「温野菜と漬物タルタルソース」ご飯のお供がイタリアンに!

コクハク編集部
更新日:2020-02-29 06:00
投稿日:2020-02-29 06:00
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・代官山のイタリアン「ARMONICO」の佐々木泰広さんに、調味料いらずで作れる「温野菜と漬物タルタルソース」のレシピを教えていただきました。

色鮮やかな温野菜とご一緒に

「冷蔵庫にあるものを使うのがポイントです。漬物はタルタルソースの食感を出すために欠かせません」と佐々木シェフ。

 ご飯のお供として、どの家庭にもある漬物がイタリアンに様変わりしてしまうから不思議です。

 今回は、しば漬けを使いました。赤シソの色味はマヨネーズに映えるし、塩分があるので調味料も必要ありません。“素材”のみで仕上がってしまうから手間いらず。キュウリの漬物でもたくあんでもいいそうです。

 これだけで、さっぱりした白ワインのおツマミになりますが、ブロッコリーやニンジンなど残った野菜を一口大に切って茹でて、付けて食べてもおいしい! バゲットを添えてもいいですね。ホームパーティーでも主役になること間違いなし。

 それにしてもなぜ、和風の食材なのにイタリアンに感じるのでしょうか。

「醤油を使っていないからですね」

 なるほど和洋がマッチした逸品です。

【材料】

・茹で卵    1個
・漬物     適量
・タマネギ   小1個(みじん切り)
・マヨネーズ  大さじ1
・ブロッコリー 4分の1個
・ニンジン   1本
・オクラ    3~4本

【レシピ】

1. 大きめに切った茹で卵と細かく刻んだ漬物、水にさらしたタマネギ、マヨネーズをボウルで和える。
2. 塩茹でしたお好みの野菜にかける。

本日のダンツマ達人…佐々木泰広さん

▽ささき・やすひろ
 1977年大分生まれ。地元のホテルに就職後、21歳で神戸のレストランに。24歳の時、もともと好きだったイタリアに渡って本格的に料理の道へ。北イタリア・モデナの3つ星レストラン「OSTERIA FRANCESCANA」で3年間の修業を積んで、帰国後は麻布十番「エノテカ キオラ」の料理長。2013年から独立。

▽ARMONICO(アルモニコ)
 東急東横線代官山駅から徒歩4分のイタリアン。店内は、オープンキッチンスタイルで、シェフとの会話が楽しめるカウンターが並ぶ。テーブル席のほか、個室もあるので会食にも重宝される。
 イタリアの郷土料理をベースに、地元大分の旬の食材や豊後水道の魚介などを生かしたこだわりのメニューが味わえる。東京都渋谷区代官山町12―16 シンフォニー代官山102。火~日曜(※月曜+不定休)。17時~23時半(21時LO)。

(日刊ゲンダイ2020年1月22日付記事を再編集)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

フード 新着一覧


「おからのお好み焼き」にハマってます! 2022.4.26(火)
 あらゆるものが値上げとなり、ひーひー言っております。なんでも“食卓の優等生”であるもやしも、値上げの危機にさらされてい...
「真子ガレイのムニエル」ゴージャスな見た目でホムパにも◎
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は千葉・流山のフランス料理店「CONCERTO」の...
「鶏むね肉のケイジャン風味揚げ」やば、ビールが止まらない
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は千葉・流山のフランス料理店「CONCERTO」の...
「鰆のコンフィ 西京味噌のクリームソース」フレンチ+和♡
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は千葉・流山のフランス料理店「CONCERTO」の...
吉野家待望の親子丼 不適切発言にマジ切れした40女の食ルポ
 はい、突然ですがここで親子丼をどうぞ。  どうですか、鮮やかな玉子の黄色がおいしそうでしょう? ネギの緑も美しい...
「豚ロース肉のソテー粒マスタードソース」パンチ効いた味
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は千葉・流山のフランス料理店「CONCERTO」の...
お花畑だ!かわいすぎるカレーにうっとり♡ 2022.4.21(木)
 春ですね。東京の桜は散ってしまったけど、あちこちでいろんなお花が咲いていて、なんだかウキウキします。そんな季節にピッタ...
「鶏もも肉のマッシュルームクリーム煮込み」簡単フレンチ♡
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は千葉・流山のフランス料理店「CONCERTO」の...
「クリームチーズ西京漬け」市販のクリチを1週間漬けるだけ
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・新橋の和食居酒屋「魚殿」の皆藤航一さんに、...
激安で激ウマ!三ノ輪の「しらすどんどん」2022.4.19(火)
 お散歩の気持ちいい季節。前々から気になっていた東京・三ノ輪にある「餃子専門 さかい食品」を目指し、てくてくしてきたので...
「海鮮アボカド納豆」ドカ食い防止!お腹回りが気になったら
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・新橋の和食居酒屋「魚殿」の皆藤航一さんに、...
「ジャガイモ酒盗バター」至福の∞ループ!酒盗は業スーでも
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・新橋の和食居酒屋「魚殿」の皆藤航一さんに、...
「牡蠣の味噌漬け」粉チーの至福ってやつは…濃縮うま味が◎
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・新橋の和食居酒屋「魚殿」の皆藤航一さんに、...
「春キャベツとサバ缶のアンチョビー風味」パスタ投入? もちろんグー!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座のビストロ「ビストロ ヴォージュ」の佐...
自販機で購入!注目食材「ビーフン」を食す 2022.4.14(木)
 ロシアによるウクライナ侵攻の影響で小麦の高騰が続いています。食品メーカーのはごろもフーズは2022年2月の出荷分からパ...
「新玉ネギのピザ風チーズ焼き」生地不要、春の定番に決定!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座のビストロ「ビストロ ヴォージュ」の佐...