手間なしでゴボウと大豆をおいしく食べる
最近ハマっているのが、ゴボウのぬか漬け。
ゴボウ好きだけど、ささがきにするのが面倒なんですよね……。ぬか床はそんなズボラな私の味方。皮をむいてぶつ切りにしてレンジで3分チンし、完全に冷めてからぬか床に。あとは、ぬか床が何とかしてくれます。2日くらいが食べごろ。
ゴボウの繊維質と米ぬかの発酵パワーが腸に来る! 便秘気味のときに食べると効果テキメン。小腹が空いたときにもいいですよ。歯ごたえがあるので満腹感を得られるし、腹持ちもバッチリです。
大豆のぬか漬けもいいですよ。水煮の大豆をお茶パックに入れてぬか床にイン。イソフラボンの効果を期待して積極的に食べたい大豆ですが、調理するといったって煮物とかせいぜいキーマカレーぐらいしか思い浮かばないじゃないですか(料理スキル“ゼロ”なんです……)。かといって、そのまま食べるのは味気ないし、そもそもおいしくない気がする。
ですが、ぬか床に入れておけば、ほんのり塩味に。何かしなくてもおいしくなるんだから、ぬか床すごい。
ドレッシングにリメイクすれば漬けすぎちゃっても大丈夫
ぬか床インした食材は見失わないように注意していても、行方不明になってしまうことってありますよね。
ようやく見つけたと思ったら、クタクタのしにゃしにゃ(しなしな、ともいう)になってて、そのまま食べるのはちょっと……というときにおススメなのが、ドレッシングへのメタモルフォーゼ(笑)。
ざっくり刻んでオリーブオイルと好みのお酢と胡椒、バジルやパセリを加えます。お好みで粉チーズを入れてもOK。
写真の野菜はタマネギとキュウリとダイコンです。めちゃめちゃ小さくしぼんでいました。気づいてあげられなくてごめんね。
知ってしまった禁断の味「サーモン&ホタテ」
ネットのおススメレシピを見て半信半疑で漬けてみたのが、サーモンとホタテ。
生の海産物をつけちゃうの? 大丈夫? と不安だったのですが、よく考えたら福井県の名産「へしこ」は塩漬けした青魚をさらに糠に漬けたものなんですよね。よっしゃ、イケるで!
結論、めっちゃおいしい。もう普通のサーモンとホタテには戻れません。
スーパーで売ってるサーモンとホタテを一晩ぬか床に入れただけで、なんともまあおしゃれな味に。水っぽさが抜けて、身がぎゅっとしまっています。糠の香りはちょっと燻製に似ているような。何らかのパーティーが始まってもおかしくないようなお味です。
ビールにも合うけれど、これはワインと食べたかった! 次は絶対ワイン買うぞ!
とはいえ、生ものを漬けるときは注意が必要。お刺身は新鮮なものを選び、清潔なガーゼで包んでくださいませ。野菜を漬けているぬか床と別々にすることもお忘れなく。
おわりに
最近の晩酌のお供はもっぱらぬか漬けです。昨晩はお豆腐のぬか漬けで芋焼酎をチビチビやってました。私も大人になったもんだ。
これからもどんどん漬けていきたいと思います。ぬか漬け楽しいー♡
(編集K)
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