どうしても高年収の男性と結婚したい女性がやるべきこと3つ

内藤みか 作家
更新日:2019-08-08 06:00
投稿日:2019-08-08 06:00
 オリンピックを翌年に控えているとはいえ、世の中は決して景気がいいとは言えない状態ですが、そんななかでも依然として「高年収の男性じゃないと結婚したくない」などと言っている女性が少なくありません。では、数少ない高年収男性を射止めるためにやるべきこととはなんでしょう?

こんなに少ない年収1000万男性

 国税省庁の調査によると、年収1000万円以上の給与所得者の男性の割合はわずか6.9%。数で言うと203万人です。200万人以上もいるじゃないの、と思うかもしれませんが、若い20代30代はその2%にも満たない比率なのですから、2万人以下しかいないのです。そんな希少価値がある男性に結婚したい女性たちが殺到するわけですから、いい人はすでに結婚している、と嘆く声が多いのもうなずけます。

 それでも年収が高い男性を狙う理由を聞いてみると「働きたくない」という声が実は多いのです。仕事に疲れてしまったので、共働きしなくても済みそうな高年収の男性と結婚したいのだとか。けれど、お金が目的で結婚をすると、彼が仕事に失敗したり、彼が属する会社の経営が傾いたりして、収入が減った時に、一気に夫婦の危機を迎えてしまいかねないのですが。

高年収の男性が多い婚活イベントとは?

 高収入の男性はわずかしかいない、という現実を知った時の女性の反応はふたつに分かれます。「やっぱり私が少しは働くしかないか」と男性の年収条件を下げる女性と「それでもやっぱりこう年収がいい」と意地を張ってしまう女性とがいるのです。頑張ることに決めた場合は、ライバルも多いので、女磨きにも頑張る必要が出てくるでしょう。

 手っ取り早く高収入男性と知り合えるのは、収入制限を設けた婚活パーティーです。「年収○万以上限定」などと条件が付いているものに参加すれば、高収入男性ばかりと知り合えます。とはいえ、こうしたパーティーは男性の数より女性の数のほうが多いので、素敵な男性の競争率はかなり高め。知恵を使って、なんとかカップリングできるよう立ち回る必要があります。

理系の男性は狙い目

 また、隠れた高収入男性として「理系男性」が挙げられます。理系の大学で専門知識を身につけた彼らはスペシャリストとしてメーカーなどで働いている人が多く、収入もかなり高め。さらに理系畑で学生生活を送り、職場環境も女性があまり多くないことから、交際経験も少なく、結婚相手を探している人も多いのです。なので、理系男性限定の婚活イベントも狙い目と言っていいでしょう。

 婚活イベント以外で理系男性と知り合いやすいのは、ネット上で呼びかけられている趣味系の集まりでしょうか。最近だとボードゲームやロボットレース、ガジェットなど、頭を使ったりハイテクな技術を駆使したりするようなことに顔を出したがる傾向はあるでしょう。女性はあまりそれらに関心がないかもしれませんが、いざそうしたイベントに参加してみると女性比率は少なめなのでモテるし、わりとオススメです。

高年齢の男性を狙う

 どうしても年収1000万円以上の男性じゃないとイヤ、と譲らない女性は、意外に多いもの。どんなに人数が少なくても、私だけは大丈夫、という根拠のない自信を備えているのです。そういう女性は、理想の収入を目指し、少しずつ対象の年齢を上げていく傾向にあります。実は年収1000万円以上の男性の多くは40代以上なので、年齢層を上げると一挙に対象男性が増えるのです。

 30代の女性が40代の男性と結婚しても、周囲もそれほど大きな年齢差には感じません。年上男性に抵抗がないという女性には、年上男性に絞った婚活をお勧めしたいです。婚活パーティーにも「30代女性と40代以上の男性の出会い」というような年齢制限をつけたものがいろいろあります。積極的に年上の男性と知り合っていけば、高収入男性の嫁、という夢に近づけるのではないでしょうか。

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

ラブ 新着一覧


一見ハイスペでも…結婚できない「乙女おじさん」のタイプ
 一見すると、結婚相手として条件が揃っているような中年の男性が独身である場合「乙女おじさん」である可能性も潜みます。独身...
並木まき 2019-04-10 06:00 ラブ
45歳バツイチ男に“オバサン呼ばわり”されたアラサー女の悲劇
 女も30を過ぎるとシビアな婚活情勢をひしひしと感じるようになって、それまで目もくれていなかった「バツ有り男」も一気に視...
田中絵音 2019-04-09 06:00 ラブ
上品だから好き 年下男性が焦がれる熟女の“3種の神器”はコレ
 超年上を好む年下男子が増加中です。若くてイケメンでも30代や40代の女性とデートしたがるという不思議な現象が起きていま...
内藤みか 2019-05-29 16:39 ラブ
恋愛強者になるための最強の学問は“PDCA”と“統計学”である
 ビジネス書の世界では「PDCA」と「統計学」が大流行しています。PDCAとは、Plan(計画)、Do(実行)、Chec...
しめサバ子 2019-04-11 13:49 ラブ
【お菓子作り編・下】持参するエプロンには注意が必要
 もたもたしてる間に、幼なじみは結婚して子育てするなど教科書のような人生を歩み始めた――。アラサーに突入して焦燥感が高ま...
高輪らいあん 2019-05-13 16:24 ラブ
男性との食事で財布を出す? おごられておくべき相手とは
 気になる男性とのデートの際、どうしてもソワソワしてしまうのがお会計の時。財布を出すか出さないか、「どうするのがベスト?...
孔井嘉乃 2019-04-05 08:29 ラブ
夫は激怒…鬼嫁が放った姑にまつわるアンビリバボー語録3選
「鬼嫁」と呼ばれる妻たちは、夫や親族に対してアンビリバボーな発言を浴びせる人も少なくありません。一般的には、妻が気を使う...
並木まき 2019-04-04 06:00 ラブ
結婚相談所でうまくいかない女性が見直すべきポイント3つ
 結婚相談所でありがちなのが、「お見合いをこなせばこなすほど、うまくいかない」という事態。結婚相談所のブラックホールにハ...
孔井嘉乃 2019-04-03 06:00 ラブ
高級外車男と高級時計男…女性にとってヤバいのはどっち?
 皆さんの周りにも、おそらく一人くらいはいるのではないでしょうか?やたらと高級品を身に着けたがる「高級○○男」。彼らの中...
しめサバ子 2019-04-11 16:42 ラブ
【お菓子作り編・上】ファビュラスな男性はいるのか?
 もたもたしてる間に、幼なじみは結婚して子育てするなど教科書のような人生を歩み始めた――。アラサーに突入して焦燥感が高ま...
高輪らいあん 2019-05-13 16:25 ラブ
彼もその気に…イケメンを綺麗な“男の娘”に変身させる方法
 最近は女装をたしなむ男性も増えてきました。華奢な体つきの男性が女装をすると、女性が負けたと思うくらいの美しさを放つこと...
内藤みか 2019-04-01 07:13 ラブ
元嫁は疫病神? “離婚”で人生が好転した男性のコクハク3選
 離婚を推奨する気は毛頭ありませんが、世間には、離婚したことにより、結婚していたころよりも、明確なハッピーを実感している...
並木まき 2019-03-31 14:04 ラブ
あげまん学入門 #1 感情のコントロールで「キレない」女子に
 せっかくお付き合いに発展しても、男性にとって「この女、ないわ」と思われてしまうのは避けたいところ。どうせなら、付き合っ...
しめサバ子 2019-03-30 06:00 ラブ
不倫が怪我の功名に? 夫の罪悪感を吹き飛ばす“妻の奇行”
 浮気をする男だって、人間ですから「妻への罪悪感はない」と言えば嘘になる人が大半。しかし世間には「妻の言動をキッカケに、...
並木まき 2019-03-29 06:00 ラブ
洗面台にはAesopのソープ “美意識高すぎ男子”との疲れる恋
「インスタで見掛けるオシャレカップルに憧れる!」なんて言う女子も多い昨今。映える彼氏にも落とし穴が!? 日本合コン協会...
田中絵音 2019-03-27 06:00 ラブ
婚活女子の“落し穴” これが婚期を逃す「女子力」の上げ方
 結婚につながる恋コラム第2回は、付き合いたい男性をゲット出来ている女性と婚活が長引く女性の「女子力」の上げ方の違いにつ...
山本早織 2019-03-26 06:00 ラブ