火を使わない簡単スタミナメニュー「生ニラのゴマ塩和え」

コクハク編集部
更新日:2019-07-09 06:00
投稿日:2019-07-09 06:00
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・吉祥寺の焼き鳥店「焼き鳥 しょうちゃん」の橋本幸政さんに、夏バテ対策にもピッタリな「生ニラのゴマ塩和え」のレシピを教えていただきました。

ニンニクで風味が増す

「しょうちゃん」は焼き鳥屋ですが、種類が豊富なサイドメニューも人気なんです。牛すじキャベツ、アンチョビポテト、レバカツが売れ筋とのこと。メニューのほとんどは、ラグビー元日本代表の五郎丸選手似の大将が考案しています。

 今回のメニューは、生ニラのゴマ塩和え。

「食べている間にニラがしなっとなじんでくるので、シャキシャキ感を残すために、短時間でさっと混ぜるのがコツ。ニンニクをたくさん入れると、ニラの風味が増しますよ」

 シャキシャキのニラとゴマ油の相性はバツグン。後を引く味がクセになります。生ニラは栄養価が高く、スタミナがつくといわれているのでこれからの季節に、もってこいのおツマミです。

【材料】

・ニラ 1/3束
・生卵 1個
・塩 少々
・ゴマ油 少々
・おろしニンニク 少々
・いりゴマ 少々

【レシピ】

1. ニラを3センチ幅にカット。
2. 1と調味料をボウルに入れて和え、お皿に盛り付ける。
3. 生卵の黄身だけを2にのせて、いりゴマを上から振りかけて完成。

本日のダンツマ達人…橋本幸政さん

▽はしもと・ゆきまさ
 1982年、京都府京都市生まれ。20歳の時に、洋服が好きでアパレル関係の仕事に就こうと上京するも、趣味の食べ歩きが転じて、飲食の世界へ。老舗焼き鳥店で串打ち、焼きの修業を経験した後、食品卸業者へ就職し、流通を学ぶ。「焼き鳥 しょうちゃん」のオープンから大将として腕を振るう。

▼焼き鳥 しょうちゃん
 約40年前に吉祥寺で創業した高級焼き鳥店「鳥竹」の大将が70歳で引退したのを機に、株式会社「鳳凰」がレシピをそのまま引き継ぎ、2015年に高級店の味を格安で食べられる店としてオープン。山梨県産の朝〆健味鶏を使用。1番人気は低温調理でじっくり焼いたタレのレバー串焼き(120円)。
東京都武蔵野市吉祥寺本町1―23―3 とみふくビル1F
℡0422・21・7874

(日刊ゲンダイ2018年11月20日付記事を再編集)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

フード 新着一覧


華やかな色合いの「ビーツとブルーチーズ」は独特の味と風味
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は兵庫・芦屋のビストロ「Isshiki」の一色幸作...
「ししとうと塩昆布のクリームチーズ和え」意外な組み合わせ
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・渋谷にある「IZAKAYA P/ma」の丸...
「カツオの魚醤マリネ」カツオは分厚く切るのがオススメ
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座のダイニングバー「麦酒屋るぷりん」の海...
「豚肉の大葉焼き」特製タレが絡んだ豚バラに酒もご飯も進む
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・白銀高輪の中華料理店「蓮香」の小山内耕也さ...
「生ピーマンの肉みそのっけ」生のピーマンのおいしさを実感
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・渋谷にある「小料理 百けん」の松﨑友江さん...
「イワシとバナナとゴルゴンゾーラとハーブ」奇想天外でも…
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・学芸大学のフレンチレストラン「トキヤ」の飯...
「冷奴イタリア風」ナンプラーのちょい足しでエスニック感も
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・水天宮のワイン酒場「富士屋本店 日本橋浜町...
新提案!時短“厚揚げたこ焼き”は粉モノ好きに試して欲しい☆
 外出自粛が少しずつ緩和され、会社に出勤される方も増えてきたのではないでしょうか。それにともなって、また遅い時間に帰宅す...
ぐっち夫婦 2020-07-31 11:30 フード
「ニラトン」高知県が誇る日本一のニラをふんだんに使って
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座の土佐料理店「トサ ダイニング おきゃ...
「おかかみょうが」鮮烈なみょうがの香りと爽やかさを味わう
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座のダイニングバー「麦酒屋るぷりん」の海...
「焦がし醤油のポテサラ」濃縮された醤油味でビールが進む
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・渋谷にある「小料理 百けん」の松﨑友江さん...
「鶏レバーのコンフィと杏ジャム」甘酸っぱいジャムが合う
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・学芸大学のフレンチレストラン「トキヤ」の飯...
「レタスの熱油かけ」いつものレタスが贅沢なおつまみに変身
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・白銀高輪の中華料理店「蓮香」の小山内耕也さ...
本場では冬の食べ物でも…日本では夏に最適な「和風冷麺」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・谷中の焼肉店「焼肉 炭聖」の許聖周さんに、...
「アサリと夏野菜のコリアンダー蒸し」シンプルだけど美味!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・水天宮のワイン酒場「富士屋本店 日本橋浜町...
「カツオチーズ」オリーブオイルは魚の生臭さを消す秘訣!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座の土佐料理店「トサ ダイニング おきゃ...