セルフケアで黒ずみ解消♡脇、デリケートゾーン…部位別対策

コクハク編集部
更新日:2020-10-13 15:21
投稿日:2020-09-05 06:00
 脇や肘、膝、デリケートゾーンにできた肌の黒ずみをなんとかしたい! と思う女性は多いでしょう。実は、体の黒ずみの原因は部位によって違うため、消すためにはアプローチ方法を変える必要があります。セルフケアでなかなか効果が出ないという方は、この機会に正しいアプローチ方法をマスターしてくださいね。

【基礎知識】そもそも「黒ずみ」はなぜできる?

 ふとした瞬間に発見してしまう、肌の黒ずみ……。肘や膝など見えるところはもちろん、普段見せることのない脇やデリケートゾーンにおいては、周囲への相談もしにくいため、悩んでしまう方も多いでしょう。

 でも、そもそも「黒ずみ」は、なぜ起こってしまうのでしょうか?

「黒ずみ=色素沈着」

 黒ずみとは大まかに言うと「色素沈着」のことを指します。色素沈着とは肌内部にあるメラニン色素が肌に沈着することによって起こるもの。

 このメラニン色素は紫外線や摩擦、圧迫など、なんらかの刺激が肌に加わった時に発生しやすい物質だと言われています。通常であれば肌のターンオーバーの力で体の外に排出されますが、ターンオーバーが乱れていたり、メラニン色素の生成と排出のバランスが崩れると部分的に色素が沈着してしまい、黒ずみが発生しやすくなります。

間違ったアプローチをすると悪化する可能性がある

 黒ずみが起こる原因はさまざま。下着などの衣類の摩擦や、肌の炎症、乾燥など、部位によっても原因が違います。注意が必要なのが、たとえば「黒ずみは角質が溜まったものだから」と、過度にピーリングを行ったり、ゴシゴシと摩擦を加えて消そうとしたりなど、間違ったケアを行ってしまうこと。

 改善どころか、このような刺激によってさらにメラニン色素が生成されて、黒ずみが悪化したり、肌トラブルへとつながる可能性もあるため、正しいケア方法を知ることが肝心です。

脇、膝、乳首、デリケートゾーン…黒ずみの原因は部位別に違う! 対策方法

 実は黒ずみは、肌の部位によっても原因が違うため、部位別に適したケアを行うことが大切なんです。そこで次に、効果的な部位別黒ずみ対策方法をチェックしていきましょう。

「デリケートゾーン」「乳首」の黒ずみ対策

【原因】下着の擦れ、摩擦・刺激による色素沈着

 デリケートゾーンや乳首の色素沈着は、下着の擦れなどによる摩擦や刺激によるものがほとんど。下着の素材も刺激の原因になるので、柔らかく通気性のある下着を使用しましょう。

 また、デリケートゾーンや乳首を洗う時には、「たっぷりの泡で優しく」が鉄則。どちらも刺激に弱い部位なので、黒ずみ専用クリームでのケアがおすすめです。

「ホワイトラグジュアリー」

◇商品名:「ホワイトラグジュアリー」
◇内容量:25g
◇有効成分:ビタミンC
 
 2年連続モンドセレクションを受賞している「ホワイトラグジュアリー」は、デリケートゾーンや乳首など、女性の密かな悩みになりがちな部位にアプローチする黒ずみケアアイテム。
 効果の秘密は、速攻型「生ビタミンC」、中間型「水溶性ビタミンC」、持続型「油溶性ビタミンC」の3種類のビタミンC。肌の奥深くまで浸透するため、透明感のある肌を実現できます。最大90日間の全額返金保証制度もついているため、お試し気分で手軽に試せるのも魅力ですよ♡
公式サイトで詳細を見る

「肘・膝」の黒ずみ対策

【原因】乾燥や刺激による色素沈着

 肘や膝などの関節部分は、体の中でも皮脂の分泌が少ない部位。そのため、夏でも乾燥しやすく、ターンオーバーの乱れによって色素沈着が起こりやすいのです。また、肘や膝をつくといった普段の行動も黒ずみの原因になるため、生活習慣を見直すことも大切でしょう。

 すでにがさついてしまっている場合は、ピーリングなどの角質ケアがおすすめです。角質ケア後は乾燥しやすくなっているため、しっかり保湿してくださいね。

【肘・膝の黒ずみ対策に】「ココロコスメ」

◇商品名:バオバブオイル、ホホバオイル
◇内容量:各60ml

 オーガニックコスメの「ココロコスメ」は、天然成分のみを抽出した素材のみを使った無添加化粧品ブランド。黒ずみに効果があるとされるホホバオイルのほか、シアバター、アルガンオイルなど、豊富なラインナップが揃っています。
 肘・膝の頑固な乾燥による黒ずみには、特に100%天然成分の「バオバブオイル」がおすすめ。コスパも良いため、全身の保湿ケアがしたい方は要チェックですよ。
公式サイトで詳細を見る

「お尻」の黒ずみ対策

【原因】下着の擦れ・乾燥・座り姿勢による色素沈着

 日常生活の中で座る時間が長い人は、お尻に負荷がかかりやすく、この圧力が刺激となって黒ずみを発生させてしまいます。こまめに立ち上がったり、クッションを使うなどして、お尻への刺激を軽減させるように意識してみましょう。

 また、お尻は下着の摩擦も受けやすい部位。縫い目がなく、刺激の少ないシームレス下着などを試してみるのも黒ずみ対策に有効です。

「Peach Rose(ピーチローズ)」

◇商品名:Peach Rose(ピーチローズ)
◇内容量:60g
◇有効成分:ヒアルロン酸、アルブチン、高濃度プラセンタ

Peach Rose(ピーチローズ)」は、お尻のニキビ&黒ずみに特化したクリーム。雑誌などでも掲載されていて、リピーターも続出している黒ずみケアアイテムです。
 ヒアルロン酸、高濃度プラセンタ、アルブチンが配合されているため、古い角質をケアしながら黒ずみに効果的にアプローチしてくれます。お尻のニキビ跡が気になる方にもおすすめ。
公式サイトで詳細を見る

「脇」の黒ずみ対策

【原因】脱毛の刺激による色素沈着

 脇の黒ずみの多くは、毛抜き、カミソリを使った自己脱毛の刺激による色素沈着が原因です。脱毛する際にはシェービングクリームなどを使用して、負担のないよう丁寧に行いましょう。肌への負担をなくすには、サロンなどでの永久脱毛もおすすめです。

 また、すでにある黒ずみに対しては、美白成分などを配合したクリームで保湿することが重要。デリケートな部位ですので、肌に優しい成分が配合されたものを選びましょう。

「Pule Pearl(ピューレパール) 」

◇商品名:「Pule Pearl(ピューレパール)」
◇内容量:60g
◇有効成分:グリチルリチン酸ジカリウム、水溶性プラセンタ、トリプルセラミド

Pule Pearl(ピューレパール) 」は、医学誌「診療と新薬」にも掲載された実力派クリーム。脇の黒ずみクリームとして、多くのメディアで人気1位を誇っています。有効成分の他10種類ものサポート成分を配合。無添加ですので、敏感肌の人でも安心して使用できます。
公式サイトで詳細を見る

ホホバオイル、ニベア、ワセリン、重曹で黒ずみが消えるって本当?

 セルフケアでできる黒ずみ予防法&対策法として、身近にある素材&手軽に購入できるアイテムが巷で話題のようです。噂の真相をリサーチしてみました。

ホホバオイル

「ホホバオイル」は人間の肌の成分に含まれるワックスエステルを多く含み、肌への負担も少ないことから、多くのスキンケア&ヘアケアアイテムなどにも使用されています。

 保湿効果に優れているのが、一番の特徴。古い角質を落とす効果も期待できるため、黒ずみ対策にも有効だとされていますが、肌を白くするという作用はないようです。

 黒ずみケアとして試す場合には、自然の状態に近いものだと肌への刺激となる可能性があるため、精製された「クリアホホバオイル」を選ぶと良いでしょう。

ニベア

 薬局やドラッグストアで手軽に購入できる「ニベア」も、黒ずみケアアイテムとして注目されています。しかし、ひじ&ひざの黒ずみはニベアで消える?正しい角質ケア方法♪でもお伝えしたように、ニベア自体には美白効果を持つ成分は配合されていません。除去目的ではなく、黒ずみ予防のための保湿ケアに使うのはありかもしれませんね。

ワセリン

 肌の乾燥を防いでくれる「ワセリン」にも黒ずみ解消効果があると言われていますが、ワセリンの原料は、石油を高純度で生成したもの。

 肌の保湿力を高めたり、下着などの擦れなど摩擦を軽減させるために使うのは有効かもしれませんが、ニベアと同じく美白効果は期待できないよう。今ある黒ずみを解消させるためには、やはり美白成分などが配合されたクリームなどの方がケアに適しているでしょう。

重曹

「重曹」には、角質を柔らかくして取り除くピーリング効果があると言われています。肌への刺激は少ないものですが、黒ずみケアに使用する場合には粒子が細かい「食用タイプ」を使用するようにしましょう。

 ホホバオイルやオリーブオイルに重曹を入れ、混ぜて塗るだけの「オイルパック」がおすすめ。洗い流した後には、しっかり保湿を行うようにしましょう。

肌の黒ずみは部位別にケアを♪ 全身美肌は目指せる!

 気づかないうちに、黒ずみはできてしまうもの。これまでの生活習慣などによって徐々に濃くなっていくため、気づいた時にはかなり濃くなっている場合もありますよね。

 でも、黒ずみができた部位に適したアプローチを行うことで、セルフケアでも十分に改善は可能! また、今ある黒ずみのケアだけではなく、今後作らないための予防を行うことが肝心です。ぜひ、全身美肌を目指して、毎日のケアを行ってくださいね♡

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

ビューティー 新着一覧


“白髪染め”と“カラー”の違いは?自宅で染める4つのコツ
 少しずつ顔周りの白髪が気になり始めると、「白髪染め」と「ヘアカラー」どちらが良いのか悩んでしまいますよね? 実際、白髪...
三日坊主脱出! ウォーキングを続ける4つのコツ&メリット♡
 ウォーキングは、どこでも簡単にできる有酸素運動として人気のトレーニングのひとつ。継続して行うことで、美容面に嬉しい効果...
VIO脱毛で人気の形はどれ? アンダーヘアの形おすすめ3選♡
 最近、雑誌やSNSなどで、頻繁に話題にのぼることも多くなった「VIO脱毛」。まだ施術はしていないものの、ひそかに注目し...
“色素薄い系メイク”って? 特徴やメイク方法を徹底解説♡
 近年、SNSを中心に、さまざまなコンセプトのメイクが発信されていますよね。しかし、なかなかイメージできないのが、「色素...
グラマーな女性ってやっぱりモテる? 体型の特徴&魅力とは
 よく、「グラマーな女性」という言葉を聞きますが、あなたはこの、「グラマー」にどんなイメージをお持ちでしょう? バスト...
コラーゲン美容でお肌プルプルに♡ 美肌を作るケア方法5選
 コラーゲンが肌に良いというのは、多くの女性が知っている知識でしょう。実際、肌ケア目的で「コラーゲン配合」と書いてあるス...
クールな男顔→可愛い女顔に変身♡メイクで女性らしい印象に
 最近話題の「男顔or女顔診断」、あなたは試したことはありますか?そんな中、「自分は男顔タイプだけれど、女顔タイプの雰囲...
内巻き・外巻き・ミックス巻き…失敗ゼロ!な巻き髪のコツ♡
 ヘアアレンジの方法をインターネットで調べると、「まずは、ミックス巻きをしておきます」や「軽く巻いておいて」などの表現が...
肌の凸凹をなんとかしたい…原因&メイクでカバーする方法!
 大きいニキビができると、その後肌に凹凸が残ってしまうことってありますよね。このようにニキビ跡にできた凹凸のことを“クレ...
着痩せコーデのコツ&太ってる人が5キロ痩せて見える服3選
「最近、太ってきたな」と、一生懸命ダイエットに挑戦しては挫折している人って多いですよね。そんな人におすすめしたいのが、「...
安いけど…セルフ縮毛矯正の効果はある?頻度・値段・やり方
 やっかいなくせ毛の悩みを解決してくれる「縮毛矯正」。でも、美容院でやると値段も高いし、時間もかかってしまいますよね……...
2021年最新!雑誌の付録でおこもりケア♡ 自分磨きで美肌get
 冬休み中の自分磨きに、部屋も肌も大掃除してみてはいかがでしょうか? 旅行やパーティーなどができない今だからこそ、おこも...
正月太りはなぜ起こる?原因&誰でもできる6つの予防方法
 正月休みに入ると食べては寝て、食べては寝て……を繰り返してしまう人も多いはず。しかし、それゆえに太りやすい時期でもあり...
帰省中にも♡ 義母とのコミュニケーションに役立つコスメ3選
 年末年始は、義母と顔を合わせる機会が増える女性も少なくありませんよね。夫の実家との距離感にかかわらず、義母と過ごす時間...
鍋や包丁は不要♪ もやし効果を活かす時短ダイエットレシピ
 お手頃価格で手に入れやすい「もやし」。シャキシャキとした歯ごたえでカロリーも少なめという魅力的な食材ですが、そのまま食...
出合えてよかった!コロナ禍に美容家が重宝した時短美容品3選
 2020年は、“コロナ禍”という特殊なシチュエーションだっただけに「この美容アイテムに、出合えてよかった!」も、例年と...