【豆知識】どうして残暑には特別な美容が必要なの?
残暑の肌は、以下のような状態にあるので特に丁寧なスキンケアを行うことが重要なんです。
1. たくさん汗をかいて潤い不足
夏の間にたくさん汗をかいた体は、エネルギーや水分が不足しがちな状態。肌に潤いが足りず、肌が持っている水分+油分の天然のバリア機能が衰えています。そのため、しっかり保湿ケアをしてあげることが重要です。
2. エアコンで体が冷えて代謝が悪い
夏の間は、部屋やオフィス、電車の中などのエアコンで体が冷えきった状態。冷えが続くと体は熱を逃さないように血管を収縮し、体に栄養を蓄えようとします。その結果、体の代謝が悪い状態に……。もちろん、肌の代謝も落ちるので、肌トラブルが起きやすくなってしまいます。
3. 紫外線でターンオーバーが乱れている
紫外線のピークは5月〜8月。長い期間紫外線にさらされてきた肌は、乾燥や日焼けなど大きなダメージを受けています。体が肌を守ろうとすると、通常28日前後で生まれ変わる肌のターンオーバーを早めてしまい、十分な保湿因子を含まない「未完成の角質層」を形成。そのため、初秋の肌は表面がザラザラで乾燥した状態の肌になりやすいのです。
おすすめ残暑美容法♡ 初秋のスキンケアポイント4つ
ダメージの蓄積による初秋の肌荒れを防ぐため、行っておくべき残暑におすすめの特別な美容法をご紹介します!
1. 「酵素洗顔」で黒ずみ毛穴をクリア
まずは、新陳代謝やターンオーバーの乱れで開ききった黒ずみ毛穴をクリアにしていきましょう。おすすめは「酵素洗顔」。酵素が角栓を分解し、古い角質も除去してくれます。毛穴に詰まった皮脂を優しく取り除いて、毛穴の状態を整えていきましょう。
2. 「手作り米ぬかパック」で透明感アップ
スーパーなどで簡単に手に入る米ぬかには、活性酸素を抑えてメラニンの発生を防ぐ「フェルラ酸」が豊富に含まれていると言われています。さらに、美肌のビタミンとも呼ばれる「ビタミンB群」も含まれているため、美白に高い効果が期待できるんですよ。
大さじ2程度の米ぬかと同量のはちみつ、小麦粉、水を混ぜたパックを作り、顔に塗って10分程度パックしてみましょう。しっとりと明るい肌になりますよ♡
3. 「導入美容液」で保湿を強化
肌に潤いが足りない残暑は、「導入美容液」を取り入れてケアするのがおすすめです。導入化粧品とは、化粧水や乳液の前に使うスキンケアアイテムのこと。肌に成分の浸透を高める働きがあるので、効率よく保湿ケアを強化することができます。
4. 「美白成分入りマッサージクリーム」で血行促進
時間があれば、肌の血流を促して新陳代謝をアップする「フェイスマッサージ」を取り入れましょう。メラニンが蓄積している残暑の肌には、美白成分入りのマッサージクリームを使用するのがおすすめ。
顔の中心から外、下から上へと指を動かしながら優しくマッサージしていきます。目の下のクマやくすみにも効果が期待できますよ♡
体の中からもケア! 残暑の美容に取り入れたい食べ物3つ
続いては、スキンケアにプラスして、ぜひ積極的に取り入れたい食べ物をご紹介します。
1. 「ナッツ」で夏の冷えを解消
若返りのビタミンとも呼ばれる「ビタミンE」には、血行を促進して夏の冷えを解消する効果があります。ビタミンEはアーモンドなどのナッツ類に豊富に含まれているため、手軽におやつ感覚で補給するのが◎。
2. 「レモン」で美肌を取り戻す
健康と美肌をサポートする「ビタミンC」も、残暑におすすめの栄養素です。コラーゲンの生成を助けたり、皮脂の分泌を抑えてニキビを予防する効果もあるんですよ♡
おすすめは、巷でじわじわ再ブームがきているレモン! 塩レモンやはちみつ漬けレモンを作っておけば、家でもおいしく手軽に取り入れられますね。
2. 「豚肉」で夏バテを回復
肌の調子は、体調と密接な関係があります。そのため、夏バテで疲れた体を回復することも大切です。夏バテにおすすめなのは、全部で8種類ある「ビタミンB群」!
特に、ビタミンB1は“疲労回復ビタミン”と呼ばれるほど。豚肉に多く含まれるので、積極的に取り入れましょう! にんにくや玉ねぎと一緒に取り入れるとより効果的ですよ♡
初秋にはしっかり夏のダメージをリセットしよう♡
体や肌にたくさんのダメージを受けた夏。ここでしっかりリセットするかしないかで、シミ予備軍の増加や初秋の肌荒れに大きな差が出ます。残暑の美容を丁寧にすることで、本格的な秋冬のスキンケアが楽になるはず♡ ぜひ、この記事を参考にして、夏のダメージをリセットしてくださいね!
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