「柿とストラッキーノチーズの白和え風」フルーツはお好みで

コクハク編集部
更新日:2022-10-14 06:00
投稿日:2022-10-14 06:00
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・渋谷のイタリアン「Petalo」の酒匂駿佑さんに、女性人気ナンバーワンの鉄板メニュー「柿とストラッキーノチーズの白和え風」のレシピを教えていただきました。

クリームチーズで代用を

 女性人気ナンバーワンのミルキーなフルーツのつまみです。

「小じゃれた名前より、イタリアン居酒屋のウチが出すんだから、“これがウチの白和えです”って言ったほうがしっくりくるなと。これは女性のお客さまが100%選ぶメニューです。作り方も簡単ですから、家でシャンパンと一緒にどうぞ」

 ストラッキーノチーズはミルクの上品な風味と酸味が特徴。チーズがフルーツの甘味を引き立たせ、より上品な味わいに。

「店では柿、ラフランス、いちじくなど季節によってフルーツを替えています。チーズにはちみつを加えるとなめらかになります」と酒匂さん。

 最近はネットなどでストラッキーノチーズも入手可能だが、家庭ではクリームチーズでの代用がおすすめ。サワークリームを加えてもいいでね。お試しあれ。

【材料】

・次郎柿 4分の1個(普通の柿の場合は大1個)
・ストラッキーノチーズ(クリームチーズ) 大さじ2
・くるみ(刻み・ロースト) 小さじ1
・はちみつ 小さじ1
・レモンの皮 少々
・塩 ひとつまみ

【レシピ】

(1)チーズを室温に戻す。

(2)ボウルに1のチーズ、はちみつ、おろし金ですったレモンの皮、塩を入れ、スプーンなどで混ぜる。

(3)2がペースト状になったら、一口大に切った柿をボウルに入れて和える。

(4)3を皿に盛りつけ、ローストしたくるみをかける。

本日のダンツマ達人…酒匂駿佑さん

さこう・しゅんすけ
 1994年、大分県生まれ。中学卒業後、地元の中華料理店でキャリアをスタート。姉妹店のサポートをきっかけにイタリア料理に魅了され、18歳でイタリアンに転向。18年の同店のオープンとともにシェフに就任。イタリアンの経験値と知識豊かな実力派。

ペタロ
 イタリア版大衆酒場をテーマに、最高級スライサーでカットした“口に入れるととろける生ハム”が人気。イタリアから取り寄せたトリュフや生ハムなど、生ハムだけで10種以上がメニューに並び、イタリアの郷土料理をベースにした日替わりのつまみにも定評がある。

東京都渋谷区渋谷3-21-3 渋谷ストリーム2F(渋谷駅16b出口直結)。

(日刊ゲンダイ2020年1月29日付記事を再編集)

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