いくらかかる? 探偵に浮気調査を依頼した場合のリアル相場

山崎世美子 男女問題研究家
更新日:2020-03-16 04:47
投稿日:2020-03-14 06:00

いい加減になりがちな探偵社は実費経費の話をしない

 最後のチェックポイントは、実費経費です。実は、「実費経費を調査費用に含めます」とアピールするケースも珍しくありません。

 探偵会社にとっての利益は調査費用で、実費経費は調査中に立て替えた費用に過ぎません。探偵が稼働すればするほど実費経費がたくさんかかる。つまり、売り上げが目減りします。依頼者にとっては、「実費経費は、調査費用に含む」がお得に思えても、探偵社にはダイレクトにマイナスです。

 そこに着目すると、その探偵会社はあまり稼働しない可能性が出てきます。そう、なるべく実費経費をかけない調査をするのです。探偵会社が動けば動くほどアシがでます。

「きょうも尾行しましたが、現場は押さえることができませんでした」

 そんな報告が続き、もう一日、もう一日と調査を追加し続けると、イザ証拠を押さえたときには、相場を大きく上回る金額になっていることもありますので、きちんとお金の話はしておくべきですし、相手が言いたがらない威圧感がある場合は、調査を中断してみてもいいと思います。

気になる事務所は一度訪ねて話を聞く

 周りに調査依頼経験者がいて、満足度が高ければ、そこを紹介してもらうのがベスト。しかし、かなりナーバスなプライベートなことだけに、依頼したことを周りに話していないことがほとんどで、信頼できる探偵会社を探すのは、とても難しいのが現実です。

 結論をいうと、気になる探偵会社があれば、必ず事務所に出向いて話を聞いてみること。住所はあっても、部屋の中は電話だけ、なんていうことがあるのです。「依頼人の自宅に出向いて、見積もりをする」とPRするケースは、そんな事務所だったりしますので、できるなら足を運んできちんと事務所が稼働しているか確認してください。

 しかしながら、信頼のおける探偵社を見つけることができれば、今後の人生において、もし何か起こった時には非常に役に立つはずです。友達に持ちたい職業として医者、弁護士、探偵と私は冗談混じりに本気で話しています。

山崎世美子
記事一覧
男女問題研究家
「平成の駆け込み寺」として、人間関係、男と女をテーマとし、さまざまな悩みを抱える相談者に的確なアドバイスを送り、心のケア・親身なカウンセリングで一躍人気者となる。TV、ラジオ、雑誌、さらに講演会などからも依頼が多数。いま最も注目されている専門家である。YouTube「せみこの恋愛大学」毎週水曜配信中。
公式HPブログInstagramTikTok

ラブ 新着一覧


浮気をしない男性と出会うには? 女性が注意すべきこと3つ
 山本早織の「結婚につながる恋コラム」第7回は、多くの女性の悩みでもある“浮気をしない男性”と出会うにはどうしたら良いか...
山本早織 2019-06-12 06:00 ラブ
彼女がいる男友達を好きになったら告白する? 3つの選択肢
 彼女がいる男友達のことを好きになってしまう……恋愛あるあるですよね。でも、友達関係がギクシャクしないように気を張り詰め...
孔井嘉乃 2019-06-11 06:00 ラブ
悲劇を繰り返す? バツあり元鬼嫁の“不屈すぎる”ハント精神
 “鬼嫁”のレッテルを貼られていた女性には、離婚をした直後から、次なる夫探しに余念が無い人もいるようです。周りから見れば...
並木まき 2019-06-11 06:00 ラブ
出資話の裏で…敏腕投資家の夢は美女を集めたエンジェル牧場
 IT起業家――。西麻布、六本木、恵比寿、銀座など華やかな繁華街でシャンパンを嗜み、有名女優らと浮名を流して世間を騒がせ...
しめサバ子 2019-06-10 06:19 ラブ
マッチングアプリでの良縁GETに有効な「メス力」5カ条とは
 電子書籍も含めて、発売たちまち6万部突破のベストセラー『魔法の「メス力」』(KADOKAWA)の著者で恋愛コラム...
神崎メリ 2020-05-20 11:21 ラブ
電撃スピード婚がしたい!成功する女性の“5つの特徴”とは?
 山里亮太さんと蒼井優さんの電撃スピード婚ニュースに、世間が沸いていますね。付き合って2カ月でのゴールイン!「結婚できな...
孔井嘉乃 2019-06-08 07:07 ラブ
#2 「我慢してあげている」という優位の感覚と被害者意識
 私自身は、若い頃から《したくない側》でした。  性的な好奇心も性欲もあるものの、セックス行為は常にストレスとプレ...
うかみ綾乃 2019-08-26 12:18 ラブ
離婚は怖くない? 幸せな再婚を果たした女性に“3つの特徴”
 今や3人に1人が離婚をするといわれる時代。  離婚は誰もが避けられない可能性のある人生の出来事になってきたのでは...
しめサバ子 2019-06-07 06:00 ラブ
夫や彼のDVからサヨナラを! 逃げない女性が多いのはなぜ?
 配偶者や恋人からのDVに悩む人は少なくありません。内閣府がまとめた平成29年度の1年間のDVの相談件数は全国で約10....
内藤みか 2019-06-06 06:00 ラブ
デートで眠気が…睡眠不足を乗り切るための5つの対処法
 好きな人とのデートの前日、「明日は何を着よう?」「何を話そう?」と、ついつい夜更かしをした経験がある方は多いでしょう。...
恋を遠のかせる…男性に聞いた女子からの「ウザいLINE」4選
 恋のはじめの一歩は、LINEから。  忙しい現代の私たちにとっては、会えない時間のコミュニケーションもとっても大...
ミクニシオリ 2019-06-05 18:19 ラブ
全然スマートじゃない!キャッシュレス男子との残念なデート
 今やカードとスマホさえ持っていれば、一日お出かけしてもどうにかなるというキャッシュレス社会になりつつありますね。合コン...
田中絵音 2019-06-04 06:00 ラブ
本気で出会いを求めるなら…男性率が高い世界に行こう
「周囲に全然いい男がいない……」そう嘆いている女性はとても多いものです。けれど、そういう人に限って、職場と家の往復以外、...
内藤みか 2019-06-03 06:00 ラブ
あなたの友達はDVやモラハラの被害者かも…意外なSOSサイン
 夫からDVやモラハラの被害に遭っている女性ほど、周囲に出しがちなサインもあります。  しかし一見すると、そうとは気づ...
並木まき 2019-06-03 06:00 ラブ
ハリーウィンストンを結婚指輪にする人は離婚しやすい法則
 さて、最近知り合いの結婚式がありまして、ホテルはリッツカールトン、指輪はハリーウィンストン、招待客は600人と豪華絢爛...
しめサバ子 2019-06-02 06:00 ラブ
別れたくないけど別れた方がいいの?的な彼氏への対応策
 電子書籍も含めて、発売たちまち6万部突破のベストセラー『魔法の「メス力」』の著者で恋愛コラムニストの神崎メリさん...
神崎メリ 2019-06-02 06:00 ラブ