いろいろ漬けよう! 変わり種ぬか漬けをご紹介2021.5.30(日)

コクハク編集部
更新日:2021-05-31 18:48
投稿日:2021-05-30 06:00
 まだまだぬか漬け生活を続けています。ダイコン、ニンジン、キュウリの定番以外にもいろいろ漬けてみましたのでご紹介します。

手間なしでゴボウと大豆をおいしく食べる

 最近ハマっているのが、ゴボウのぬか漬け。

 ゴボウ好きだけど、ささがきにするのが面倒なんですよね……。ぬか床はそんなズボラな私の味方。皮をむいてぶつ切りにしてレンジで3分チンし、完全に冷めてからぬか床に。あとは、ぬか床が何とかしてくれます。2日くらいが食べごろ。

 ゴボウの繊維質と米ぬかの発酵パワーが腸に来る! 便秘気味のときに食べると効果テキメン。小腹が空いたときにもいいですよ。歯ごたえがあるので満腹感を得られるし、腹持ちもバッチリです。

 大豆のぬか漬けもいいですよ。水煮の大豆をお茶パックに入れてぬか床にイン。イソフラボンの効果を期待して積極的に食べたい大豆ですが、調理するといったって煮物とかせいぜいキーマカレーぐらいしか思い浮かばないじゃないですか(料理スキル“ゼロ”なんです……)。かといって、そのまま食べるのは味気ないし、そもそもおいしくない気がする。

 ですが、ぬか床に入れておけば、ほんのり塩味に。何かしなくてもおいしくなるんだから、ぬか床すごい。

ドレッシングにリメイクすれば漬けすぎちゃっても大丈夫

 ぬか床インした食材は見失わないように注意していても、行方不明になってしまうことってありますよね。

 ようやく見つけたと思ったら、クタクタのしにゃしにゃ(しなしな、ともいう)になってて、そのまま食べるのはちょっと……というときにおススメなのが、ドレッシングへのメタモルフォーゼ(笑)。

 ざっくり刻んでオリーブオイルと好みのお酢と胡椒、バジルやパセリを加えます。お好みで粉チーズを入れてもOK。

 写真の野菜はタマネギとキュウリとダイコンです。めちゃめちゃ小さくしぼんでいました。気づいてあげられなくてごめんね。

 あっという間に食べるドレッシングとして生まれ変わります。

 野菜on野菜で体にも優しいはず。塩分が気になるけれども(苦笑)。

知ってしまった禁断の味「サーモン&ホタテ」

 ネットのおススメレシピを見て半信半疑で漬けてみたのが、サーモンとホタテ。

 生の海産物をつけちゃうの? 大丈夫? と不安だったのですが、よく考えたら福井県の名産「へしこ」は塩漬けした青魚をさらに糠に漬けたものなんですよね。よっしゃ、イケるで!

 結論、めっちゃおいしい。もう普通のサーモンとホタテには戻れません。

 スーパーで売ってるサーモンとホタテを一晩ぬか床に入れただけで、なんともまあおしゃれな味に。水っぽさが抜けて、身がぎゅっとしまっています。糠の香りはちょっと燻製に似ているような。何らかのパーティーが始まってもおかしくないようなお味です。

 ビールにも合うけれど、これはワインと食べたかった! 次は絶対ワイン買うぞ!

 とはいえ、生ものを漬けるときは注意が必要。お刺身は新鮮なものを選び、清潔なガーゼで包んでくださいませ。野菜を漬けているぬか床と別々にすることもお忘れなく。

おわりに

 最近の晩酌のお供はもっぱらぬか漬けです。昨晩はお豆腐のぬか漬けで芋焼酎をチビチビやってました。私も大人になったもんだ。

 これからもどんどん漬けていきたいと思います。ぬか漬け楽しいー♡

 (編集K)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

フード 新着一覧


豚バラともやしを重ねて蒸すだけ!食欲そそる夏☆満足おかず
 梅雨も明けて、すっかり夏ですね。暑い日はコンロの前に立つ時間を短くしたいもの。今回は「重ねるだけ」で簡単に作れる猛暑に...
ぐっち夫婦 2020-09-27 11:52 フード
白ワインと一緒に 「夏ヒラメと薬味野菜のカルパッチョ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・新橋のフレンチ「ボワ ヴェール」の川口かず...
「オカヒジキ、ヤリイカ、タラコの和え物」食感がクセになる
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・押上のワインビストロ「CLOUD NINE...
味噌が香ばしい「冷や汁」 真夏にぴったりな宮崎の郷土料理
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は宮崎市の板前料理店「福重」の福重浩さんに、宮崎の...
晩酌が華やぐ「枝豆の醤油煮」と「谷中生姜のもろみ揚げ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・向島の老舗料亭「櫻茶ヤ」の添野光二さんに、...
甘くてまろやか「ニンジンのポタージュをかけた茶碗蒸し」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・新橋のフレンチ「ボワ ヴェール」の川口かず...
組み合わせの妙!ハイボールに合う「酢飯納豆の春巻き揚げ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・門前仲町のミシュランにも掲載された割烹「ふ...
「夏野菜の冷製カレー風味」ちゃちゃっと本格志向の晩酌!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・押上のワインビストロ「CLOUD NINE...
「夏野菜のみぞれ和え」皮ごとおろして大根の辛さを味わう
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は宮崎市の板前料理店「福重」の福重浩さんに、涼を呼...
おうち料理が料亭に!日本酒が進む「アユの大葉酢あんかけ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・向島の老舗料亭「櫻茶ヤ」の添野光二さんに、...
「モツイタリアン」仕上げに日本酒でフランベする理由は?
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・お花茶屋にある居酒屋「東邦酒場」の遠藤泰典...
「鶏のイタリア風チャーシュー」最後のひと手間でプロの味
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・六本木ヒルズにあるイタリアン「オッジ・ダル...
2度美味しい 「鳥と大根スープ煮」からの「冷麺風そうめん」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・門前仲町のミシュランにも掲載された割烹「ふ...
カルパッチョ好き必見!おうちで作る「アジの和風タルタル」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・押上のワインビストロ「CLOUD NINE...
「イワシのうまみ焼き」味噌を加えてハラワタの苦味を堪能!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は宮崎市の板前料理店「福重」の福重浩さんに、イワシ...
夏!愛する果物とヨーグルトで簡単ひんやりデザートを作ろう
 もう間もなく夏本番。暑い日も増えてきましたね! 夏はついついアイスを食べてしまいますよね。そこで今回は、おうちで作れる...
ぐっち夫婦 2020-08-16 15:23 フード