンのメリット&デメリット

【メリット】
・清潔に使える
・塗りムラが起こりにくい

【デメリット】
・正しく使用しないと肌に負担がかかりやすい
・肌に繊維が残ることがある
・費用がかかる

手でつけるメリット&デメリット

【メリット】
・肌のコンディションを把握しやすい
・化粧水の無駄がない

【デメリット】
・塗りムラが起こりやすい
・手を清潔する必要があるため手間がかかる

【あわせて読みたい】乳液でメイク直しを! たった5分でできるツヤ肌キープ方法

化粧水をコットンでつけるなら? 浸透率アップのポイント

 化粧水をコットンでつける時、なんとなくつけている方は多いと思います。でも、コットンは使い方によって浸透率をぐんとアップさせることができるんですよ。

正しく持つ

 コットンをよく見てみると、繊維が入っているのが分かるでしょう。縦横の長さが長い方に向かって繊維が流れているため、逆らわないように繊維に合わせて肌を滑らせるようにしましょう。持ち方は中指、薬指にコットンを乗せて、人差し指、小指で挟むようにします。

化粧水を適量含ませる

 コットンを使う時の一番大きなリスクは、摩擦による肌への負担でしょう。そのため、化粧水をコットンに出す時には、必ず適量を含ませるようにすることが肝心です。各メーカーによって「適量」は違いますが、化粧水であれば500円玉の大きさよりもやや大きめに乗せるのが基本です。

手を使うなら? 塗りムラがなくなるポイント

 手でつけたい派なのであれば、いくつかのポイントを守って行うことが大切。塗りムラを防ぐポイントを見ていきましょう。

手を清潔にしてからスキンケアを始める

 スキンケアを始める前に、手を清潔にするのは必須!手には見えない細菌がたくさんいます。化粧水をつけるのではなく、細菌をつけてしまっては元も子もありません。

 ちなみに、これは洗顔を行う時も同じ。洗顔料をつける前に、まずはハンドソープなどで手を清潔にしてから洗顔をするようにしましょう。

繰り返して重ね付けを行う

 手で化粧水をつけると、塗りムラが起こりやすいのが難点。そのため、さっとつけるのではなく、繰り返して重ね付けを行うようにしましょう。

 顔の中心から外側に、化粧水を少しずつ馴染ませていくことが大切です。まぶたなど細かい部分は、塗り残しがないように丁寧につけます。頬や顎など乾燥しがちなところは、2、3度重ね付けをしても良いかも。また、手の温もりで化粧水の成分を浸透させる「ハンドプレス」もおすすめですよ。

【あわせて読みたい】ハンドプレス美容でもち肌 プチプラ化粧水でも確実に変わる

好きな方を選んで♪ 正しく化粧水を付けよう

 コットンでつけるにしても、手でつけるにしても、大切なのは正しく化粧水を肌に浸透させること。化粧水よりも美容液や乳液に重きを置く方は多いですが、洗顔後に乾燥しがちな肌を整えるためにも、化粧水で潤いを与えることが重要なんです。

 ぜひ、ご紹介したポイントに注意して、化粧水での保湿を十分に行ってから次のスキンケアアイテムを使用するようにしてくださいね。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

ビューティー 新着一覧


背中ニキビには種類がある! 治らない6つの原因&ケア方法
「お風呂に入ってふと鏡を見ると、いつの間にか背中ニキビができていた……!」そんな経験をお持ちの女性は多いはず。特に春〜夏...
地味顔女性の5つの特徴&可愛く変身させるメイクポイント♪
「私の顔は地味だから……」と、自分の顔にコンプレックスを抱いている女性は多いようでうす。そんな女性の多くは、ぱっちり二重...
爪の健康維持にも!ネイリストが実践する菌活ライフを紹介
「菌活」とは、ヒトの身体に良いとされる菌を積極的に摂取する活動のことを指します。そんな筆者も菌活に興味を持ち、今やすっか...
“冷蔵庫で化粧水を冷やした方が良い”は嘘!正しい保管方法
「化粧水を冷蔵庫で保管した方が肌に良い」「長持ちする」、そんな噂を聞いたことがある方は多いでしょう。確かに、冷やした化粧...
おうちでチャレンジ♪180度開脚ストレッチを2週間続けてみた
 美容や健康のことを考えて、そして運動不足にならないためにも、毎日ストレッチなどの運動をしたいところですよね。でも、そう...
美容トレンド♡原液美容液ってどう?効果やメリット&選び方
 数々の雑誌やネットニュースで話題の「原液美容液」。トレンドとなっているため、美容に興味のある方はすでに試しているかもし...
冷やし美容で毛穴レス肌に♡メリットや正しいやり方&注意点
 だんだんと、暑い日が増えてきていますね。徹底的な紫外線予防や、メイク崩れ対策を始めている方も多いでしょう。そんなこれか...
今すぐ試せる♡ネイリストが実践する“5つの習慣”で美爪育成
 指先の印象を大きく左右する、「爪」。綺麗に整った爪は、相手に好印象を与えますよね。しかし、二枚爪や、割れやすい爪、短く...
この5つで「マスク美人」 着けても外してもキレイで若見え!
 コロナ禍における必需品の一つがマスクですね。マスク着用時に注意したいのが、マスク映えするメイク術とメイクのヨレ防止。「...
徹底比較!つけまつ毛 or まつエクのメリット&デメリット
 メイクをする上で「まつ毛」は可愛い目元を作るために重要なパーツ。マスカラは定番ですが、さらに目を大きく見せたい人にとっ...
傷んだ手肌を緊急レスキュー! 自宅できるスペシャルケア3つ
 季節の変わり目の寒さや手洗いによる乾燥などで、手肌が傷んでいませんか? ゆっくりとお家で過ごす時間には、忙しいときには...
一滴のベビーオイルが洗顔を変える!つっぱらない肌を実感♪
 以前、ベビーオイルでのクレンジング方法(ベビーオイルでクレンジング!正しいやり方でもちもち肌に)をコクハク編集部でお届...
鏡に映った「お疲れ顔」から卒業! 若見えおうちメイクテク
 鏡を見ながら、自分に対し「今日の私、疲れてる……?」と感じた経験はありませんか。お疲れ顔に見えるということは、老けて見...
体重維持に効率的な方法とは?我慢しない6つの体型キープ術
 一生懸命ダイエットして理想の体型になっても、体重を維持するというのは簡単なことではありませんよね? そこで今回は、我慢...
こんなに違う!爪のカットスタイルが与える印象の違いを解説
 人の外見がまちまちであるように、指や爪の形もいろいろです。大きさ、厚さ、長さ、色味も人によって異なります。爪のカットス...
つい甘いものに手が…「コロナ太り」対策におやつを見直そう
 外出やジムに出かけられず、普段と行動が変わってきているので、食べ方に気をつけないとうっかり太ってしまいそうなこの時期。...